文学の最新ニュース
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句点に恐怖?「マルハラ」の怪 昭和・平成が愛した 「。」 の系譜ーー
2024/04/10 15:50「わかりました」はセーフで、「わかりました。」はアウト。若者向けにチャット上で文末に句点を打つと「冷たい」「怖い」と威圧感を与え、ハラスメントになると話題だ。「マルハラ」と呼ぶ。おや? 待てよ。句点は一昔前まで、むしろ“正義”だったはず。昭和、平成世代の「。」偏愛歴を振り返ると――。「マルハラ」が注目され始めたのは、今年2月。産経新聞の報道が契機だ。《文末の句点に恐怖心…若者が感じる「マルハラスメ -
彬子さま ブータンをご訪問「ご公務」「研究」「文化の普及」“三刀流”を継続中
2024/03/08 17:073月5日、寛仁親王の長女・彬子さまがブータンを非公式に訪問されるため、成田空港を出発された。3月12日までの8日間で、寺院や仏教美術の修復センターなどのご視察のほか、ワンチュク国王への表敬訪問も予定されている。「今回のご訪問は、ワンチュク国王のいとこにあたるケサン・チョデン王女から招待を受けられてのことです。昨年4月に彬子さまとケサン・チョデン王女が京都で対面された際、両国の美術文化について意見が -
大城立裕氏が死去 沖縄初の芥川賞作家 95歳 戦後史を体現、沖縄問題の根源問い続ける
2020/10/28 13:00沖縄初の芥川賞作家で長年、沖縄文学をけん引し、沖縄とは何かを問い続けた大城立裕(おおしろ・たつひろ)氏が27日午前11時10分、老衰のため北中城村内の病院で死去した。95歳。中城村出身。大城氏は3月に体調を崩し、入退院を繰り返していた。小説、戯曲、評論、エッセーまでさまざまな分野で琉球・沖縄の通史を独自の歴史観で書き続け、沖縄の戦後史を体現した。今年5月に出版され、米統治下の沖縄で高校教師をした経 -
乃木坂46が読書好きに急接近!齋藤飛鳥は“積ん読”宣言
2019/08/22 19:09乃木坂46・齋藤飛鳥(21)の出演するカフェ・ベローチェのCM「『飛鳥休憩中』読書篇」が8月9日に公開された。その愛らしい姿にネットが沸いている。CMでは「裸足の歌」という本を読んでいる齋藤が「あ、同じ本!」と話しかけ、「もしかして運命? なわけないか」といってアイスコーヒーを飲むというもの。ネットでは《読書してる飛鳥ちゃんかわいい》《この動画作ってる人は飛鳥ちゃんのことよく分かってますね。読書家 -
角野栄子さん 5歳で別れた母が「魔法の世界」をくれた
2018/05/07 11:00「幼いころから、ずっと不安を抱えて生きていました。それを初めて忘れさせてくれたのが、子育てしながらチャレンジした『書くこと』でした。一歩踏み出したら、日常とは違うアナザーワールドの扉が開くかもしれないと、その繰り返しで今日まできました」『魔女の宅急便』や『ちいさなおばけ』シリーズで知られる角野栄子さん(83)は3月26日、児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞」の作家賞に選出された。白 -
角野栄子さん『魔女の宅急便』は12歳の娘の絵から生まれた
2018/05/07 11:00「この手描きの絵は、娘のリオが12歳のときに描いたもの。ここから、魔女の少女キキの物語が始まったんです」『魔女の宅急便』や『ちいさなおばけ』シリーズで知られる角野栄子さん(83)は3月26日、児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞」の作家賞に選出された。選評にはこうあった。《角野の描く女性たちはひときわ自立心が強く、大胆だ》12歳の魔女キキが、宅配便屋さんとして活躍する代表作『魔女の宅 -
作家同士の敬愛がテーマ 鎌倉文学館で特別展
2017/10/30 14:00(写真・神奈川新聞社)作家同士の敬愛や思慕をテーマにした特別展「リスペクト 好き好き大好き」が鎌倉文学館(鎌倉市長谷)で開かれている。鎌倉ゆかりの文学者10組の関係性を貴重な資料で紹介する。12月10日まで。特別展は、リスペクトを「創作に欠かせない普遍的な感情」と位置付けた。夏目漱石を先生と慕った芥川龍之介。「鼻」を読んだ漱石は「ずんずん御進みなさい群衆は眼中に置かない方が身体の薬です」と絶賛する -
