東日本大震災の最新ニュース
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夢は看護師に…福島の高校生を変えた雅子さまの“特別授業”
2021/03/11 11:00東日本大震災から10年となる3月11日、天皇陛下と雅子さまは政府主催の追悼式に出席される。コロナ禍で被災地へ足を運ぶことは難しい状況だが、両陛下は3月4日にも岩手県の陸前高田市と釜石市をオンライン訪問されるなど、被災地した人々の力になりたいという強い思いをお持ちだ。これまで、雅子さまは被災地の未来を担う次世代の子供たちのことを気にかけてこられた。'15年10月には、この年の4月に開校した福島県立ふ -
羽生結弦 交流12年…八戸の研磨師にブレード託し続ける理由
2021/03/11 06:00「今は通しで曲をかけながら、動きの確認に重点を置いて練習を繰り返している時期でしょう。今年は震災から節目の年。被災経験のある羽生選手にとっては、今度の世界選手権は特に思い入れの強いものになるのではないでしょうか」こう語るのは、スポーツライターの折山淑美さんだ。3月24日からストックホルムで開幕するフィギュアスケート世界選手権。羽生結弦(26)にとって今季初の国際試合となる予定だ。この大会について、 -
3.11から10年。生島ヒロシ振り返る母の遺骨と妹を津波に奪われた日
2021/03/11 06:00「そうですね、もう、あの日から10年になるんですよねぇ……。でも、妹が夢枕に立ったことは、残念ながらこの10年間、一度もないんです。だがら、きっと天国でおふくろたちと、幸せに暮らしてるんじゃないですかね。そう思うようにしているんです」テレビやラジオの番組では常に元気いっぱい、決して笑みを絶やすことのない人が、少ししんみりとした表情を浮かべていた。生島ヒロシさん(70)。元TBSの人気アナウンサーで -
雅子さま追悼式出席へ 体調不安おして被災地励ました10年
2021/03/04 15:50東日本大震災の発生からまもなく10年を迎える。昨年は新型コロナウイルスの影響で見送られた政府主催の追悼式だが、政府は3月2日の閣議で2年ぶりに開催することを決定した。天皇皇后両陛下が出席し、陛下がおことばを述べることが発表された。「震災翌年の'12年から行われてきた追悼式は、'16年までは上皇上皇后両陛下がご出席。6回目となる'17年からは、秋篠宮ご夫妻の出席されてきました。今年は10年の節目でも -
羽生結弦 寄付総額3千万円!原点リンクへの支援続ける理由
2021/02/23 15:502月13日、宮城県と福島県を中心にふたたび大きな地震が日本をおそった。一部で震度は6強を記録し、停電や地面が倒壊したところもあった。東日本大震災から10年を迎えようとする1カ月前のことだった――。ふたたび羽生結弦(26)の故郷を襲った地震。実は、羽生の“ホームグラウンド”も被害を受けていた。地震から一夜明けた14日、宮城県仙台市にあるスケートリンク「アイスリンク仙台」は公式HPでこう発表した。「地 -
宿舎使用料が2倍に…原発事故避難者34世帯に非情の「追い出し」
2021/01/07 18:39福島第一原発事故から、間もなく10年。“復興”の影に深い闇が見えてきた。現在も首都圏の国家公務員宿舎に避難を続けている区域外避難者34世帯に対し、コロナ禍で2度目の緊急事態宣言も出される寒空のもと、福島県が追い出しをかけているというのだ。「経済的な事情で転居できない避難者を、まるで犯罪者のように福島県は扱っています。使用料(家賃+駐車場代)を通常の2倍請求し続けたあげく、福島県に住む老親の元に押し -
雅子さまと岩手県の縁 曽祖父は盛岡出身の海軍大将だった
2020/03/15 06:00東北各県に甚大な被害をもたらした東日本大震災から、今年で9年が経つ。天皇陛下と雅子さまは、’11年6月に宮城県山元町の避難所で被災者を励まされた。そして同年7月には福島県郡山市、8月には岩手県大船渡市へ。その後も継続的に被災地を訪問されている。ただ、今年は新型コロナウイルスの感染拡大もあり、震災関連の報道もやや目立たない状況となってしまった。「政府主催の東日本大震災の追悼式も中止になりました。3月 -
大川小で妹を失い…震災と向き合うため映像の世界に飛び込んだ
2020/03/11 11:00’11年3月11日の東日本大震災による津波の被害。宮城県石巻市・大川小では児童74人が死亡・行方不明となった。地震から約50分もたった後に、教職員の指示で避難し、津波にのまれたのだ。大川小の卒業生で、妹のみずほさん(享年12)を同校で失った佐藤そのみさん(23)。この4月、テレビ制作会社で社会人デビューする。あの日から9年の時を過ごし“震災後の人生”と向き合うようになったそのみさんがインタビューに -
福島20代女性の叫び「私の甲状腺がんの原因が知りたい」
