《この度、現役選手を引退する決断を致しました。今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様 本当にありがとうございました》
5月9日、自らのInstagramで現役引退を発表したフィギュアスケーターの宇野昌磨（26）。続けて、《5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております》と綴った。今後の活動などについては、14日に行う記者会見で語るという。
五輪2大会メダリストや世界選手権2連覇など華々しい実績を持ち、日本のフィギュア界を牽引してきた宇野。突然の引退表明に《びっくりした》《まじか！？！？》と驚きが広がるいっぽう、新たな決断にエールも寄せられている。
フィギュアスケート男子元五輪代表の織田信成（37）は、同日に更新したXで《昌磨くん現役生活お疲れ様でした！》と投稿。《前回の世界選手権のSP演技は本当に美しくて、彼のスケートの完成形を観た気がしてました。いつ話しても謙遜ばかりするけど、努力を惜しまない・妥協を許さない姿を背中で魅せ続けてくれた漢です》と、仲間を讃えた。
今後の歩みに注目が集まる宇野だが、引退にあたっては“前兆”も囁かれていた。先月30日には前所属事務所との契約が満了し、松岡修造（56）や浅田真央（33）らが所属するヒーローズマネジメント株式会社への移籍を発表したばかりだ。
そのため、ニュースサイトのコメント欄やSNSではこんな声も上がっている。
《宇野くん、やっぱり引退か》
《あー予感はしてたけどしんどい。宇野昌磨引退か、しんどい。ほんとにしんどい》
《なんとな～くシーズン中から感じるものがありましたけどね。 結婚…するのかな？》
「移籍した事務所には、交際を公表している恋人の本田真凜さん（22）も所属しています。真凛さんも今年1月に引退会見を行い、現在はプロスケーターとして活動の場を広げています。
彼女の場合は“大学4年生のタイミングで競技の場から離れる”と決めていたといいますが、宇野さんには少し前に予兆を感じるものがありました。4位に終わった今年3月下旬の世界選手権で、『自分ともう一度向き合いたい』と引退を示唆するようなコメントをしていたのです。
さらに引退発表の前日には、自らのYouTubeチャンネルを『再始動』として約8カ月ぶりに更新していました。おそらく、引退を見越しての移籍だったのではないでしょうか。新事務所は活躍するフィールドも多岐にわたっており、真凛さんとの共演も期待できそうです」（スポーツ紙記者）
新天地での活動のみならず、恋人との将来にも注目が集まる宇野。記者会見では何を語るだろうか。
