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11月25日、野球解説者の“デーブ大久保”こと大久保博元氏(56)が自身のYouTubeチャンネルで、パワハラ疑惑が取り沙汰されている楽天・安楽智大投手(27)について言及。複数の後輩選手が安楽選手からのパワーハラスメントの被害を球団に訴えており、現在、自宅待機処分が下されている。

 

実際にどのようなハラスメントを行ったかは球団が調査中だが、後輩への暴言や罰金と称した金銭要求に加え、ロッカールームで倒立させた上で下半身を露出させるといったことが各メディアによって報じられている。

 

2012年から15年まで楽天に一軍打撃コーチや監督として携わってきた大久保氏。今回の動画で、安楽選手は監督就任直後の’14年のドラフト1位で獲得した選手であることから、「自分の息子とまではいかないまでも見守っていた」と思い入れがあると告白。

 

それ故か、安楽選手の人柄について「これじゃ安楽がもう悪い人間かというと、そんなことないんですね」と断言した上で、こう慮った。

 

「やっぱ兄貴分みたいなところがあって、後輩には活躍すれば何かを買ってプレゼントするとかって自腹を切ってね、身銭切って後輩たちをかわいがるっていうこともちゃんとしてた人間ですし」

 

続けて、「先輩としてね、本当は後輩に諭さなきゃいけない人間がそれを度を過ぎてしまったっていうことなんでね」とハラスメント疑惑について、指導の行き過ぎだったのではと推測。そして安楽選手に対し「やってしまったことは反省して、謝罪しかない。もう本当に大変申し訳ありませんでしたって。相手がそうとってしまったわけですから、もう謝るということで」「だからどんな判定がくだされようともね、それを全て受け入れてまたともに進んで行こうよ」とメッセージを送った。

 

思い入れのある“愛弟子”を擁護した大久保氏だが、自身もかつてハラスメントが報じられいた。

 

「西武ライオンズの2軍打撃コーチを務めていた’10年に、当時ドラ1で入団した菊池雄星選手に対しての暴行行為を理由に解任されています。その後、大久保氏が球団側に起こした裁判で、自主練習に遅刻したペナルティとして罰金を私的に徴収しており、それを拒否した菊池選手へ嫌がらせをしていたことが明かされています。

 

また、コーチ時は厳しい指導方針で知られており、楽天の監督就任時には、選手たちの間で恐れられていました」(スポーツ紙記者)

 

今回の動画で大久保氏は、自身の経験も踏まえて「実際にもちろんやってないこともあるし、出てる話の9割9分ぐらいは全然違う話で言っちゃってるのでね」と言及。さらに、パワハラの認識について「自分が正しくつっても相手の取り方によって正しくないことがたくさんあると。俺は正しいと思っておせっかい焼いたのに相手からしたら大迷惑だったっていうね」と振り返り、「若い選手たちもぜひそれは分かって」と正しい認識をするよう促していた。

 

安楽選手の疑惑についてはまだ定かではないが、ハラスメント問題を“相手の受け取り方もある”とした上で、“擁護”するような姿勢を見せた大久保氏には批判の声が続出している。

 

《パワハラ側に何を聞いても駄目なんですよね。人が良い悪いじゃない、被害者がどう思うか、人の気持ちを理解できるかってことてすから。それがわからない側の人間ですからね。でもデーブさんやっぱり色々あっても変わってないんですね》
《大久保さん、出てくると思ってました。大久保さんは過去に似たような事をやらかした人だから「パワハラは悪い事ばかりじゃ無い。本人に悪気は全く無い。愛故なんだ!」って言いたいんだろうけど、残念ながらそんな意見で世間の同意を得るのは到底困難だという感性を身につけて欲しいと以前より思ってます》
《大久保さんは菊池雄星へのハラスメントがあって西武を追われた人です。残念ながらパワハラ寄りの人間と言わざるを得ません。どんな弁明も安楽選手を助けるというよりもパワハラ加害者同士がかばい合ってると思われても仕方ないと思います》
《安楽のこと「悪い人間ではない」ってデーブ大久保が言うのお前が言うなオブザイヤー受賞ですよ》

出典元:

WEB女性自身

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