琉球新報の最新ニュース
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暴言も子の脳に影響 マルトリートメントを解説 小児精神科医・友田明美さん
2017/11/27 16:00暴力によって子どもたちの脳が傷つくことを報告した友田明美さんの講演会◇11月は「児童虐待防止推進月間」福井大学子どものこころの発達研究センター教授で小児精神科医の友田明美さんによる講演会(県立看護大学主催)が11月17日、県立博物館・美術館講堂で開かれた。友田明美さんは「マルトリートメントやDVにより傷つく脳と回復へのアプローチ」と題して講演し、虐待や暴言などの暴力が子どもの脳にダメージを与え、健 -
米軍基地ごみ収集停止 嘉手納、倉敷産廃取り消しで
2017/11/24 15:00収集されずに、住宅地域内に積まれたごみ=23日、米軍基地内在沖米軍から排出されるごみの多くを受け入れていた倉敷環境(沖縄市池原)の産業廃棄物処分業の許可を沖縄県が取り消したことに関連し、米軍基地内のごみ収集に影響が出ている。米軍嘉手納基地は公式フェイスブックで、21日から7~10日間、ごみ収集の中止を報告。リサイクルの実施を強く求めている。投稿はキャンプ・フォスターの公式フェイスブックもシェアし、 -
お絵かき上手「ゆめ花」です 沖縄こどもの国 “妊活”ゾウ、歓迎会
2017/11/24 15:00得意のお絵かきを披露する千葉県の市原ぞうの国から来たアジアゾウのゆめ花=18日、沖縄市の沖縄こどもの国【沖縄】千葉県の動物園「市原ぞうの国」から沖縄市の沖縄こどもの国にやってきたアジアゾウ「ゆめ花」(雌、10歳)の歓迎会が18日、こどもの国で開かれた。ゆめ花は妊活を目的に、半年から1年の間、子どもの国に滞在する。来園者150人と職員が歓迎した。ゆめ花はタンバリンを鳴らしたり、得意のお絵かきをしたり -
船長「沖縄戻りたい」 パラオ沖漁船転覆 比で帰国準備
2017/11/24 15:00転覆したマグロはえ縄漁船「第一漁徳丸」(那覇地区漁業協同組合提供)沖縄県那覇市船籍のマグロはえ縄漁船「第一漁徳丸」(19・99トン)がパラオ沖で転覆し、乗組員7人が行方不明となっていた事故で、第11管区海上保安本部は23日午前0時45分、7人の無事が確認されたと発表した。けがはない。那覇地区漁業協同組合によると、船長(62)、機関長(49)、インドネシア人乗組員5人の7人は23日現在、フィリピンの -
米軍、辺野古弾薬庫を再開発 普天間移設で「新任務」に対応か
2017/11/22 14:00米軍普天間飛行場の移設先に隣接する辺野古弾薬庫(上)=14日、沖縄県名護市辺野古(小型無人機から)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先キャンプ・シュワブ北側に隣接する米軍辺野古弾薬庫(名護市辺野古)について、米海兵隊が「大規模な土木工事」を伴う再開発を計画していたことが21日、海兵隊による2014年作成の内部文書で分かった。辺野古移設を前提とした「新たな任務」への対応が目的。計画は5年ごとの -
全国ご当地おやつ 素材生かし沖縄からグランプリ
2017/11/22 14:00受賞を喜ぶ琉球インタラクティブの木谷寿男さん=19日、東京都11月17〜19日に東京で開かれた「ニッポン全国物産展2017」(全国商工会連合会主催)の「第8回ニッポン全国ご当地おやつランキング」で、沖縄県代表として出品した琉球インタラクティブ(宜野湾市)の「紅芋とちんすこうのフローズンちいずケーキ」がグランプリに輝いた。同社は「沖縄ならではの力がある素材を生かしたことが評価された」と喜びを語った。 -
那覇商の「ちぎりタコスパン」グランプリ ローソン・商業高コラボ
