■具体的な不満と改善策を出すこと
話し合いというのは当然、前向きな解決に向かうための取り組みです。それなのに話し合いの際、具体的な不満も出さないし、具体的な改善策も出さないまま、なんとなく「また頑張ろう」「話聞いてくれてありがとう」と終わらせる夫婦やカップルがいます。
これはその場で仲直りが出来ますが、確実にまたケンカになります。
話し合いをおこなう際は具体的な不満と改善策を出し、次起きたらどうするかまで話し合う必要があります。それが出来ないと結局は再発防止策が感覚的になり、対策後も感情論になるからです。
人は夫婦など距離が近い関係になればなるほど「自分のことを分かってくれるはず」と期待し、“コミュニケーションが雑になる傾向”があります。「自分のして欲しいこと」「自分がされたら嫌なこと」などは言わないと分からないはずなのに、なぜか夫婦など家族なら「察して行動して欲しい」という期待になっていきます。
こうしたコミュニケーションのとり方では当然、上手くいきません。適切に不満と具体的な解決策を出し合う必要があります。
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