30日、メッツ戦の最終打席では第14号ホームランを(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ) 画像を見る

5月30日(日本時間)、メッツ戦で10試合、46打席ぶりとなるホームランを放った大谷翔平選手(29)。不調が続いたなかでの一発に、久しぶりの笑顔を見せていた。

 

そんな大谷の活躍を、誰よりも喜んでいる人物がいる。大谷の地元・岩手県奥州市が設立した「大谷翔平選手ふるさと応援団」の元顧問、立花公夫さん(83)だ。

 

「翔平君が小学校に通っていたときから20年以上、毎朝スクールガードをやっています。小学校のころは、友達を後ろから突っついたり、からかったり、そんな少年でしたが、想像以上のスーパースターになった。ベンチでのいたずらっぽい姿をテレビで見ると、当時を思い出しますね。彼の活躍が大きな楽しみです。元気をもらえます。長生きの秘訣でしょうか」

 

応援団の活動の目玉となるのは、大規模な打ち上げ花火。

 

「日本ハム時代の背番号11と、今の背番号の17を合わせた11月17日には、3年連続で本格的な花火を上げています。20分間で100万円ほどかかりますが、『勇気や希望をくれてありがとう』という翔平君への思いを込めて続けています」(立花さん)

 

立花さんは、今も地元で暮らしている大谷の母・加代子さんとも親交が深い。

 

「私が山で山菜を取って、『お母さん、こういうの食べる?』って言うと、『はい、去年もいただきましたから、いただけるなら、いただきますよ』と言って、喜んでもらってくれます。昔から態度は全く変わらないですね」

 

大谷の結婚発表を受け、地元は大盛り上がり。立花さんは、加代子さんにお祝いの言葉を伝えたという。

 

「お会いしたときに『よかったですね。いい方と一緒になりましたね』と言ったら、『はい、いい子、いい子ですよ!』と本当にうれしそうに返してくれました」

 

真美子さん(27)との嫁姑関係も良好そうな加代子さんだが、最近は“英才教育”に励んでいるようで――。

 

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