ヤンバルクイナの最新ニュース
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畑に天然記念物の卵! 人工飼育のヤンバルクイナが巣立ち
2020/06/30 15:30【国頭】環境省やんばる自然保護官事務所とNPO法人どうぶつたちの病院沖縄は26日、人工飼育した絶滅危惧種のヤンバルクイナ4羽を、卵を保護した国頭村安田の農地で放鳥した。4羽は周囲を警戒しながら、やんばるの森に向けて1歩ずつ進んでいった。4月11日、農地内で草刈りをしていた徳田泰二郎さんが五つの卵を確認した。作業を中止し、親鳥が戻ってくるのを待ったが現れなかった。卵は保護され、四つがふ化した。ひなは -
キョンキョン引退へ 展示ヤンバルクイナ 心臓疾患見つかる
2018/11/20 13:00【国頭】沖縄県国頭村安田にあるヤンバルクイナ生態展示学習施設で公開されてきたヤンバルクイナ「キョンキョン」(7歳、メス)が23~25日の展示を最後に見納めとなる。キョンキョンは同施設でやんばるの自然の豊かさと生態系を守る必要性を訴える「メッセンジャー」の役割を果たしてきたが、心臓疾患が見つかったため、今後は安田の環境省ヤンバルクイナ飼育・繁殖施設(非公開)で生活する。村は23日に引退セレモニーを開 -
クイナ、元気に森へ 国頭で4月に事故 自然保護官「安全運転心掛けて」
2018/05/30 15:00沖縄県国頭村安田の県道2号の路上で交通事故に遭い、保護されていた絶滅危惧種のヤンバルクイナが29日、治療後に回復したとして、発見場所に近い普久川(ふんがわ)ダム周辺で放鳥された。環境省やんばる自然保護官事務所の職員が放鳥場所で箱を開くと、中に入っていたヤンバルクイナは周囲をきょろきょろ見回した後、元気よく走り抜けて森に帰った。放鳥されたヤンバルクイナは雄の成鳥。4月15日、路上で翼を開いたまま、横 -
天然記念物ヤンバルクイナ『9割減』で危機…野犬増加が原因か
2017/04/11 10:00沖縄県国頭村楚洲で確認されたヤンバルクイナの数が、直近の4年間で約10分の1までに減少していることが環境省やんばる野生生物保護センターの調べで分かった。1年間で確認されたヤンバルクイナの鳴き声の合計が、2013年度の275羽から、16年度は29羽に減少した。楚洲周辺では、ヤンバルクイナなどの希少生物が野犬にかみ殺される事例が報告されている。専門家は野犬が原因とみており「クイナ以外の希少動物も犠牲に -
ヤンバルクイナなどラッピング 「モノレール世界自然遺産号」運行開始
2016/12/09 11:00(写真・琉球新報社)沖縄の希少生物の写真で車両をラッピングした「モノレール世界自然遺産号」の運行が8日、始まった。「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島世界自然」の登録に向け、県民の機運を高めるのが狙い。世界自然遺産号はヤンバルクイナ、リュウキュウヤマガメなどがあしらわれた。モノレール14編成のうち1編成しかない特別号で、各駅の到着時間は定まっていない。運行は来年3月末まで。