《早朝に手術を受け無事成功しました 不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります》
9月19日(現地時間)、大谷翔平(29)は自身のInstagramで手術成功を報告した。8月に右肘の靭帯の損傷が見つかっていた。
メジャー6年目のシーズンを投手として10勝5敗、打者として打率3割4厘、44 本塁打の成績を残した大谷。球界を代表するスター選手への批判が物議を醸している。
9月20日(現地時間)、スポーツ番組のコメンテーターやラジオ番組の司会などを務めているスティーブン・A・スミス氏が、米スポーツ局ESPNのスポーツトークショー番組に出演し、「オオタニは740億円の契約に値しない」といい、こう持論を展開した。
「ビジターの試合の際、オオタニが打者として出場している時だけでなく、投げている時でさえもスタンドに空席が山ほどある。どこのスタジアムも満杯にしていないし、エンゼルスは勝ってもいない。私なら彼にそんな額(740億)を払わない」
大谷をそう断じたスミス氏。その指摘は“的外れ”のようだ。
「大谷選手は打撃や走塁、守備、投球を総合的に評価して貢献度を表す指標の“WAR”でMLBトップの数値をたたきだしています。またエンゼルスの敵地の観客動員数はニューヨーク・ヤンキースについでア・リーグ2位となっています。そのためスミス氏の発言に批判の声が多数あがっています」(スポーツ紙記者)
スミス氏の大谷への問題発言は過去にも。前出のスポーツ紙記者が続ける。
「スミス氏は‘21年5月に『オオタニで大騒ぎしていることが理解できない。そんなにすごい選手じゃない』と発言し、物議を醸していました。
また‘21年7月には『MLBがテレビの視聴者数や、スタジアムの観客動員数を伸ばしたいと考えているならば、球界を代表する選手が、通訳を必要としていることは、助けにならないと思う』と発言し、SNS上で問題に。同日中にスミス氏は謝罪していました。
もともとスミス氏は大学時代、バスケットボールをプレーしていて、NBAの解説者を務めることも。野球はバスケほど詳しくないのかもしれません」
スミス氏の“大谷批判”はこれからも続くのだろうか。