大谷翔平 韓国で水原氏の裏切りが発覚…真美子さんの言動が韓国人の心を打った理由《人生激変の3年間証言集・後編》
画像を見る 大谷の試合を真美子さんは連日、球場に愛犬デコピンと観戦している。“やんちゃ”なデコピンもすっかり懐いていた

 

■《一番楽しい瞬間は、苦しいことを乗り越えてきた仲間と一緒に喜ぶ瞬間》

 

大学、社会人でも野球を続けたが、プロになれなかった前出の山根さんは大谷に夢を託している。

 

「翔平は自分の好きなことを職業にできた一握りの人間です。僕も野球を続けたかったから本当にうらやましい。翔平は本当に野球が好きだし、野球のできる幸せを根底に感じているから、すぐに前を向いて活躍できたのだと思います。

 

これからも翔平らしく、何があっても周りを気にせず、ずっとプレーし続けてほしい。それが、僕ら同級生の夢でもあります」

 

くしくも、水原容疑者は3年前、大谷についてこう話していた。

 

《翔平はどんなマイナスの状況でも常に何かしらのプラスを生み出すというか、探している人なので。調子が悪い時もありましたが、それも本当に何か精神修行のような》(’21年12月24日配信/NHK WEB特集)

 

今後も真美子さんはデコピンと笑顔で大谷の試合を観戦し続けるだろう。そんな彼女のアスリートとしての愛あふれる人生訓がある。

 

《バスケットをやっていて一番楽しい瞬間は、苦しいことを乗り越えてきた仲間と一緒に試合をして、いいプレーができたときに一緒に喜ぶ瞬間》

 

“世界一の応援隊長”真美子さんの支えで想像を絶する苦難を乗り越えた大谷は、どんな重圧にも打ち勝てるはずだ。

 

「『チームのために頑張る』というスピリットを持つ2人は、家庭でもお互いを支え合うでしょう。本当に素敵な女性を選んだ大谷はメジャー史上6人目の40本塁打、40盗塁も十分可能です」(高木氏)

 

人生、何が起こるかわからない。しかし、谷が深ければ深いほど山頂は高くなる。巨額詐欺事件をも力に変えた大谷翔平がドジャースを世界一に導いた─今秋そう言える日が来るに違いない。

 

(取材:シリーズ人間班/文:岡野誠)

 

次ページ >【写真あり】今年3月、大谷は自らのインスタで真美子さんを初公開

【関連画像】

関連カテゴリー: