琉球新報の最新ニュース
1981 ~2500件/3334件
-
沖縄美ら海水族館を県に移管 首里城と一括運営 18年度中、国と協議
2018/01/31 16:00県への管理移行を予定している美ら海水族館首里城正殿などの移管に関する国と沖縄県の協議で、本部町の国営海洋博公園内にある沖縄美ら海水族館の管理運営についても、2018年度中に県に移管することを検討していることが30日、分かった。施設は国が所有した上で、都市公園法第5条に基づく設置管理許可を県に認める枠組みを検討している。沖縄総合事務局によると、首里城と美ら海水族館を一括して管理運営できるよう県からの -
「沖縄の核」真実伝えよ ゴルバチョフ氏、沖縄県民にメッセージ 反基地の闘い支持
2018/01/31 16:00ミハイル・ゴルバチョフ氏東西冷戦終結の立役者で、ノーベル平和賞を受賞したミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領(86)は、核兵器の脅威が高まっている現状への懸念から、琉球新報を通して県民にメッセージを送った。「核兵器は現在もなお、沖縄に保管されているかもしれない」と危惧を示した上で「この問題は県民に真実を公開する必要がある」と指摘した。ゴルバチョフ氏は「沖縄での軍事基地拡大に対する県民の闘いを支持する -
泡盛黒麹菌、沖縄に源流 琉大教授ら解析 世界文化遺産登録へ弾みに
2018/01/31 16:00琉球大農学部の外山博英教授(応用微生物学)らの研究グループは30日までに、酒造や食品の発酵に使われる世界中の44種の菌の全遺伝情報を解析し比較した結果、琉球泡盛の製造に使われる「黒麹(こうじ)菌」が沖縄由来である可能性が高いことを明らかにした。黒麹菌は由来が不明で、海外から持ち込まれた可能性も指摘されてきたが、遺伝情報の解析から沖縄由来の可能性が高まったことで、泡盛の歴史の明確化や黒麹菌を用いた「 -
昨年12月自動車道事故「米兵が救助」米軍否定 産経報道「沖縄2紙は黙殺」沖縄県警も「確認できず」
2018/01/30 13:00車両6台の衝突事故が発生、北向け車線が通行止めとなった沖縄自動車道=2017年12月1日午前10時半ごろ、沖縄市知花昨年12月1日に沖縄自動車道を走行中の米海兵隊曹長の男性が、意識不明の重体となった人身事故で、産経新聞が「曹長は日本人運転手を救出した後に事故に遭った」という内容の記事を掲載し、救出を報じない沖縄メディアを「報道機関を名乗る資格はない」などと批判した。しかし、米海兵隊は29日までに「 -
島ふ〜どグランプリ 「美ら卵」のケーキ1位
2018/01/30 13:00グランプリに輝いた美ら卵養鶏場の「たまごパウンドケーキ」県産食材を使った加工品のナンバーワンを決める「2018おきなわ島ふ〜どグランプリ」の表彰式が28日、おきなわ花と食のフェスティバル2018会場であった。24団体24商品の中から、南風原町の美(ちゅ)ら卵(たま)養鶏場の「たまごパウンドケーキ」(税抜き1200円)が最優秀賞に選ばれた。「たまごパウンドケーキ」は、生地に自社農場で取れた鶏卵の卵黄 -
那覇観光客が最多751万 16年、海外クルーズ急増 交通、トイレ、「憩い」課題
2018/01/30 13:00沖縄県那覇市観光課がこのほどまとめた2016年度の観光統計によると、16年(1〜12月)の入り込み観光客数は751万5346人だった。算出方法が異なるため、単純比較はできないが、15年は観光客数が735万7509人で15万7千人余り増え、過去最多となった。沖縄県内入域客数(861万3100人)の87.3%を占める。16年の県外客は577万3372人、海外客は174万1974人だった。いずれも算出方 -
