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《ファンの皆さん、野球関係者の皆さん。決断に時間がかかってしまい、申し訳ありません。私は、次のチームをドジャースに決めました》

 

12月9日、大谷翔平(29)は自身のInstagramを更新し、ドジャースと契約したことを明かした。

 

’23年最大の関心事となった大谷の移籍先。交渉が長期化したのには理由があった。

 

鍵となるのは、代理人業25年、数々の大型契約を結んできた大谷の代理人であるネズ・バレロ氏(60)。クライアントのため巨額のお金を動かしてきたバレロ氏だが、大谷は特別のようだ。

 

「バレロ氏は’17年のインタビューで、野球選手として大成するためには『いい育ちでいい人であることが重要』と語っています。この言葉どおり、気立てのよいメジャーリーガーの代理人を数多く務めてきましたが、大谷選手の“善人ぶり”は想像以上だったそうです。

 

大谷選手の人柄や考えにほれ込み、全身全霊をかけて、交渉に臨んでいたといいます」(在米スポーツジャーナリスト)

 

交渉球団に対して、冷徹ともいえる判断を下してきたバレロ氏だが、慎重に話を進めたのは、お金のためだけではなかった。メジャーリーグ評論家の福島良一さんは明かす。

 

「大谷選手に対するバレロ氏の熱は桁違いですね。大谷選手にとって、初めてのフリーでの契約ですし、長期契約になりますと、今回が最初で最後かもしれません。今後の野球人生を考えて、細部まで条件を詰めていることがうかがえます。

 

このように交渉に時間をかけているのは、バレロ氏が大谷選手にとって最善の契約をするために動いているからでしょう」

 

百戦錬磨のバレロ氏は特に大谷のどの部分にひかれているのだろうか。

 

「大谷選手は高校1年生のときに目標達成シートを作成しました。このときに“いい野球選手になるためには人間性が必要だ”と記しています。

 

そして人間性を磨くためには、“感謝”“継続力”“信頼される人間”“礼儀”“思いやり”“愛される人間”“感性”“計画性”が重要だと書いてありました」(前出・スポーツ記者)

 

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