大谷翔平 “父と約束”した全力疾走が激減の異変…身体を労るようになった「理由」
画像を見る 連続出塁記録を伸ばしている大谷翔平

 

■栗山監督に出された“全力疾走”禁止令

 

その言葉どおり、大谷は、全力疾走を大切にしてきた。

 

日本ハムファイターズ入団前、憧れの人物に元日本ハムファイターズの稲葉篤紀さん(53)をあげ、その理由を「グラウンドに落ちているゴミがあれば拾い、全力疾走もする。選手だけでなく人間として尊敬する」と語っていた。

 

’17年には、当時監督だった栗山英樹さん(64)に、右足首を痛めていた大谷が、全力疾走を禁止されたことがある。

 

しかし、大谷は試合で全力疾走。栗山監督は、「足が折れてもセーフになろうという選手」と評したうえで、禁止令を破ったことを説教していた。アメリカに渡ってからも全力疾走していた大谷だが――。

 

「今シーズンに入って、大谷選手がアウトになる可能性が高い内野ゴロを打った際に、全力疾走しない場面をたびたび見かけるようになりました。

 

これは数値にも表れていて、打ってから一塁ベースに到達するまでにかかる平均時間が、昨年は4.20秒だったのが、今年は4.51秒(4月18日時点)で、ずいぶんと遅くなっています。

 

ドジャースには、選手の健康を管理するスタッフがたくさんいて、アドバイスされたのでしょう。大谷選手はもちろん誰よりも勝ちにこだわっているのでしょうが、そのなかで、できるだけ体をいたわりながらプレーしているように思えます」(前出・友成さん)

 

大谷が父との約束を初めて破ったのには、理由が――。

 

’26年3月に放映がスタートしたキリンプラズマ乳酸菌のテレビCMで大谷は、「家族ができて、守りたいものができて、もう自分の体調が自分だけのものじゃないっていうか。だから、信じられるものしか選べないなって思います」と述べていた。

 

大谷の“方向転換”を前出の友成さんは、こう推察する。

 

「大谷選手は、今シーズンに入ってすでに3度も死球を受けています。家族の心配も相当なものだと思います。メジャーリーガーは、けがや不振などで、いつどうなるかわかりません。そのため、自分の勇姿を、子どもの脳裏に焼き付けたいとみんな言います。こういった思いがあって、子どもたちを球場に連れてくるんです。

 

大谷選手も、娘さんを球場に連れてきていると報じられています。大谷選手がこれまで以上にけがを避け、選手寿命が延びるようなプレーをしているのは、家族のためでしょう」

 

大谷の決断を父・徹さんも支持している。’25年11月にドジャースがワールドシリーズ2連覇を果たした際に、「スポニチアネックス」の取材に対して、メッセージを寄せていた。

 

大谷の連覇を祝福したうえで、さらにこう綴っていたのだ。

 

《父親としての願いは一つです。ケガなく、健康で、最後まで自分の納得いく野球をやってくれれば、それで十分です。これからも応援しています。頑張れ、翔平!》

 

愛娘に一日でも長く野球をする姿を見せるために大谷は、自らの信じる道を進む――。

 

画像ページ >【写真あり】大谷と父・徹さん(他7枚)

【関連画像】

関連カテゴリー: