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「4番の大山を筆頭に、昨年の日本一メンバーである佐藤、ノイジーなど主力が軒並み打てていないことが響いています。交流戦期間中には木浪が死球で肩甲骨を骨折。交流戦が明けても近本、中野の機動力コンビが揃ってスランプに陥ってしまいました。手を打てない岡田監督の不満は募る一方です」(球団関係者)

 

1985年以来の日本一に輝き、今年は球団史上初の2年連続日本一を目指したはずの岡田彰布監督(66)率いる阪神にどうも元気がない。

 

「やることなすこと全てが上手く回った去年とは違って、今年の岡田阪神はリードしていても勝ちきれない試合が多い。岡田監督は勝っていればご機嫌ですが、負けが続くと周囲に八つ当たりしてしまう性格は第一期阪神監督時代、その後のオリックス監督時代と何ら変わりません。

岡田監督は久々の球界復帰で、かつ阪神も強かったということもあり、去年はメディアに対しては、柔和な応対でした。取材者側も第一期監督時代のように、血気盛んだった昔の番記者のようなキツい人もいない。それゆえ、今年のふがいない阪神に、不振の理由を恐る恐る探る番記者と、言い訳したくない岡田監督の間に溝が生じているのは事実です。岡田監督が“取材拒否”など過剰反応してしまう場面が増えました」(球団OB)

 

トラブルは6月の交流戦期間中にも発生していた。

 

「痛い敗戦があったある試合後、岡田監督は取材には応じたのですが、番記者たちとの会話の中で『お前ら、俺の仲間とちゃうんかよ、え~』と突っかかってきたそうです。話が進むうちに『記者の顔が巨人、広島、DeNAにしか見えへんのや、おーん』と嫌味をつぶやいたとか。勝てなかった理由をどう自己分析しているのか聞きたかった番記者たちも『あの言い方はないよな…』と困惑するほかありませんでした。

 

在阪メディアは岡田監督の取材対応が終わるとすぐさま一問一答を各社分担で書き上げて共有。ネット記事としてすぐに配信しますが、当該部分だけは自主的に“カット”されています。今の阪神の番記者たちは、岡田監督の顔色をうかがってばかりです。これでは熱心な阪神ファンに現場の実情を伝えられているのか疑問が残ります」(在阪テレビ局関係者)

 

阪神にまた光が戻ってくる日は来るのか――。

出典元:

WEB女性自身

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