保険の最新ニュース
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民間保険に入る前に知っておきたい「精神疾患」への公的支援
2018/05/11 16:00「ゴールデンウイークが終わり、『やる気が出ない。五月病では?』と不安な方もいるかもしれません。うつ病などの精神疾患が増加というニュースを耳にすると、なおさらでしょう。'14年、精神疾患の患者数は約392万人にのぼり、'99年の約204万人から、15年間で約2倍と急増しています(厚生労働省)」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。環境が変化して、がんばった人ほど五月病になるそう。そんな精神 -
飼い犬が他人に危害で1,280万円…もしものための「ペット保険」
2018/05/04 16:00「先月、大阪地方裁判所は、ペットが暴走し通行人にけがを負わせたとして、飼い主に約1,280万円もの賠償金支払いを命じました。ペットは小型犬のミニチュアダックスフントです。散歩中に通りかかった柴犬に反応して暴走し、飼い主は思わず、リードを手放してしまいました。被害者はランニング中でしたが、飛び出してきた犬に驚いて側溝に転倒し、手首を骨折。10カ月通院し、今も手首が動かしにくい後遺症が残っているといい -
二重加入に注意、「自転車保険」入る前に知っておきたいこと
2017/12/08 11:00「すでに兵庫県、大阪府、鹿児島県、滋賀県などでは自転車保険加入が義務化されています。背景にあるのは、自転車事故による損害賠償額が、場合によっては“超高額”になってしまうことなんです。とくに'13年に兵庫県で起きた事故は、自転車保険を意識させる大きな出来事だったと思います。当時小学5年生の少年が、夜間走行中、62歳女性に正面衝突。女性は頭蓋骨骨折の重傷で、一命は取り留めたものの、意識が戻らなかった。 -
来年4月から埼玉、京都も…「自転車保険」義務化の背景は?
2017/12/08 11:00「全国平均で、自転車が関わる人身事故は交通事故全体の約2割。ですが埼玉県は3割と高く、自転車事故が多い県と言えます。にもかかわらず'16年の県内調査では、自転車保険の加入率は45%と半数以下にとどまっていたため、加入の義務化に踏み切りました」そう語るのは、埼玉県・県民生活部の職員。埼玉県は今年10月、自転車保険への加入について、これまでの努力義務から義務に引き上げる条例を公布した。施行は来年4月か -
うつ病などの休業リスクに備えて…公的支援や保険の活用法
2017/11/03 16:00「最近はうつ病などで、やむなく休業する人も増加中です。そんな背景もあり、“働けない”リスクに備える『所得補償保険(就業不能保険ともいう)』が注目されています。所得補償保険とは、入院や自宅療法などで働けないとき、加入時に設定した保険金が毎月支払われるというものです」こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。病気やケガなどで働けず収入が減っても、生活費や住宅ローン、子どもの教育費などは必要だ。と -
1年で契約件数50万件増!「少額短期保険」注目の理由
2017/09/29 11:00「最近、大手保険会社がターゲットにしていないようなニッチな分野で、『こんな保険が欲しい』という需要に応えた『少額短期保険』と呼ばれる保険が増えてきました。たとえば、ジャパン少額短期保険の『痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険』は、痴漢の被害を受けた際、あるいは、加害者だと疑われた際に、無料で弁護士に電話相談ができます。月々の保険料は590円で、事件直後の電話相談、交通費などの接見費用を含め、事件 -
相次ぐ社会保険“値上げ”ラッシュ…専門家が具体策を提示
2017/07/27 11:008月から、収入に応じて介護保険料の負担が変わる『総報酬割』制度が始まる。この制度が'20年度に全面導入されると、40歳から60歳では、公務員が加入する共済組合の保険料負担は、一人あたり平均1,972円増加し、7,097円に。大企業社員などが加入する健保組合は平均727円増加し、5,852円。中小企業などの協会けんぽは減額に。平均241円減って4,043円になる。'20年度の全面導入に向け、この8月 -
国民年金保険料も対象に!?社会保険料“値上げ”のこれから
2017/07/27 11:00「8月から、収入に応じて介護保険料の負担が変わる『総報酬割』制度が始まります。この制度が'20年度に全面導入されると、40歳から60歳では、公務員が加入する共済組合の保険料負担は、一人あたり平均1,972円増加し、7,097円に。大企業社員などが加入する健保組合は平均727円増加し、5,852円。中小企業などの協会けんぽは減額に。平均241円減って4,043円になります」そう語るのは生活経済ジャー -
LINEで保険金請求も…ユニークな「ペット保険」に注目
