シリーズ人間の最新ニュース
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イモトアヤコ、三浦雄一郎…「山の夢」をかなえる国際山岳医
2018/11/11 11:00「やった……。なんとか……ヒマラヤ、自分の足で立ちましたぁ」息も絶え絶えになったイモトアヤコは、その瞬間の表情を視聴者に届けるべく、顔全体を覆っていた酸素マスクをかなぐり捨てた――。現在も高視聴率を誇る人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が、'13年秋に敢行したヒマラヤ山脈のマナスル登山(登頂まで約1カ月間。標高8,000メートル)のクライマックスシーンである。折しも登山ブームが盛 -
「登山ブームで命を守る」国際山岳医・大城和恵さんの闘い
2018/11/11 06:00登山ブームといわれて久しい。週末になると、若者から高齢者まで自分たちのスタイルで、山を楽しんできた姿を電車などで見かける。山の魅力を知ってほしいからこそ、“山の主治医”は講演などで、初心者にも山の危険性や怖さを教えている。「遭難なんて自分には関係ないと思っている人が少なくないんですね。でも山の高さや登山経験に関係なく、誰にでも起こりうることです。私は、山で助かる命をひとつでも多く救いたいんです」大 -
中澤裕子 いまだからいえる「モー娘。」時代の“武勇伝”
2018/11/04 06:00'98年のメジャーデビューから今年で20年を迎えた人気アイドルグループ「モーニング娘。」中澤裕子(45)はその第1期メンバーで、記念すべき初代リーダーを務めた。そんな彼女はいま、東京から遠く離れ、福岡で暮らしている。彼の地でレギュラー番組を6本も抱える売れっ子ぶり。最近では彼女のことを「福岡の女帝」と呼ぶ口さがない業界関係者もいるほどだ。「福岡に来たのは、そもそも主人の仕事の都合なんです」(中澤・ -
中澤裕子「モー娘。45歳」の福岡“公園デビュー”生活!
2018/11/03 16:00「リーダー」と呼ばれたころは「鬼のようだった」と、自分でも思う。数々の“武勇伝”も、過酷なアイドル業界で、自分だけでいっぱいいっぱいだったから、とも――。母になり、福岡に移り住んだいまはとっても穏やかだ。もうひとりじゃない。夫がいて、何より大切な子どもたちがいる。“公園デビュー”=「子育ての日常」で、子どもたちにとっていいママでありたいと思うから、強くなれる、優しくなれる――。'98年のメジャーデ -
K-POPアイドルからオファー殺到!仲宗根梨乃さん語る”振付師の矜持”
2018/10/26 11:00マイケル・ジャクソンに憧れた少女がLAに渡り、いつしか韓国へと導かれ、東方神起、少女時代、SHINeeとK-POPのスターを次々と振り付けることになった。「沖縄の海ってLAとつながっているんですよ」と、故郷・沖縄の浜辺で、天真爛漫に笑って言う仲宗根梨乃さん(39)。その海は韓国にも当然、つながっている。広い海と青い空の下で、梨乃さんのダンスは沖縄とLAと韓国を“チャンプルー”したかのように輝いてい -
K-POPの振付師「東方神起の愛、ファンに届けます!」
2018/10/26 06:00ホットパンツから伸びるスラリとした長い脚が、軽快なリズムに乗って絡み合う。メンバーが一糸乱れずクルリン、クルリン、アップテンポで美脚を回してステップを踏む――。K-POPのガールズグループ「少女時代」を、日本人に圧倒的に印象づけた大ヒット曲『Genie』。その“美脚ダンス”は、8年たった今でも記憶に鮮明だ。「とくに美脚効果を狙ったわけではなくて、感覚で作った振付でした。なのに、すごい反響だったから -
執刀医の胸をうった 天皇陛下と美智子さま「病室での会話」
2018/10/19 11:00天皇陛下の執刀医・天野篤さん(順天堂大学医学部附属順天堂医院院長・63)が本誌に独占告白! 陛下の泰然たるご様子と美智子さまの「献身」……。6年前の心臓手術の“舞台裏”がいま明かされる。2012年2月18日。東京大学医学部附属病院・入院棟14階の特別室をあとにした陛下は、美智子さま、黒田清子さんに見送られるようにして、午後9時24分、手術室にお入りになった。手術を担当したのは東京大学と、順天堂大学 -
天皇陛下の執刀医、初めて明かす6年前の心臓手術の舞台裏
2018/10/19 06:00「天皇陛下はご自分の足で、歩いておみえになりました。そして、緊張した面持ちで整列していた医師やスタッフ、一人ひとり、全員にお声をかけてくださった。それは、とても印象的な光景でした」すべての人に分け隔てなく――それは、私たち国民には見慣れたいつもの天皇陛下のお姿だった。ただ、その場所がこれからご自身の心臓手術が執り行われる、手術室という一点を除けば……。2012年2月18日。東京大学医学部附属病院・ -
父・奥田瑛二が女優・安藤サクラを鍛えた「『夕鶴』特訓」
