11月1日、FIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表26人のメンバーが発表された。3月にワールドカップ出場を賭けた大一番のアジア最終予選・オーストラリア戦で2ゴールを決め、今季所属するブライトンでも好調を維持している三笘薫(25)や、最終予選で4ゴール2アシストの結果を残した伊藤純也(29)が順当に選出。
ベテラン勢からは、過去3度W杯を経験している長友佑都(36)と川島永嗣(39)。ブラジル大会、ロシア大会に出場した吉田麻也(34)などが選ばれた。ワールドカップは11月20日に開幕。日本代表の初戦は23日で、ドイツ代表と戦う。
ネット上では、目前に迫ったW杯のメンバー発表に盛り上がるいっぽう、スポーツ紙記者は「いままでの森保ジャパンのメンバーと代わり映えなく、サプライズはなかった」と冷静だ。
「メンバー発表の記者会見で森保一監督(54)は、重要視したポイントを『これまでの活動、そして今の選手の置かれている状況。ワールドカップでの戦いを見通したときに、総合的なベストをみた』と語っていました。
しかし概ね“これまでの活動”が優先された印象です。森保ジャパンで最多出場している南野拓実選手(27)は、所属チームのモナコでベンチ要員ですが選出。右ひざの靭帯を損傷している浅野琢磨選手(27)も『ワールドカップまでにトップパフォーマンスでプレーできる』と選ばれました。怪我前までも6試合0ゴールと結果を出していたわけではないのですが、浅野選手はこれまで森保ジャパンで重用されています」
実験的な選出もなかったようだ。
「セルティックに所属し、今季世界最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグの試合でも存在感を示していた旗手怜央選手(24)は選ばれませんでした。移籍金に40億円値が付くのではないかと英紙で報じられるほどの選手ですが、9月の代表選では招集されたものの出場時間はゼロ。試す価値はあったと思うのですが……。
総じて森保監督はこれまで“森保ジャパン”で目をかけてきた選手を順当に選んだといったところでしょうか。チームをまとめるうえで、慣れ親しんだメンバーはやりやすいのでしょう」
ワールドカップでは強豪との試合が待ち受けるなか、現在好調な選手を選ばない森保監督にファンからは不満の声があがったーー。
《代表メンバー学校で友達と見たけどめっちゃ順当やったね…旗手はやっぱり落ちたのか…》
《サプライズ無しで本大会でもサプライズ無しの案の定な結果だろな 森保らしい》
《森保らしい人選だな》
《森保お気に入りジャパンはウイイレだけにしろ()》