■「想像の斜め上を行くヤバさだった」「ベガルタ仙台、クラブ自体腐ってて草」
これだけでは終わらない。《本件事案の鎮静化後に行われたベガルタ仙台のサポーター代表者とジュビロ磐田側の協議においても、サポーター代表者の不合理な要求に対して一切指導することもなく、本件試合日以降も、ジュビロ磐田からの書面による謝罪を繰り返し求めるなどの対応を続けた》との指摘が。さらに、当初はサポーターへの処分を行おうとしなかったということも明かされている。
サポーターの指導不足は《2023シーズン開始以降、ベガルタ仙台のサポーターによる横断幕の不適切な掲出、不適切な発言、侮辱的な行為などが繰り返し行われており、サポーターを適切に指導してこなかった》という文面でも糾弾されている。
ベガルタの公式サイトでも、懲罰に関するプレスリリースがアップされたものの、自身らの不適切な対応についてはほとんど言及がなかった。
ジュビロ磐田の選手によるゴールパフォーマンスが気に食わないとの理由で、サポーターたちがバスを取り囲んだり罵声を浴びせたりしたうえ、さらに協議の際には、クラブ側がジュビロに対して謝罪を求め続けたというベガルタ。このことが知れ渡ると、SNS上では大きな波紋を呼ぶことに――。X(旧Twitter)ではベガルタに対して厳しい声がこう上がっている。
《ベガルタ仙台やってることかなりやばくないか?ジュビロに謝罪を求め続ける?常識からかけ離れてるこんなチームを応援するスポンサーおる?》
《よく読むと相当やばい。「ジュビロ磐田に書面での謝罪を求めた」???ベガルタ仙台大丈夫か??》
《想像の斜め上を行くヤバさだった》
《ベガルタ仙台、クラブ自体腐ってて草》
《サポーターの暴走にクラブが打撃受けるの可哀想案件かと思いきや、ベガルタ仙台自体が終わっとるやんけ》
自身の公式サイトで《反省にもとづき、Jリーグとの協議のうえ、内部統制の体制強化や再発防止策を講じて、信頼回復に全力で取り組んでまいります》という声明を発表しているベガルタ。汚名返上なるだろうか?