琉球新報の最新ニュース
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浦添市が牧港補給地区のごみ受け入れへ 分別条件に1日3〜4トン
2017/12/07 12:00収集されずに、住宅地域内に積まれたごみ=11月23日、米軍基地内【浦添】倉敷環境(沖縄県沖縄市池原)が産業廃棄物処分業などの許可を取り消された件で、浦添市が米軍牧港補給地区から出る一般廃棄物を市が運営する処理施設で受け入れる方針を固めた。同社の営業取り消し後、自治体で米軍ごみの受け入れ先が決まったのは初めて。米軍の一般廃棄物は分別されていないが、市は分別ルールを守ることを条件に付している。市職員が -
火の破片、恐怖今も 沖縄県うるま市川崎米軍機墜落から56年
2017/12/07 12:00静かに事故の日のことを語る多嘉良初子さん=沖縄県うるま市川崎1961年、沖縄県旧具志川村(現うるま市)の川崎地区に、米軍のジェット機が墜落した事故から7日で56年になる。死者2人、重軽傷者6人と地元に大きな被害をもたらした事故だ。うるま市立川崎小学校では7日に平和集会を開き、平和への思いを新たにする。墜落事故を目の当たりにした多嘉良初子さん(85)=市川崎=は「また戦争が来たと思った」と、当時の恐 -
路上寝、条例で防げ 浦添署協議会 自治体に制定要請へ
2017/12/06 14:00【浦添】浦添警察署協議会(宮城景正会長)は酔っ払って路上で寝込む路上寝を防止するため、浦添市と西原町に対して「路上寝禁止条例」の制定を来週、要請する。同条例の制定要請は沖縄県内で初めてで、全国でも例がないとみられる。2016年の県内の路上寝の通報件数は7159件で、07年の4557件と比べ約1・6倍増加している。浦添警察署協議会と浦添署は条例制定を求めることで、増加傾向にある路上寝に対する自治体や -
沖縄も冷え込み、やっと冬 週末にかけ再び寒気
2017/12/06 14:00マフラーやコートなどを着込んで足早に歩く通勤の人たち=5日午前、那覇市久茂地(大城直也撮影)西日本では真冬並みの強い寒気が流れ込んでいる影響で5日、初雪が観測され、沖縄県内でも各地で冷え込んだ。日中も気温が上がらず、最高気温は那覇で19.7度、名護で19.3度、石垣島で19.7度など多くの地点で20度を下回った。前日を2.1度から4.5度下回り、12月下旬から1月下旬並みとなった。石垣島や波照間島 -
キングス応援ポテチを発売 ファミマ、タコライス味
2017/12/06 14:00沖縄ファミリーマートは5日、琉球ゴールデンキングス応援企画で開発したポテトチップス「KINGS POTATO タコライス味」を発売した。155円(税込み)。わさビーフでおなじみの山芳製菓(東京)と共同開発し、3万6千袋の数量限定で販売する。キングスのマスコットキャラクター「ゴーディー」の好物であるタコライス味で、チームの選手に最も評価の高かった味を商品化した。 -
タイ王族、沖縄を取材 魅力をテレビで紹介
2017/12/05 12:00県産・国産牛を味わいながら魅力を伝えるタイ王族のサラリー・キティヤカラ妃殿下(右)ら=4日、那覇市牧志の「焼肉 琉球の牛」タイ国営放送の海外旅行番組収録のため、タイ王族でタレント業もこなすサラリー・キティヤカラ妃殿下らが4日、来沖した。13日まで滞在し、沖縄本島を中心に県内の著名な観光地を巡ったり、沖縄料理を食べたりしながら沖縄観光の魅力を伝える。番組収録はタイからの誘客強化を目指す県内企業の招き -
豚とイモの深〜い関係 マブイロードを歩くVol.8
2017/12/05 12:00イモを食べながら悪知恵をめぐらすマジムンたちニワトリが先か卵が先かという言葉がありますが、沖縄では豚とサツマイモがその関係にあてはまります。一見、関連性がないように思える両者ですが、歴史をひもとくと、イモなくして豚肉は普及しなかったことがわかります。今回はその意外な謎に迫ります。沖縄の家庭料理を代表するチャンプルーや宮廷料理の花形であるラフテー、さらにはソーキ汁やテビチ汁にいたるまで、豚肉は琉球料 -
辺野古 抗議のスカート 強制排除の姿勢、問題視
2017/12/05 12:00男性機動隊員に排除されるスカートチームのメンバー=4日、名護市辺野古のシュワブ・ゲート前抗議している私たちを人間として扱ってください―。名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、そんな思いを持ち、スカート姿で新基地建設に抗議している女性たちがいる。女性たちは「シュワブゲート前で、機動隊による排除など人権侵害が日常的になっている。機動隊はスカートをはいた私たちを排除する際、私たちに尊重されるべき人 -
遺族ら現場に、涙で手合わせ 沖縄女性殺害事件、元軍属の無期判決受け
