5月5日、「MLB.com」のドジャース担当記者・フアン・トリビオ氏がXで、大谷翔平(29)から送られたポルシェのミニカーを持ったデーブ・ロバーツ監督(51)の姿を公開した。
この写真に「豆の蔵元」と書かれた紙袋が映りこんでおり、SNS上では《豆菓子ですか。何であるのかな》《由伸が園ピーの差し入れかな??》と注目を集めていた。
「豆の蔵元」は、大阪府河内長野市に本店を構える豆菓子店で、大阪狭山市、吹田市、和歌山県橋本市にも店舗を構えている。大阪の豆菓子がロバーツ監督のもとに贈られた背景とはーー。「豆の蔵元」の松尾甲司社長に取材した。
「もうびっくりの一言です。関西に4店舗しかないような豆菓子屋の商品が、アメリカに渡って、それも世界的に有名な大谷選手の所属するチームの監督さんに届いているとは……。うれしいを通り越して、もう感無量としか言い表せません」(松尾社長、以下)
ロバーツ監督も食べた豆菓子の特徴とは。
「父親が始めたお店で、今年で創業38年目です。『“昔なつかしい豆菓子”と“創作豆菓子”を手作りにこだわって丁寧につくっています』がうちのコンセプトになっています」
いったいなぜロバーツ監督のオフィスに「豆の蔵元」の商品があったのだろうか。
「ロバーツ監督と、個人的な関係は全くないんです。ただ今朝、ある店舗から、連休前にうちの商品をまとめ買いされていったお客さんがいて、『これをスーツケースにいっぱいになるぐらい、詰め込んでドジャースにお土産で持っていくねん』と仰っていたと報告がありました。
おそらくその方が監督さんにお土産としてお渡しになられたんじゃないかなと思います。お客さんが好きな豆菓子を20種類選んで、ひとつの箱に詰め合わせることができる贈答用の“セレクト20個セット”という商品を5つ購入されていきました」
豆菓子を購入したのはどんな人物だったのか。
「お客さんのことなので、詳しくはお話しできませんが、よくうちの商品を買っていただいている方とのことです。監督さんにお渡しになられたぐらいですから、スタジアムの中に入れるぐらいのドジャースと関係の深い方なのではないかと思います」
ロバーツ監督のオフィスに置かれていた紙袋は“セレクト20個セット”がちょうど1つ入るくらいの大きさ。残りの4つのうち1つが大谷選手のもとに渡った可能性は――。
「それは全く、わかりません。ただ、もし大谷選手にうちの商品をたべていただいたのであればこんなに嬉しいことではないです(笑)」