辺野古区民も名護市長選注視 熱く訴え両候補演説
2018/01/29 13:00辺野古区を回る街宣カー=28日午前、沖縄県名護市辺野古(画像の一部を加工しています)米軍普天間飛行場の辺野古移設問題を大きく左右する名護市長選。現職の稲嶺進さん(72)と新人の渡具知武豊さん(56)は28日の告示後、辺野古区に足を運んだ。両候補者の演説には力がこもり、20年以上国政に翻弄(ほんろう)されてきた区民は真剣なまなざしを向けた。稲嶺さんは、応援に駆け付けた翁長雄志知事らと午前11時すぎに -
親子で正しい性教育 徳永桂子さん 那覇で講演
2018/01/29 13:00「親子で学ぶ性教育」で赤ちゃんの産まれる仕組みを説明する徳永桂子さん(左)=27日、那覇市銘苅のなは女性センター新報小中学生新聞「りゅうPON!」で連載中の「ココロ・カラダ不思議つながり」の作者、徳永桂子さん(思春期保健相談士)による「親子で学ぶ性教育」が27日、那覇市銘苅のなは女性センターで開かれた。親子42人が性犯罪に遭わないようにする方法や、赤ちゃんのできる仕組みなどを学んだ。徳永さんは子ど -
魅力カフェ 写真投稿 琉大生発信「#コザに恋して」若者呼び込み、寄付も募る
2018/01/29 13:00「#コザに恋して」プロジェクトのメンバー。クラウドファンディングでの紹介写真【沖縄】キーワードはハッシュタグ「#コザに恋して」―。空き店舗が目立つ沖縄市の中心市街地に人を呼び込もうと、琉球大学観光科学科1年の女子学生4人が写真共有アプリ「インスタグラム」でコザにあるカフェを紹介している。ウェブで寄付を募る「クラウドファンディング」を活用したポスター作成も計画中だ。沖縄市出身の喜納舞杏さん(19)は -
めまい、倦怠感……「脳脊髄液減少症」って知ってますか? 比嘉愛未さんの「心友」Chiccaさん「1人じゃない」が勇気に
2018/01/26 15:00脳脊髄液減少症で闘病中のChiccaさん。内部障害や難病など外見からは障害があると分かりづらい人のために作られた「ヘルプマーク」をかばんにつけている=2017年12月、北中城村脳と脊髄を覆う硬膜に穴が開き、髄液が漏れ出すことで激しい頭痛やめまい、倦怠(けんたい)感を引き起こす「脳脊髄液減少症」。2016年4月からは有効な治療法とされる「ブラッドパッチ療法」に公的医療保険が適用された。それでもまだ認 -
宮古島産生乳、出荷停止も 酪農法人が廃業意向
2018/01/26 15:00販売が中止となる可能性がある「うしさんありがとう酪農牛乳」【宮古島】沖縄県宮古島市で唯一、牧場を営む農事組合法人が1月末で酪農部門を廃業する意向を示していることが25日までに分かった。牧場の土地建物を昨年取得した市内の企業と同法人の間で事業方針を巡って調整が付かなかった。廃業すれば生乳の出荷は止まり、市内唯一の乳製品加工業者「元気生活」が販売する牛乳の製造も中止となる。学校給食への牛乳供給は打ち切 -
「歴史を知らず大きなことを犯した」 チビチリガマ損壊4少年 仏像12体設置
2018/01/26 15:00少年が遺族会らと共に設置した仏像=25日、読谷村波平のチビチリガマ少年たちは23〜25日、保護観察所のプログラムの一環で保護司らと共にチビチリガマを訪ねた。あらかじめ遺族会や金城さんが土台部分を制作した仏像に顔や腕を付けて完成させ、ガマ周辺に12体を設置した。3日間、ガマの中の遺骨にも手を合わせた。【読谷】沖縄戦で住民が「集団自決」(強制集団死)に追い込まれた読谷村波平の自然壕チビチリガマを損壊し -
女性だけの議会開会 沖縄県北谷町 生活者視点で鋭く質問 傍聴席は満席