2017/12/04 15:00遺体遺棄現場の雑木林で慰霊する遺族ら=3日午後、沖縄県恩納村2016年4月に沖縄県でウオーキング中の女性会社員=当時(20)=が襲われ、殺害された事件で、被害者の遺族ら10人が3日、犯行現場や遺体遺棄現場を訪れた。元米海兵隊員で事件当時軍属だった被告(33)が1日に那覇地裁で無期懲役判決を受けてから、遺族らが現場を訪れるのは初めて。遺族らは花束や果物などを手向け、手を合わせて追悼した。3日午後0時 -
「藍ちゃんの分も頑張って」 逆転賞金王・宮里選手の地元東村沸く
2017/12/04 15:00宮里優作選手の最終戦優勝と賞金王獲得を祝う人たち=3日夜、沖縄県東村の平良区公民館男子ゴルフの日本ツアー最終戦、日本シリーズで宮里優作選手が優勝し初の賞金王となった3日夜、出身地の沖縄県東村の平良区公民館では地元有志による優勝祝賀会が開かれた。駆け付けた人たちからは「特別な優勝。感動した」「本当にうれしい。東村のヒーローだ」などと喜びに沸く声が上がった。祝賀会には16人が集まった。親戚の宮城則男さ -
まとめサイトへの賠償命令 ネットは変わるか モバプリの知っ得![34]
2017/12/04 15:00イラスト・小谷茶(こたにてぃー)インターネットでの差別的な書き込みをまとめ、名誉を傷つけられたとして、フリーライターの女性がまとめサイト「保守速報」を訴えた裁判の結果が11月16日に出ました。 裁判所はまとめサイト側に200万円の支払いを命じました。まとめサイトは、インターネットの書き込み・投稿を、まとめて読みやすくしたサイトです。まとめサイトと一口に言っても、実際はさまざまな「まとめ」手法が存在 -
苦しみ72年、判決1分 沖縄戦国家賠償訴訟の高裁棄却 原告落胆
2017/12/01 14:00記者会見で言葉を詰まらせ、ハンカチで口元を押さえる原告ら=30日、沖縄県政記者クラブ(花城太撮影)開廷直後、裁判長は淡々と判決を言い渡した。「控訴を棄却する」。緊張感を漂わせて聞き入っていた原告席に座る原告らの表情は一瞬で落胆に転じ、ため息が漏れた。福岡高裁那覇支部で30日にあった「沖縄戦被害国家賠償訴訟」の控訴審判決の言い渡しは、わずか1分間だった。提訴から5年。「血も涙もねーん(ない)」「涙が -
岩盤清掃 サンゴ回復 伊江島海の会 最高賞
2017/12/01 14:00「岩盤清掃」の取り組み前(左)と後(右)のサンゴの様子(伊江漁協提供)第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会(10月28、29日)で漁場・環境保全部門の大会会長賞に輝いた伊江島海の会(会長・八前隆一伊江漁協組合長)と伊江村の関係者が30日、県庁を訪れ、受賞を報告した。天皇皇后が出席する全国海づくり大会で各部門の最高賞となる大会会長賞は、地元枠が用意された沖縄大会を除くと、沖縄の団体では初めての受賞 -
「海の命残したい」 米ジュゴン訴訟原告団、辺野古視察で強調
2017/12/01 14:00座り込みをしている島袋文子さん(手前左)と握手する米生物多様性センターのピーター・ガルビンさん=30日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を巡り、新基地建設が国指定天然記念物のジュゴンに影響を与えるとして、工事の中止を求めている米ジュゴン訴訟の原告団が30日、辺野古を訪れた。米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込 -
ま~さん肉召し上がれ いい(11)肉(29)の日でPR
2017/11/30 14:00うちな~いい肉の日イベントで、あぐー豚の丸焼きを切り分けるスタッフ=29日、糸満市のJAおきなわファーマーズマーケット語呂合わせで「うちな~いい肉の日」の11月29日、県産食肉や鶏卵、牛乳の消費拡大を目指すイベントが糸満市のファーマーズマーケットいとまん・うまんちゅ市場で開かれた。あぐー豚の丸焼きなどが振る舞われ、多くの人出でにぎわいを見せた。主催した県産食肉等消費拡大推進協議会の大城勉会長(JA -
沖縄、観光客数ハワイ超え 1~9月711万人 10万人上回る
2017/11/30 14:00県内の2017年入域観光客が、お手本とされてきたハワイを超える可能性が出てきた。1~9月の累計は沖縄が前年同期比8・9%増の711万5500人、ハワイは4・9%増の701万1706人で沖縄がリードしている。米国ハワイの入域客は年末年始に書き入れ時を迎えることからその差が縮まってくることが想定されるが、9月までの伸び率で進めば沖縄の年間の観光客数は938万人台が見込まれ、ハワイ州観光局が22日に発表 -
「僕の絵でハッピーに」 難病の中学生 才能磨き、個展開く
2017/11/30 14:00アート展の会場でウサギの絵に初挑戦する池原楓人さん=11日、宜野湾市真志喜のブリコルール【宜野湾】1万5千人に1人の割合で生まれるという難病「プラダー・ウィリー症候群」と向き合いながら、アートの世界を広げ才能を開花させている中学生がいる。県立美咲特別支援学校中学部3年生の池原楓人さん(15)だ。11、12の両日には、宜野湾市真志喜にある洋服とハンバーガーの店「ブリコルール」でアート展を開いた。モノ -