2018/10/13 06:00映画『万引き家族』で演技が世界的に評価された女優・安藤サクラさん(32)が、ついに連続ドラマ小説『まんぷく』(NHK)に主演として登場した。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、サクラさん。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。「サクラが3~4歳のころ、彼女を見ていて、確信したの。ああ、この子は女優になるって」こう語るのは、サクラさん -
家族が語る、安藤サクラ「異次元の能力」開化教育
2018/10/12 06:0010月1日にスタートした、NHK連続ドラマ小説『まんぷく』。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、女優の安藤サクラさん(32)。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。21歳で父・奥田瑛二さん(68)が監督した映画『風の外側』でデビューしたサクラさんは、数々の女優賞に輝き「異次元の能力の女優」との呼び声も高い。今年5月、カンヌ映画祭でパ -
『まんぷく』撮影の安藤サクラを癒す、父母の“特製ハウス”
2018/10/11 06:00映画『万引き家族』で演技が世界的に評価された女優・安藤サクラさん(32)が、ついに連続ドラマ小説『まんぷく』(NHK総合)に主演として登場した。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、サクラさん。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。「朝ドラ、ヒロインのオファーが来ちゃった」サクラさんが、おどけた調子で両親に打ち明けたのは、昨年の秋ごろ -
前川清 “0.1トンの娘”侑那に「死なない程度に太れ!」
2018/09/30 06:00東京・渋谷のライブハウスSHIBUYA CYCLON。6組のバンドが登場するイベントのトップを切って登場したのが、「Dire Wolf(ダイアーウルフ)」の2人だった。ボーカルを務めるのが「Yu」、ベースは「Shisyo」。2人とも3桁の体重を誇る超重量級ユニットだ。ビートに合わせて大きな体で激しく踊るYu。2人の奏でる音楽に、お世辞にも多いとは言えないものの、十数人のコアなファンが腕を振り上げて -
前川清 デビュー目指す娘・侑那の将来に「無理でしょ」
2018/09/29 16:00東京・丸の内のライブレストラン、コットンクラブのステージに立つ歌手・前川清(70)。この日は「My Favorite Song Live 2018~Oldies~」と銘打ったコンサート。なじみのスーツを脱ぎ捨て、虎の刺しゅうが施されたサテンのシャツにサングラスというロックないでたちで、青春を彩ったエルビス・プレスリーやクリフ・リチャードの名曲を軽快に歌い上げた。前川は、'69年に「内山田洋とクール -
“ママアナ”赤江珠緒 産休復帰決めさせた両親と博多大吉の言葉
2018/09/23 06:00夢だったアナウンサーとしてがむしゃらに働き続けていたら、30代が終わりかけていた。「そういえば私、子どもが欲しかったんだ」。スタジオを離れてかなえた、出産というもうひとつの夢。スタジオに、もう自分の居場所はないと思っていた。でもリスナーは、現場は、彼女を待っていた。揺れる彼女へかけられた“ある一言”が、彼女を「ママアナ」へと進化させる。「午後1時になりました。いかがお過ごしでしょうか」東京・赤坂に -
赤江珠緒語る過去 スパルタ親への感謝、面接では“下ネタ”を
2018/09/22 16:00TBSラジオ『赤江珠緒 たまむすび』(毎週月〜木・午後1時〜)のパーソナリティを務めるフリーアナウンサー・赤江珠緒さん(43)。100期以上連続で、聴取率1位を独走中のTBSラジオのなかでも、『たまむすび』は高聴取率ランキングの常連。『スーパーモーニング』や『モーニングバード』(各テレビ朝日系)で朝の顔だった赤江さんが、この看板番組を任されたのは’12年4月のことだった。以来、5年間パーソナリティ -
北川悦吏子さん語る夢「朝ドラの次は大河よりアニメ書きたい」
2018/09/15 11:00「片方の耳が聞こえない女のコのお話です。雨の日に傘を差すと、右側にしか雨が降らないんですね、左側は聞こえないので。雨が上がって、傘を閉じたとき、そのヒロインが『半分、青い。』って言ったら、とても素敵ではないか、と」今年2月、NHKで開かれた共同インタビューで現在放送中の連続テレビ小説『半分、青い。』の脚本家北川悦吏子さん(56)は、ドラマの着想についてこう語った。壇上の北川さんの表情は、少し硬いよ -
脚本家・北川悦吏子さん『ロンバケ』後の闘病20年明かす
