■「子供ができるまで本当に孤独だった」
もともとメジャーリーグの妻、なかでも超有名球団であるドジャースの選手の妻となれば、その重圧は計り知れないものだという。
6月27日、大谷の同僚であるフレディ・フリーマン選手(34)の妻、チェルシーさん(33)は自らのSNSで、フォロワーから“メジャー妻”の大変さについて聞かれた。《予測不可能》とまず返答したうえで、こう続けた。
《華やかなのはごく一部。大半は真逆。スケジュールは厳しくてヘトヘトになるし、夫へのプレッシャーで毎日ナーバスになる》
《彼ら(夫たち)は遠征に行って(自宅に)いないし、大抵(の妻たち)は家族や友人と遠く離れて暮らしている。彼らは1シーズンで162試合あって》
「フリーマン選手は11年間、ブレーブスに所属し、一昨年、1億6千200万ドル(約260億円)の6年契約でドジャースに移籍してきた超一流選手です。’14年に結婚したチェルシー夫人は’16年に第1子を出産。現在は3人の男の子の母でもあります。《子供ができるまでは本当に孤独だった》という彼女の回答は“メジャー妻”の本音なのでしょう。水原被告の詐欺事件や新居報道など“メジャー妻”1年目から苦難が続く真美子さんにも、その思いを伝えたかったのかもしれません」(前出・在米ジャーナリスト)
7月16日、大谷はテキサス州アーリントンで開催されるオールスターに4年連続4度目となる出場が決まっている。『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんは言う。
「確実に注目が集まるのが、前日に行われる『レッドカーペットショー』です。毎年、選手と夫人やパートナー、家族がフォーマルな服装で歩き、ファンと交流します。ファンへの感謝を込めて、新婚の大谷選手と真美子夫人がともに歩く姿は誰もが見たいでしょう。過去の日本人メジャーリーガーではイチローさん、田中将大投手、ダルビッシュ有投手、菊池雄星投手が夫人と登場しています。このイベントに、もし真美子さんが現れなければ、大谷選手が“守らなければいけない”さらに別の理由があるのかもしれませんね」
30代となった大谷は、レッドカーペットでも野球でも私たちをさらに魅了してくれることだろう。