大谷翔平 韓国で水原氏の裏切りが発覚…真美子さんの言動が韓国人の心を打った理由《人生激変の3年間証言集・後編》
画像を見る 韓国遠征中に水原容疑者の違法賭博が発覚。多額の被害を受けたことが判明し、失意の大谷を真美子さんは笑顔で支えた

 

■真美子さんの知人は「大谷選手は今回、彼女の笑顔と明るさに救われた」と証言

 

昨年12月10日、大谷はドジャースと総額7億ドル(約1千15億円)の10年契約を結んだ。そして、今年2月29日に結婚を発表。3月15日、開幕戦のため韓国に移動する際、航空機の前で女性と並ぶ写真を撮影し、公式インスタグラムにアップ。妻が真美子さんだと明らかになった。大谷は韓国でも人気が高く、どんな女性が妻になるのかと関心が高かったという。

 

韓国の経済紙『マネートゥデイ』のキム・ソヨン記者が語る。

 

「フィアンセが派手な容姿ではなく、予想外でした。韓国では『芸能人ではなく、質素な人を選んだ大谷選手はさすがだ』という意見が大半を占めています。ソウル入りした後のドジャースの夕食会で、真美子夫人がリーズナブルなカバンを持っていましたよね。これが大きな話題となりました。

 

誠実に節約する姿、夫を大切にする気持ちが韓国人の心を打ったようです。大谷選手はとてもよい方と結婚をされたと感じています」

 

開幕戦での球場内での行動も真美子さんの株を上げた。

 

「奥さまはVIP席ではなく、一般席に座りましたよね。その素朴さ、謙虚さが韓国人にもとても好感を与えました。彼女からは特権意識を感じない。SNSで踊っている動画も評判を呼び、『性格もよさそう』と言われています。

 

大谷選手もインスタグラムに韓国語で『試合を見に来てください』と投稿しており、ファンを大事にしてくれていると感じました。今回の遠征で、韓国のファンはさらに増えたと思います」(キム記者)

 

大フィーバーのさなか、水原容疑者が違法賭博の常習者で、大谷の銀行口座から送金していたと明らかになった。その夜、彼は大谷に多額の借金を「肩代わりした」と口裏を合わせるように懇願。もちろん大谷は断固として拒否。これが、2人での最後の会話となったのだ。

 

“世界一の裏切り”が判明した翌日、真美子さんは高尺スカイドームの観客席でドジャース選手の夫人たちと笑顔で交流を図っていた。ソウルをたつ空港でも、一切暗い表情を見せなかった。

 

「彼女は責任感が強く、思いやりのある人なので、大谷選手のために何ができるかを常に考えているはずです。おとなしそうに見えますが、明るい性格です。友達の中ではムードメーカー的な存在でした。

 

カラオケに行くとタンバリンをたたいて場を盛り上げたり、アップテンポの歌を歌ったりして、輪の中心にいました。今回、気持ちが落ち込んでしまう大事件に巻き込まれたなかで、大谷選手は彼女の笑顔と明るさに救われたかもしれません」(前出・実業団時代の知人)

 

真美子さんの謙虚さは内面からも読み取れる。選手時代、入団後3年間の思いをこう吐露していた。

 

《周りはもうみんなすごい選手ばかりで、言われたことをできることが当たり前のレベルなんです。(中略)どんどんどんどん自信もなくなってくるし、今まで得意だったシュートも入らなくなるし……。すべてがマイナスに向いて、シュート1本外すだけでも気持ちが下がっていました》(’23年2月28日配信/富士通レッドウェーブ 公式note)

 

このような苦渋を味わったからこそ、同じスポーツ選手として、奈落に落ちた大谷の気持ちにも寄り添えたのだろう。高木氏が語る。

 

「真美子さんはスポーツにおけるメンタルの重要性は十分理解しているし、大谷の苦しさを紛らわすために話を聞いてあげられる。それが、今回の切り替えの早さにつながった面もあるでしょう」

 

全ては水原容疑者の過ちで、大谷は完全な被害者だった。不調に陥っても、大谷は「メンタルを言い訳にしたくない。そこも含めて技術。ここまで結果が出なかったのは実力」と水原容疑者のせいにはしなかった。高木氏はほかの点でも、大谷に感心している。

 

「ドジャース入団後のパフォーマンスや振る舞いを見ると、いち早く“自分のチーム”にしてますよね。メジャーでホームラン王やMVPを取っているとはいえ、移籍1年目ですし、元をたどれば日本から来た“ヨソモノ”でもある。

 

その壁を越えて、何年もチームにいるような雰囲気にした。遠慮せずに、プレーしやすい環境を自分でつくった。同時に、自分が世界一に導くという責任感も漂っている」

 

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