2018/09/15 06:00常に向き合わなくてはいけない病いを乗り越えるために、北川悦吏子さん(56)にとって必要なのが書き続けることだった。現在放送中の連続テレビ小説『半分、青い。』の主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)も離婚し職を転々としながらも、やりたいことを見つけ、それを光にして突き進む。自分の人生を重ね合わせるかのように、目の前のつらい状況を乗り越えることをモチベーションにした、鈴愛の生きざまを描き切った北川さん。彼女が新 -
新潟県津南町32歳最年少町長、2児の母のふるさと改革
2018/09/10 11:00「いまだに、町長と呼ばれることに慣れていないんですよ」今年7月9日、桑原悠さん(32)は31歳の若さで、生まれ育った新潟県中魚沼郡津南町の6代目町長に就任した。財政難や少子化、過疎高齢化など問題が山積する町で、「このままでは(町が消滅していくのに)間に合わない」と危機感を訴えたのが支持されての当選だった。養豚農家の隆宏さんと結婚した悠さんは、夫の祖父母と両親、夫婦と2人の子どもの、4世代8人同居の -
「地域を代弁する政治家に」新潟県津南町、32歳最年少町長の決意
2018/09/10 06:00「どんどん本音を発信してほしいんです。それが町の活性化につながると思うんですね。そのためにも私は、『よお!』って気軽に話しかけてもらえる存在でありたいと」今年7月9日、桑原悠さん(32)は31歳の若さで、生まれ育った新潟県中魚沼郡津南町の6代目町長に就任した。財政難や少子化、過疎高齢化など問題が山積する町で、「このままでは(町が消滅していくのに)間に合わない」と危機感を訴えたのが支持されての当選だ -
「大谷は野茂と似ている!」日系ママがエンゼルス広報になった理由
2018/09/03 11:00日本ハムファイターズからメジャーリーグの地元球団「ロサンゼルス・エンゼルス」にやって来た大谷翔平(24)。投げては162キロの剛速球で三振の山を築き、打っては3試合連続の特大ホームランをかっ飛ばした。伝説のベーブ・ルースから100年ぶりの、夢のTwo-Way Player(二刀流)の誕生に、全米が熱狂した。その活躍ぶりを伝えるテレビ画面に映る、新聞の写真に写る大谷選手の、すぐ近くをよ〜く探してみて -
大谷翔平を支える“伝説の広報”、父が生んだ野球との縁語る
2018/09/03 06:00米国カリフォルニア州アナハイムは“夢の国の街”である。'55年に世界に先駆けて開園したディズニーランドは、これまで7億人を超える来場者に「ひとときの幸せ」を与え続けてきた。そして今年、アナハイムは“オオタニと夢を見る街”になった。日本ハムファイターズからメジャーリーグの球団「ロサンゼルス・エンゼルス」にやって来た大谷翔平(24)。投げては162キロの剛速球で三振の山を築き、打っては3試合連続の特大 -
67回目の訪朝へ。寺越友枝さん「国交なき国境を越えて」
2018/08/26 11:00「5年ぶりに武志に会ったら年老いて、頭も白髪になって、歯も傷んで。孫からハラボジ(おじいちゃん)と呼ばれとる。けど、日本に帰ってきて思い浮かぶのは、13歳のくりくり坊主頭の武志の姿や。武志がじいちゃんになっても、私にとってはいつまでも子どもやさかい。そんな武志が『お母さん、年をとりましたね。より愛おしいです』と言うんや。かわいくて、かわいくて、今度こそ子離れしようと思うとったが、できんかった」寺越 -
寺越友枝さん「息子を守るためにオルガン、サバ缶も北朝鮮へ…」
2018/08/26 11:00「今までどんだけ日用品やらお金やら、武志に運んだかわからんわ。テーブル、オルガン、じゅうたん、布団、ビデオデッキ、食料、衣類。なんでも、私が運んだがよ。今回も、中学3年生になる武志の孫が、私が持っていったサバ缶をうまそうに食べとった。サバをちょこっとだけ大事そうに食べては、ご飯を、わぁーっと、かき込むんや。それでサバ缶にふたをして、『学校から帰ったら食べるから、食べないで』と。あの姿を見たら、せつ -
師弟関係15年・専属トレーナー初めて語る羽生結弦からの「SOS」
2018/08/19 11:00菊地晃さん(62)は、羽生結弦選手(23)の幼いころからいつもそばにいた。長年、心と体の微妙な不調を読み解くうちに、平昌五輪前には1ミリ単位のズレを調整できるようになった。常にギリギリまで自分を追い込み、ケガのリスクと闘ってきた羽生。菊地さんは彼の不安を打ち消し、リンクで思う存分跳ぶために欠かせない存在になった――。2度目の金メダルから約半年。頂点を目指し、ともに歩んできた知られざる師弟関係を初め -
羽生結弦専属トレーナー秘話「立つのがやっと」で掴んだ平昌金
2018/08/19 06:00静まり返ったアイスリンクにショパンのピアノ曲『バラード第1番ト短調』が厳かに流れてくる。2月16日、江陵アイスアリーナ。平昌五輪の舞台に、羽生結弦選手(23)は帰ってきた。前年11月の負傷以来、約3カ月ぶりのぶっつけ本番の試合である。ショートプログラム(以下SP)。もの悲しい主旋律に乗って、羽生は流れるように滑り出す。力みのない美しいジャンプ、ステップ。ラストのスピンの回転が止まるころには会場中が