第142回 「カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞で抱いた“日本出身”の違和感」
2017/10/10 18:0010月某日 北イタリア・パドヴァ今年のノーベル文学賞が発表になった時、私は近所の馴染みのレストランで昼食を摂っている最中でした。突然、奥の部屋にいたオーナーのオヤジから「テレビで日本の作家が文学賞を取ったって言ってたよ」という報告を受け、私はそれを村上春樹さんのことだと信じて疑いませんでした。何度も候補になってきたけど、とうとう受賞されたのだなあ、日本では大騒ぎだろうなあ、などという思いを巡らせな -
川端康成が見た「文学史」
2017/01/25 13:00(写真提供・川端康成記念会/神奈川新聞社)後半生を鎌倉で過ごしたノーベル文学賞作家、川端康成(1899~1972年)が収集した文豪の書など76点が、鎌倉市の旧宅で見つかった。コレクションに名を連ねるのは夏目漱石や芥川龍之介、島崎藤村ら名だたる文士たち。同時代の作家に寄せる親しみや敬意を示すとともに、川端の目を通した「日本近代文学史」にもなっている。川端に関する資料保存や研究を手掛ける川端康成記念会 -
第19回 法華経は、文学作品でもある
2014/11/21 00:00お経を聴くのは葬式の時くらい。それも意味が分からないし、お坊さん独特のリズムで読まれるので、聴いているうちにだんだんと眠くなる……。そんな人は多いだろう。それじゃ、あまりにもったいなさすぎる!仏教のエッセンスが詰まったお経は、意味が分かってこそ、ありがたい。世界観が十二分に味わえる。この連載は、そんな豊かなお経の世界に、あなたをいざなうものである。これを読めば、お葬式も退屈じゃなくなる!? 著者: -
クオンPresents「新しい韓国の文学シリーズ」第10弾!
2014/02/19 16:00『世界の果て、彼女』刊行記念 キム・ヨンス×平野啓一郎トークイベント―韓国から日本から、「文学」を語る―日本語版『世界の果て、彼女』を刊行し、東京国際文芸フェスティバルに参加する韓国の若手小説家キム・ヨンス氏が、旧知の仲である作家・平野啓一郎氏とともにトークイベントを開催。トークショーでは文芸フェスティバルの講演を終えての感想、平野氏による『世界の果て、彼女』の解説、今後の作品の予定など、文芸フェ -
ベストセラー児童文学『ダレン・シャン』公開アフレコ
2010/02/02 00:00児童文学でありながら世界中に幅広いファンを持つダーク・ファンタジー『ダレン・シャン』。本作で主人公の吹き替えを俳優の山本裕典(22)が担当することが決定し、アフレコ収録の取材が行われた。山本は、親友の命を救うために闇の世界を生きる主人公を担当。吹き替え初挑戦だが、「収録前日、家で6回も映画を見たので声を出すタイミングはバッチリでした」と振り返り「アニメの声優もやってみたいですね」と自信をつけた様子 -
12歳の文学賞
2009/05/22 00:004日、小学館の「第2回12歳の文学賞」の贈賞式があり、岩手県の小学5年、三船恭太郎君(11)の「ヘチマと僕と、そしてハヤ」が大賞を受けた。同級生との楽しく騒々しい日々を描いた作品で、三船君は「初めて書いた小説。たくさんの人に読んでいただける機会を与えてもらってうれしい」と喜びを語った。 第2回の特別審査員を務めた女優の堀北真希(19)は、タレントの中川翔子(22)へ次回の特別審査員を引き継いだ。 -
第11回日本ミステリー文学大賞
2009/05/22 00:00第11回日本ミステリー大賞贈呈式(光文シエラザード文化財団主催)が12日、丸の内の東京會舘で行われた。選考会は先月25日に行われ、ミステリー文学の発展に著しく寄与した作家、評論家に送られる大賞(副賞300万)には作家内田康夫(72)が選ばれた。公募で選ぶ同新人賞(同500万)には『滑走路34』の緒川怜(50)に決まった。また鶴屋南北戯曲賞(同200万)には「やってきたゴドー」の別役実(70)が選 -
『12歳の文学賞』贈与式
2009/05/22 00:0022日、都内で小学生限定の新人文学賞『12歳の文学賞』の贈与式が行われ、タレントの中川翔子(23)、ベッキー(25)が出席した。今回特別審査員を 務めた中川は、受賞作品について「12年という人生をなんて有効に生きてきた人たちなんだろうと感激した」と感想を語った。報道陣から自身の12歳の頃に ついて聞かれたベッキーは「クラスの女子全員を視聴覚室に集めて自作の歌を披露していました。今思うとジャイアンみ