2017/11/22 14:00グランプリを獲得した嘉味田梨愛さん(左)と喜納香音さん(右)=21日、那覇市の県畜産振興支援センターローソン沖縄(浦添市、古謝将之社長)は21日、沖縄県内の商業高校生のアイデアを商品化するコラボ企画「商品開発プロジェクト」の最終審査会を、那覇市の県畜産振興支援センターで開いた。那覇商業高商業科2年の嘉味田梨愛・喜納香音さんチームが考案した「ちぎりタコスパン」がグランプリに輝いた。2018年4月の発 -
教育費支出、離島で重く 沖縄公庫調査「進路選択に影響」 200万未満世帯は年収超え負担
2017/11/21 13:00沖縄振興開発金融公庫は17日、2016年度に国の教育ローンを利用した沖縄県内世帯の状況調査を発表した。世帯年収に占める教育費の負担割合は、年収200万円未満の世帯で106・0%と教育支出が年収を超えており、家計だけでは教育費の捻出が困難な状況になっている。島外進学に伴う住居費などで負担が大きくなる離島居住者だけで見ると、年収200万円未満の負担割合は115・9%まで高まり、教育負担が重くなっている -
「厳しさの中に愛情」「おやじのよう」 具志堅さんら育てた名伯楽に別れ ボクシング王国沖縄築く
2017/11/21 13:00恩師へ感謝の言葉を述べる具志堅用高さん指導者として45年間、リングに立ち続け、「ボクシング王国沖縄」を築き上げた沖縄県那覇市出身の金城眞吉さん(享年73)の告別式が16日、那覇市天久の那覇葬祭会館で行われた。教え子やボクシング関係者らだけでなく、空手道、相撲など県内各スポーツ界からも多くの弔問客が訪れた。教え子たちは「厳しさの中にあふれる愛情があった」「まだまだ教わりたいことがあった」「おやじのよ -
米兵飲酒事故「もう勘弁して」 知事、表情険しく 在沖縄米軍トップに抗議
2017/11/21 13:00在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官(中央)に抗議文を手渡す翁長雄志沖縄県知事。左はエレンライク在沖縄米総領事=20日午後、県庁「もう勘弁してくれ」―。那覇市で起きた在沖縄米海兵隊員による飲酒運転死亡事故から一夜明けた20日、目の前に立つ在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官に対し、沖縄県の翁長雄志知事は率直な言葉を次々とぶつけた。「何の信用もできない」と抗議する知事に対し、ニコルソン -
米兵飲酒運転の車衝突、男性死亡 信号無視か 那覇
2017/11/20 16:00那覇署は19日、酒気を帯びた状態で米軍公用車の2トントラックを運転し、会社員の男性(61)=那覇市=が運転する軽トラックと衝突して男性を死亡させたとして、米海兵隊牧港補給地区所属の米海兵隊上等兵の男(21)を自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕した。那覇署によると、上等兵は容疑を認めており、呼気からは基準値(1リットル当たり0・15ミリグラム)の約3倍のアル -
2018ミス沖縄 3人選出 山城、宮平、末吉さん
2017/11/20 16:00ミス沖縄に選ばれた(左から)山城美希さん、宮平かなさん、末吉古都子さん=19日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ沖縄観光コンベンションビューローは19日、那覇市前島の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで「ミス沖縄2018選出大会」を開いた。ファイナリスト10人の中から、スカイブルーに南城市の会社員山城美希さん(21)、コバルトブルーに那覇市の専門学校生宮平かなさん(24)、クリーングリー -
「切った髪、闘病の助けに」 医療用かつら、広がる寄付の輪