2018/01/25 15:00生活者の視点を生かした質問をする女性の模擬議員たち=20日、北谷町議会【北谷】女性の声を沖縄県北谷町の行政運営に生かそうと、町と町議会、町教育委員会は20日、北谷町女性議会を18年ぶりに開会した。各区の自治会や福祉、経済団体などから7人の代表が同町議会議場で質問に立った。模擬議員たちは1人6分の持ち時間の中で、人材育成や教育制度の改革、福祉事業などさまざまな分野で、市当局に鋭い質問を投げ掛けた。議 -
那覇の地図がこんなおしゃれな文房具に! ゼンリンの人気シリーズ「mati mati」
2018/01/25 15:00新たに那覇を追加した「mati mati」シリーズを紹介するゼンリンの鈴木貴子さん(左)と津田有希奈さん(右)=23日、琉球新報社地図柄をおしゃれにあしらった住宅地図大手・ゼンリン(東京)の文房具シリーズ「mati mati(マチマチ)」に沖縄県の「那覇」が加わった。東京・表参道や福岡・天神など20〜30代の女性から支持を集める街の住宅地図を文具のデザインに活用しており、旅先として人気が高い那覇を -
市長変わると「予算付かない」 豊見城市長がFB投稿 南城市長選で現職投票訴え
2018/01/25 15:00宜保晴毅豊見城市長が1月18日に投稿したフェイスブック【豊見城】沖縄県の南城市長選の選挙期間中に、豊見城市の宜保晴毅市長が自身のフェイスブックに「南城市民の皆様、選択を間違えるとたいへんなことになりますよ!南部東道路の予算も付きませんよ!」と投稿していたことが24日までに分かった。投稿は18日付で、24日午後8時現在、閲覧できる状態だ。投稿した理由について宜保市長は「南部東道路について国と交渉を続 -
「布団洗いを文化に」 IT社長が沖縄で挑む“洗濯”「フトン巻きのジロー」
2018/01/24 13:00「沖縄発で布団洗い文化をつくる」と意気込みを語る森下洋次郎社長=19日、南風原町のフトン巻きのジロー津嘉山店ランドリージロー(南風原町)が展開するコインランドリー「フトン巻きのジロー」が、セルフ式で敷布団が丸ごと洗えるという新たなサービスを前面に、創業1年半で本島中南部に8店舗と拡大している。森下洋次郎社長(40)は東京でITコンサルタント会社を経営する傍ら、沖縄のコインランドリー業界に飛び込んだ -
“インスタ映え”しなくていいよ 普段の暮らしと笑顔が素敵だから <えくぼママ沖縄子育て>
2018/01/24 13:00こんにちは。みはるです。私は現在、働く女性であり、母であり、妻であり……1人何役!?という状態です。自分1人や夫婦2人の生活ならまだしも、子育ては予期せぬことの連続で、仕事は増える一方。思い通りにコトが運べなくてイライラしたりもしちゃう……。家事がおろそかになってしまって、「世の働くお母さんたちは、私とは違う生き物なんじゃないかしら〜」なんてSNSでつぶやいたら、友人たちから「分かる分かる〜私も! -
小野寺氏「あまりに多い」渡名喜で米軍ヘリ不時着 米軍説明は「予防着陸」
2018/01/24 13:00渡名喜村での米軍ヘリ不時着について説明する小野寺五典防衛相=24日午前9時ごろ、防衛省【東京】小野寺五典防衛相は24日午前、米軍普天間飛行場所属のAH1攻撃ヘリコプター1機が23日夜に渡名喜村のヘリポートに不時着した問題について「あまりに多い」と述べ、在日米軍全航空機の整備や再発防止策などの徹底を求めた。防衛省で記者団の取材に答えた。米側からはコックピットの警告灯が点灯したため「予防着陸した」と説 -
米大佐、事故多発に反論「車も故障する」トラブル倍増指摘の日本側とずれ