2020/03/11 11:00「私が甲状腺がんになったのは、“被ばく”の影響ではないと言われています。甲状腺がんは遺伝性のものが多いといわれますが、家族には甲状腺がんにかかった者はおりません」そう思いを明かすのは、福島県郡山市出身で、現在は都内で暮らす佐藤彩香さん(仮名・24)。11年3月11日に起きた福島第一原発事故。あれから9年。時間がたてばたつほど、佐藤さんの疑念は膨らむ。「専門家が集まって、甲状腺検査について議論する福 -
大川小の津波被害から生還「人を助けるため警察官になりたい」
2020/03/11 11:00「2階のあの部屋が、自分も学んでいた5年生の教室でした。下校の『さよなら』の寸前に揺れが来た。『津波が来るよね』とみんなで言い合っていたんですが……」校舎を見上げてこう振り返るのは、’11年3月11日の東日本大震災による津波にのみこまれながら生還し“奇跡の生存児童”といわれた只野哲也さん(20)だ。現在は東北学院大学2年生で、津波の“語り部”としても活動している。宮城県石巻市・大川小では児童74人 -
東日本大震災から9年…被災地励まし続けた雅子さまのメッセージ
2020/03/11 06:00東日本大震災から9年が経った。痛ましい記憶を風化させないことが課題となるなかで、皇室は被災者の心に寄り添い続けている。雅子さまも、天皇陛下とご一緒に、被災者のもとを繰り返し訪問されてきた。2017年11月には、東日本大震で甚大な津波被害に見舞われた宮城県・閖上地区へ。復興公営住宅「名取市閖上中央第一団地」の被災者と懇談された際には、一人ひとり丁寧にお声がけされたために、15分の予定が25分と大幅に -
3.11を忘れない…美智子さまが被災地へ贈っていた“花言葉”
2020/03/11 06:00東日本大震災発生から9年を迎えた。死者・行方不明者が1万8千人を超えた未曾有の大災害。当時、被災者を励ますため、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)はいち早く動かれた。震災発生から19日後には被災者が避難してきた東京武道館をご訪問。武道館の床に膝をつきながら一人ひとりに声をかけ、激励された。この日から、両陛下は7週間連続で福島・宮城・岩手の東北3県や茨城などの被災地へ。被災地に負担をかけないよ -
被災地からの贈り物に…松本白鸚「サンマの上にこぼれた涙」
2019/11/25 06:00「令和の御代に改まりまして、若き天皇陛下が新しい象徴として、私どもに寄り添ってくださることを、国民の一人として大変うれしく、また誇らしく思っております」11月9日に行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、祝辞を述べた松本白鸚さん(77)。昨年1月、息子の松本幸四郎(46)、孫の市川染五郎(14)とともに、37年ぶりの三代襲名を行ったことに触れるとこう続けた。「37年前、父(先代白鸚)は襲 -
美智子さま 被災地のホテルに希望を与えた“再訪の約束”
2019/03/14 16:00「東日本大震災から8年が経ち、地盤沈下でなくなってしまった海岸線が、少しずつ戻ってきました。今年の夏には砂浜を散歩できるようになるかもしれません」岩手県大槌町にある『三陸花ホテルはまぎく』の千代川茂社長が感慨深げに話す。震災前の'97年には、天皇皇后両陛下がこのホテルの前身の『浪板観光ホテル』にお泊まりになったことがあった。しかし'11年3月11日、ホテルは津波に飲み込まれ壊滅的な被害を受ける。先 -
雅子さま「若者に希望を!」決意の陰にあった被災少女の手紙
2019/03/13 16:00被災地で苦しむ人に寄り添いたい――。その思いを胸に、皇太子ご夫妻は岩手、宮城、福島の被災3県を3回ずつ訪問された。お二人は、とりわけ若い世代の活動に心を寄せられてきた。'13年からは、被災地の中高生約100人が参加した教育復興プロジェクト「OECD東北スクール」の活動を応援されていた。“運命の出会い”のきっかけとなったのが、福島県いわき市で被災し、'13年当時は高校2年生だった釣巻洋子さん(22) -
サンドウィッチマン「宮城に仕事で行けるのが何より幸せ」
2019/03/12 16:00東日本大震災以降、復興支援にも力を注いできたサンドウィッチマン。富澤たけし(44)の作る軽妙な漫才や、伊達みきお(44)の唱える「カロリーゼロ理論」、その変わらぬ地元愛も人気を呼び、『週刊文春』『日経エンタテインメント!』の「好きな芸人ランキング」では堂々の1位に。そんなサンドウィッチマンの3.11直前の地元ライブに密着。地元・宮城で語った、故郷への思いとは――。この日、地元・宮城県でのライブでト -
復興へ寄り添う心 宮城県石巻で人々つなぐエイサー 沖縄出身軸に定着
2019/03/11 13:31沖縄の伝統芸能が東日本大震災の被災地を盛り上げている。今帰仁村湧川の東恩納寛武さん(32)は、津波による犠牲者が最も多く「最大の被災地」とも呼ばれた宮城県石巻市で2013年に「エイサー石巻」を立ち上げた。約7年の生活を経て東恩納さんは昨年帰沖したが、その後も若手メンバーが増え地域に定着している。17年4月に石巻に移住した嘉陽愛華さん(22)は、東恩納さんと同じ湧川青年会でエイサーに親しんでおり、石 -