2017/07/06 11:00「いまやペットは子どもの数を上回るほど多くなっています。15歳未満の人口が約1,571万人('17年4月・総務省)に対して、犬猫合わせた飼育数は1,973万匹('17年1月・ペットフード協会)です。そんななか、『ペット保険』の加入者が増えています。契約件数は'12年末の約73万件から’16年末には約125万件と、4年間で1.7倍に増加しました('17年5月・富士経済)」こう語るのは、経済ジャーナリ -
保険・投信…“郵便局のサービス”拡大も専門家が注意点指摘
2017/06/29 16:00郵便局、とくにゆうちょ銀行が変わろうとしている。ゆうちょ銀行は、今年7月以降、投資信託を取り扱う拠点を大幅に増やしていく。「現在、投資信託を販売する『投資信託取扱局』は、全国に1,315局。これを100局増やして、1,415局にします。また、投資信託の販売はできないものの、相談に乗り、ニーズがあれば投資信託取扱局を紹介する『投資信託紹介局』が、現在は805局。これを、約20倍の1万6,686局に増 -
健康な人ほど掛金安く?専門家語る“新型の保険”
2017/06/22 16:00「『健康な人ほどお得』な保険は以前からありましたが、がん保険などにも広がっているのが最近の傾向。ただ、自分にとって本当に必要かどうか、よく吟味しましょう」そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。最近、“健康な人ほど、保険料が安くなる”と宣伝する保険が増えている。どんなものがあるのか、荻原さんが解説してくれた。■「健康年齢」で保険料が決まる「昨年12月に発売されたネオファースト生命の『カラダ -
一時金300万円も…「認知症保険」個性的な商品続々出る
2017/05/10 16:00「昨年3月に発売した認知症の治療を支援する『ひまわり認知症治療保険』等が、今年4月18日時点で契約件数が19万件に達しました。弊社の保険商品としては異例のヒットです」(太陽生命広報部)いま幅広い層で、認知症に特化した生命保険のニーズが高まっている。「昨年4月から『あんしん介護 認知症保険』を販売開始しましたが、今年3月末時点で目標契約数を1万件も上回っています。親の介護を経験した女性が夫に加入を勧 -
与党提言の「こども保険」、専門家からシステムに疑問の声も
2017/04/17 17:00「小泉新次郎氏を中心とする自民党の若手政策集団が、先月『こども保険』の創設を提言しました。提言によると、こども保険は公的保険で、介護保険と似ています。介護保険は、介護にかかる費用を介護保険料とし、健康保険に上乗せして徴収して、集めた資金で介護サービスの利用料を補助しています。こども保険も同様に、社会保険に上乗せして保険料を徴収し、集めた資金を就学前の子どもがいる家庭に支給するようです」こう語るのは -
定期保険加入、ちょっと待った!来春以降の生命保険料事情
2017/04/07 17:00「来春『標準生命表』が改定されて、影響を受けるのは、“掛け捨て”の死亡保険の保険料。これは安くなります」こう語るのは、ファイナンシャルプランナーで「家計の見直し相談センター」代表の藤川太さん。標準生命表とは、性別、年齢別の平均寿命(死亡率)などをまとめたもの。生保各社が加盟している公益社団法人「日本アクチュアリー会」が、保険料の算出基準となる標準生命表を来春、11年ぶりに改定する見通しだ。改定の理 -
「社会保険の加入対象拡大」でパートの働き方どう変わる?
2017/03/29 06:00「4月から、パート勤務の社会保険への加入対象がさらに広がります。もともと昨年10月、従業員501人以上の企業で、週20時間以上働き、年収が106万円以上などの条件を満たす方に、社会保険の加入が義務化されました。これが今年4月からは、従業員500人以下の企業でも、労使(企業と労働組合など)が合意すれば、社会保険に加入できるようになります」そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。社会保険に加入 -
がん保険に入る前に知っておきたい“先進医療特約”という選択
2017/03/22 12:00もしもがんになってしまったら、もしも夫がいま突然死んでしまったら……。年をとるたびに不安は増えるいっぽう。その“もしも”のときに金銭面で助けとなってくれるのが「保険」だが、あまりにもお金をかけて家計を圧迫していませんか?そんな人は、加入している保険を見直して、保険料のスリム化をはかろう。「定期保険同様、生保の定番は医療保険。でも、医療費に関しては、公的保険で大部分がカバーできるので、病気になるリス -
旅行中雨に降られても保障…ピンポイントでユニークな「少額短期保険」とは
2017/03/22 12:00「『少額短期保険』は文字どおり保障額が少額で、保険期間が短期の保険です」そう話すのは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さん。保険の定番といえば医療保険や死亡保障。柏木さんがいう「少額短期保険」はあまり聞き慣れない保険だが、非常にピンポイントでユニークなものがそろっているという。「コンサートチケットを購入しても、当日、急用やインフルエンザなどでいけなくなってしまった場合にチケット代を保障してくれると -
低利率の時代…個人年金保険よりも優先すべき金融商品とは?