2018/01/23 13:00相次ぐ米軍機トラブルに抗議する意見書を沖縄防衛局長に手渡す沖縄県議団(左側)=22日、同防衛局在沖縄米海兵隊政務外交部長のダリン・クラーク大佐は22日、沖縄県議会が相次ぐ米軍機の事故などに対して抗議したのに対し、「事故の数は減っている」「車も故障する。未然にチェックするのは厳しい」などと述べた。大佐の発言は、県がまとめた県内の米軍機事故件数の推移や、在日米軍機のトラブルが倍増しているとする防衛省の -
期間限定で沖縄DFSに「マークテトロ」が日本初出店
2018/01/23 13:00犬をモチーフにした「マークテトロ」の商品を紹介する沖縄ディーエフエスの高橋良子さん(左)と吉田祐子さん(右)=22日、琉球新報社ニューヨークを拠点に活躍するイラストレーターの服飾雑貨ブランド「Marc Tetro(マークテトロ)」の日本初店舗が20日、沖縄県那覇市おもろまちのTギャラリア沖縄byDFSに期間限定で開店した。カラフルな犬のイラストをあしらったトートバッグやポーチ、バックパックなど扱っ -
88歳の看板娘 大型ドラッグストアに負けない理由
2018/01/23 13:00二人三脚で営業を続ける知念初子さん(左)と寿さん=沖縄市久保田のもろみ松寿堂沖縄市久保田の薬店「もろみ松寿堂」(旧もろみ薬局、知念寿代表)で接客を担当する知念初子さん(88)が、トーカチ(米寿)を迎えた今も現役で活躍している。店は夫の故・時男さんと立ち上げ、創業60年目。地域に密着したサービスを貫き、一般用医薬品の登録販売者で2代目代表を務める次男・寿さん(56)と共に営業を続ける。初子さんは「お -
笑いと歌、1500人沸く FEC公演 米軍事故鋭く風刺
2018/01/22 13:00「お笑い米軍基地」のコントに出演した古謝美佐子さん(左)とオスプレイ役の小波津正光さん=1月21日、沖縄市民会館大ホール金秀グループ創業70周年記念「古謝美佐子meets FECお笑い米軍基地〜ウチナー問題 歌と笑いのチャンプルー」が1月21日、沖縄市民会館大ホールで開催された。会場には1500人が訪れ、古謝さんの情感豊かな歌声と小波津正光さんらFEC所属芸人による風刺コントで終始笑いと涙と拍手に -
南城市長選 瑞慶覧氏が初当選 古謝氏に65票差、市政交代 オール沖縄に追い風
2018/01/22 13:00当選を決め万歳三唱する瑞慶覧長敏さん(前列中央)=22日午前0時12分、南城市大里の選挙事務所(大城直也撮影)任期満了に伴う沖縄県の南城市長選は21日投開票され、無所属新人の瑞慶覧長敏氏(59)=社民、共産、社大、自由、民進推薦=が、無所属現職の古謝景春氏(62)=自民、公明、維新推薦=に65票の僅差で初当選した。2月の名護市長選、秋の県知事選の前哨戦とも位置付けられた選挙で、瑞慶覧氏を支援した「 -
「佐川急便」をよそおう悪質なスパムが登場!見極めるためには。
2018/01/22 12:00イラスト・小谷茶(こたにてぃー)佐川急便をよそおったメールを送り、偽アプリを取り込むように指示をするスパムが広がっています。これを受けて佐川急便は、注意喚起のお知らせを出しています。佐川急便を装った迷惑メールにご注意くださいhttp://www2.sagawa-exp.co.jp/whatsnew/detail/721/また、警視庁サイバーセキュリティ対策本部もTwitterにて注意を呼びかけてい -
「まるで戦時中」 普天間第二小“恒例”の避難訓練は米軍機墜落を想定
2018/01/19 14:00普天間第二小で行われた、米軍ヘリの接近を想定した避難訓練に参加する児童=18日【宜野湾】普天間第二小学校は18日、米軍機が学校上空に接近した場合を想定した避難訓練を実施した。沖縄防衛局が配置した監視員を交え、避難経路や場所を確かめた。市教委の加納貢指導課長は「まるで戦時中のようだ。常に上空を気にしなければ授業を受けられない事態は遺憾に思う」と憤った。事故後初めて運動場を使用し、4クラスが訓練に参加