師走前なのに…夏日 沖縄県内各地25度超え
2017/11/29 13:00汗ばむ陽気の下、ビーチで砂遊びをする祖父と孫=28日午後4時ごろ、宜野湾市のトロピカルビーチ(内原優士撮影)28日の沖縄県内は各地で晴れ間が広がり、汗ばむ陽気となった。下地島空港で28・1度、波照間空港で28・0度を記録した。沖縄気象台の県内28の観測地点のうち、26カ所で最高気温が25度を超える夏日となった。同気象台によると、石垣島で平年より3・4度高い27・8度、名護で同4・3度高い27・1度 -
沖縄発ブランドを世界へ J&S社「RYU+CODE」商品発表
2017/11/29 13:00沖縄発で海外市場を狙うファッションブランド「RYU+CODE」の商品を紹介するJ&Sインターナショナルの高良俊男社長(左)ら=28日、恩納村のホテルムーンビーチ商業施設設計・施工のJ&Sインターナショナル(沖縄県浦添市、高良俊男社長)は28日、海外市場に向けたファッションブランドとして設立した「RYU+CODE(リュー・プラス・コーデ)」の商品発表会を、恩納村のホテルムーンビーチで開いた。県内の紅 -
30万球「ひかりの散歩道」 電飾、鮮やかに 東南植物楽園(沖縄市)
2017/11/29 13:00きらびやかなイルミネーションを背に記念撮影する来園者たち=23日、沖縄市知花の東南植物楽園【沖縄】沖縄市知花の東南植物楽園は23日、園内を30万球もの電飾で彩るイルミネーション「ひかりの散歩道」の点灯式を開いた。イルミネーションは来年2月18日まで。園内の木々や芝生、遊歩道を輝かせ、光の楽園を演出する。点灯式では、地域の子どもたちと東南植物楽園のキャラクター「ヤッシー」が電飾のスイッチを押した。神 -
暴力断つ子育て支援を 「母なら当然」に苦しむ ルポライター・杉山春さん
2017/11/28 12:00「母親なら育てられて当たり前、との社会常識に、親自身も苦しんでいる」と訴える杉山春さん◇11月は「児童虐待防止推進月間」ルポライターの杉山春さんが講師を務めた沖縄県の虐待防止推進事業講演会が11月8日、名護市民会館中ホールで開かれた。杉山春さんは「SOSが出せる社会へ 助けを呼べないひとり親の支援」と題して講演。「母親であれば子どもを育てて当たり前」という家族規範に縛られ、親自身がうまく子育てでき -
米兵、飲酒し差別発言 ネット動画、海兵隊調査
2017/11/28 12:00【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米海兵隊専門誌「マリンコータイムズ」(電子版)は21日、写真・動画共有サービス「スナップチャット」に、飲酒しながら黒人蔑視の差別用語を叫ぶ海兵隊員の動画がアップされ、海兵隊が調査していると報じた。同誌が入手した声明によると、在沖米海兵隊の第3海兵遠征軍が「動画に映った数人が海兵隊員だと確認できる」と回答したという。動画には、少なくとも2人の男性が飲酒しながら、黒人 -
沖縄から世界へ 国際食品商談会「大交易会」が開幕
2017/11/28 12:00各企業などの出展ブースで県内外から集まったサプライヤーとバイヤーが商談を行った「沖縄大交易会2017」=27日午前、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター(又吉康秀撮影)国内最大規模の国際食品商談会「沖縄大交易会2017」(同実行委員会主催)が27日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで2日間の日程で開幕した。プレ開催を含めて5回目となる今年は、43都道府県から252社(うち県内68社)が出展。バ -
「かまぼこ食べて!」 3人娘、糸満に登場 アレンジ料理も紹介
2017/11/27 16:00大きな頭が印象的な「かまぼこ3人娘」。(左から)「ばくだん」大城さくらさん、「赤かまぼこ」玉城加代子さん、「鯛かまぼこ」知念ナナツさん=17日、糸満市西崎の道の駅いとまん内お魚センターの西南門小カマボコ屋【糸満】ばくだんおにぎり、赤かまぼこ、鯛(たい)かまぼこ。「かまぼこ3人娘」参上―。2019年に創業100年を迎える沖縄県糸満市西崎の西南門小(にしへーじょうぐわー)カマボコ屋(玉城章代表取締役) -
94歳「小説書き続ける」 短編集、人気じわり 豊島清子さん(石垣市)
2017/11/27 16:0094歳で短編集「忘れられた傘の会」を出版した豊島清子さん=24日、石垣市【石垣】94歳の“作家”が、沖縄県の石垣島で執筆活動にいそしんでいる。豊島清子さん=石垣市野底=は、書きためてきた短編小説をまとめて「忘れられた傘の会」(ボーダーインク)を9月に自費出版した。読書好きが高じて、70歳から始めた創作活動。大正生まれの自由な発想に魅了される人が、静かに増えている。幼少時から“本の虫”だったという豊