3.11から8年…原発によって福島から追われた11人の証言
2019/03/11 11:00話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回はドキュメンタリー映画をご紹介します。■映画『福島は語る』(3月15日まで新宿K’S cinema、3月9日より渋谷ユーロスペースほかにて全国一斉公開)毎年この時期になると3.11関連のニュースが増えますが、被災地に住んでいれば震災のニュースは毎日流れ、「津波」「原発」「放射能」の言葉も日常的に耳にします。まだ震災 -
宝来館女将 亡くなった従業員の分も「生きっぺし」W杯誘致へ
2019/03/11 11:00「釜石鵜住居復興スタジアム」は、自然と調和する美しい競技場だ。目の前に大槌湾、メインスタンド後方には、深い森がある。昨年8月に完成したこのスタジアムで今年9月25日、「ラグビーW杯2019」が開催される。8年前の東日本大震災で、ここ、鵜住居地区は、巨大な津波に襲われた。地区の根浜海岸に立つ浜べの料理旅館「宝来館」も2階まで津波にさらわれ、女将の岩崎昭子さん(62)も一度は津波にのまれている。地区の -
ラグビーW杯を釜石に連れてきた旅館女将の願い
2019/03/11 06:00「釜石鵜住居復興スタジアム」は、自然と調和する美しい競技場だ。目の前に大槌湾、メインスタンド後方には、深い森がある。昨年8月に完成したこのスタジアムで今年9月25日、「ラグビーW杯2019」が開催される。青々とした芝生が柔らかい日差しを受けて輝き、浜から吹く心地よい風に乗って、トンビが地面スレスレに飛んでいった。そこへ1台の軽トラックが到着。浜べの料理旅館「宝来館」の女将、岩崎昭子さん(62)の軽 -
羽生結弦のLINEスタンプが大好評 広がる復興支援の輪
2019/03/07 19:52羽生結弦(24)のLINEスタンプが3月7日にリリースされた。LINEアプリ内のスタンプショップで4月11日まで販売される。価格は1セット24点で100コイン(240円)となる。今回発売されたのは「羽生結弦3.11 SMILEスタンプ」。羽生の笑顔やポーズに「忘れない。3.11」「共に、前へ」といったものから「完璧にします」「電話していい?」といったコメントが添えられている。各メディアによると同ス -
巡り愛 TOHOKU 松葉杖のカメラマンが、追い続けた東日本大震災
2012/03/06 00:00巡り愛 TOHOKU①松葉杖のカメラマンが、追い続けた東日本大震災-そもそもの東日本大震災の被災地へ撮影に向かった動機を教えてください。吉田 最初は行くことが出来なかったんです。けれどあれほどの震災があってドキュメンタリー写真を撮っている人間として、撮影に行くことは本能ではないかと思うんです。とにかく行って記録を撮りたいと思ったのが正直な気持ちです。それは、どうしようとか、誰のためにというよりも、 -
復興支援プロジェクト『Hands Together』の東日本大震災支援のフリーマーケット
2011/06/14 00:005日、東京・六本木で東日本大震災支援のフリーマーケットが開催された。フリーマーケットには、女優の牧瀬里穂(39)やフリーアナウンサーの中井美穂(46)らが自身の私物などを出品し、出席した。同イベントは女優の真矢みき(47)が立ち上げた復興支援プロジェクト『Hands Together』の一環で、同事務所に所属するタレント、モデル50人の私物約1500点を販売していて、3時間で約1000人が訪れる盛 -
X JAPANメンバーと会える「欧州ツアーチケット」を東日本大震災チャリティオークション出品!
2011/06/08 23:00あなたもX JAPANのYOSHIKIはじめメンバーに面会できる!!6月28日からスタートするX JAPANの欧州ツアー。ロンドン、パリ、ユトレヒト、ベルリンの希望の1会場で、メンバーとの面会つきの観覧ペアチケットが、東日本大震災のYahoo!JAPANチャリティオークションに出品されることが明らかになった。 このオークションは6月13日(月)~19(日)まで開催され、下記のURLで入札できる。↓ -
熊谷育美 宮城県気仙沼市在住の彼女は4枚目のシングル『雲の遙か』のレコーディングを東日本大震災の前日に終えた・・・
2011/06/02 00:00宮城県気仙沼市在住の彼女はシングル『雲の遙か』のレコーディングを東日本大震災の前日に終えた・・・宮城県の港町、気仙沼で暮らしながらシンガーソングライターとして活動を続ける熊谷育美さん。4枚目のシングルとなる『雲の遥か』は3月10日にすべてのレコーディングを終えました。そして翌日の東日本大震災。当日、気仙沼でテレビのロケをしていた熊谷さんの目の前で、愛すべき故郷は一瞬にして濁流にのまれてしまったので