2017/03/22 06:00「個人年金保険は、20年、30年かけて積み立て、60歳以降に受け取るという老後のための商品です。以前、予定利率の高かったときに加入した人はせっかく積み立ててきた“お宝保険”のため解約は勧められません。ただ、低金利の現在は、新規加入者は減っています」そう話すのは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。個人年金保険はまず、「定期」と「終身」の2種類に大きくわけることができる。「定期の場合、積み立 -
中年以降は負担額増も…「実費型医療保険」の長所と短所
2017/03/20 17:00最近、テレビCMなどで「実費型医療保険」という言葉を耳にする機会が増えた。実費型医療保険は「実際にかかった医療費」を保障する保険。保険料は安く、合理的に見えるが、本当に安心でお得な商品なのだろうか?そこで、実費型医療保険のメリットとデメリットについて、代表的な実費型医療保険であるソニー損保の「Zippi(ジッピ)」を例に、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた。【1】入院治療費の3割を保 -
介護保険選びの前に…知っておきたい“公的サービス活用”の道
2017/03/17 17:00日本人女性の平均寿命が87.05歳なのに対して、健康寿命は75.56歳。これは、死ぬまでの約12年間は何かしら日常生活に制限があるということ。すると、どうしても気になるのが介護のお金。「たとえば『50歳で加入し、月々約4,000円の保険料を支払えば、将来に介護認定された段階で一時金500万円が支払われる』というような介護保険商品が、各保険会社で売り出されています」そう話すのは、ファイナンシャルプラ -
「がん保険の落とし穴」にはまらないための基礎知識5
2017/02/22 17:00「複数の保険会社で商品の設計などに関わってきた専門家が『大半の保険はストーリーの力で売られていると思います』と話していました。がん保険なら『2人に1人ががんになる』時代、保険で備えなければ大変なことになるかも?というストーリーです。テレビCMなどを見て『もし私ががんになったら……』と不安な気持ちになる人もいるでしょう。しかし、あくまで“お金を用意する一つの手段”として冷静に見る必要性を感じます」こ -
ベストな加入時期は? 年齢別「がん保険との付き合い方」
2017/02/22 17:00「『国立がん研究センター』が年齢ごとに将来的にがんになる確率をまとめています。たとえば40歳の女性が10年後にがんに罹患する確率は、4%ほどです。50歳の場合でも25%の人が、30年後、つまり80歳になってがんになるのです。年齢によっても、がん保険の必要性は変わってくるでしょう」こう語るのは、『生命保険は「入るほど損?!」』の著者で、「保険相談室」代表の後田亨さん。「2人に1人が罹患する」……国民 -
専門家に聞くがん保険との付き合い方「まずは公的制度をベースに」
2017/02/22 17:00「がん保険に終身で加入して“やめられない”と思っている人、また加入を検討中の人は、まずは公的制度をベースに考えてみてください」こうアドバイスするのは、ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。「2人に1人が罹患する」……国民病ともいわれるがん。でも、怖いからといって、特約、特約……と何重もの保険をかけてはいませんか?「健康保険に加入していれば、高額療養費制度を利用できます。これは、保険適用内の医療 -
生稲晃子さん 乳がん闘病7年で知った「がん保険のありがたさ」
2017/02/19 06:00「乳がんが見つかって、もう7年目に入りました。それでも3カ月に1回は乳腺外科、そして半年に1回は婦人科と再建手術の経過観察のために整形外科に通っています。薬代や検査代で、どんどん1万円が消えていく……。がんは、本当に長く付き合う病気だから“保険に入っててよかった!”と思えます」そう語るのは、乳がんサバイバーであり、『右胸にありがとう そしてさようなら』の著者もある、生稲晃子さん(48)。’11年3 -
外貨建て保険や分配型投信…人気商品にもデメリットが
2017/01/26 12:00「銀行の窓口で保険を勧められたことはありませんか。今、銀行では『外貨建て保険』の売れ行きが好調です。外貨建て保険とは、月々の保険料や受け取る保険金とその運用を、アメリカドル(以下、米ドル)やオーストラリアドルなどの外貨で行うものです。また、外貨建て保険以外では、毎月分配金が出る分配型投資信託は、『年金代わりになる』と高齢者に人気があります」そう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。利回りのよ