12月19日、福岡ソフトバンクホークスへの入団が決まった山川穂高選手(32)。同日、福岡市内のペイペイドームで行った入団会見で、山川選手は黒のスーツとネクタイを着用。会見の冒頭は謝罪から始まるなど、異様な雰囲気だった。
山川選手は、不起訴処分にはなったものの今年5月に強制性交等の疑いで書類送検されている。そのため、今回の入団についても批判が集まっており、三笠杉彦取締役GM(49)は会見で「球団の問い合わせの窓口にもたくさんの声が届いております」と明かしていた。
そんな”異例”の雰囲気を、ソフトバンクホークスの公式Xも察したのだろうか。これまで公式Xが入団者を報告してきた投稿と、山川選手の入団報告の投稿にテンションの差がありすぎるとしてSNS上で話題になっている。
これまでの入団報告の投稿は会見のYouTubeや、自己紹介動画を添付。絵文字も使用され、賑やかな印象となるものが多い。
たとえば、昨年12月に、日本ハムからソフトバンクに移籍した近藤健介選手(30)を紹介する投稿は、《ようこそ、ホークスへ!入団会見を行った近藤健介選手。登場した時は緊張の面持ちでしたが…》《新たな鷹戦士に、これから応援をよろしくお願いいたします!#近藤健介#sbhawks》と綴られ、気持ちがこもっているように見える。
一方、19日に山川選手の入団を報告した投稿は《山川穂高選手(2023 年埼玉西武ライオンズ所属)が入団することとなりましたのでお知らせします。#sbhawks》と、確かに事務的な報告だけにとどまった印象を受ける。
また、日本ハムから移籍した長谷川威展選手(24)も最初は山川選手と同じようなシンプルな入団報告だった。しかし、入団会見が行われた日の夕方には《ようこそホークスへ!先日の現役ドラフトでホークス入りが決まった #長谷川威展 投手の入団会見が本日行われました!ファンの皆さまにメッセージです。会見の模様はYouTubeで》《威展と書いて「たけひろ」と読みます 応援よろしくお願いします!#sbhawks》と、熱量のある投稿がなされている。一方、山川選手については会見が終わった後も、新たな投稿はなかった。
このテンションの差にはファンたちも驚いたようだ。入団報告の差を比較した一般ユーザーの投稿には、相次いでコメントが寄せられている。
《ホークスに行ったのは事実だから公式アナウンスをしない訳にもいかない。という以上ね……感》
《広報担当の本音がにじみ出ている説() まあ歓迎ツイートやったら荒れる事を考慮しての結果かな》
《しゃーなし感すごいね》
《あからさますぎる》
《温度差ありすぎて風邪引くわ》
一方で、“獲得したのならちゃんと迎え入れるべき”との指摘も寄せられていた。山川選手は、ソフトバンクで今後どのような活躍を見せるのだろうかーー。