2017/11/20 16:00ヘアドネーションのために伸ばした髪を切った(右から)稲田ゆかりさん、玉城美香さん、宮城尚子さん(後列左)、宮城二弦さん(左手前)=那覇市内の美容室一緒に髪を寄付しませんか-。切った髪を医療用ウィッグ(かつら)の原料として寄付する「ヘアドネーション」が、県内でもじわじわと広がっている。ラジオパーソナリティーの玉城美香さんもリスナーと一緒に伸ばした髪を切り、寄付した。玉城さんは「伸びた髪が誰かの役に立 -
岡本さん作品を非公開に 「イチハナリアート」で事務局 「離島振興にそぐわず」
2017/11/17 13:00非公開が決まった、岡本光博さんの作品「落米のおそれあり」【うるま】沖縄県うるま市の島しょ地域を舞台に18日に開幕する芸術展「2017イチハナリアートプロジェクト+3」を主催するうるま市観光物産協会(神村盛行理事長)は16日までに、京都市の美術家岡本光博さんの作品「落米のおそれあり」を公開しないことを決めた。運営事務局は「『うるま市の島しょ地域の活性化』というプロジェクトの趣旨に合わない」と説明して -
多言語翻訳、運転手も外国客も安心!? 沖縄県内タクシーで実証実験
2017/11/17 13:00運転手と外国人客の会話を翻訳する「多言語音声翻訳システム」を搭載したタクシーKDDIと沖縄セルラー電話、沖縄県ハイヤー・タクシー協会などは16日、外国人観光客向けに「多言語音声翻訳システム」を搭載した観光タクシーの社会実証を始めると発表した。後部座席に設置したタブレット端末とマイク、運転席に設置したマイクを通して、外国人乗客と日本人運転手の音声を相互に自動翻訳し、会話を成立させる。観光スポットへの -
米軍が個人情報を流出 10年分の車両登録情報 「銀行口座確認を」と注意呼び掛け
2017/11/17 13:00県内の米軍施設(写真と直接関係ありません)在沖米海兵隊は17日、県内の米軍施設に立ち入る目的で車両登録をした人の個人情報を保管したコンパクトディスク(CD)を紛失したと発表した。流出した個人情報の詳細は公表していないが「銀行口座などに不信な動きがないか確認する必要がある」と注意を呼び掛けている。米軍発表の広報文によると、流出したCDには、2007年1月頃から17年9月までに車両登録した、国籍、所属 -
元米海兵隊員が殺意を否認 米軍属女性暴行殺人 強姦致死、死体遺棄は認める
2017/11/16 13:00米軍属女性暴行殺人事件の初公判が行われた法廷=16日午前10時すぎ、那覇市樋川の那覇地裁(代表撮影)2016年4月に発生した米軍属女性暴行殺人事件で、殺人や強姦致死などの罪で起訴された元米海兵隊員で事件当時軍属の被告(33)の裁判員裁判初公判が16日午前10時、那覇地裁(柴田寿宏裁判長)で開廷した。被告は「殺すつもりはなかった」などとして殺人罪について起訴内容を否認、強姦(ごうかん)致死と死体遺棄 -
カンヒザクラ、15本が早咲き 那覇、漫湖公園
2017/11/16 13:0011月初旬に開花したカンヒザクラ=14日、那覇市の漫湖公園内ジョギングコース【那覇】沖縄県那覇市の漫湖公園内にある那覇大橋側から真玉橋側までのジョギングコース(約1・5キロ)沿いに植樹されているカンヒザクラ216本のうち15本が11月初めごろから咲いている。早咲きに、ウオーキングをする人々が足を止め、写真撮影している姿が見られた。うち1本の木は二分咲き程度で、その他は1~10輪程度、開花しているの -
古い着物を洋服に 豊見城・文化祭で20着お披露目
2017/11/16 13:00着物からリメークした洋服を身に着け、ポーズを決める宜保晴毅市長(中央)らモデルの市民=5日、豊見城市立中央公民館大ホール【豊見城】沖縄県豊見城市市制施行15周年を記念した第25回文化協会総合文化祭が5日、豊見城市立中央公民館大ホールで開かれた。子どもたちによる空手演武やしまくとぅばの発表、琉球舞踊などのほか、古い着物の生地を使って作られた洋服のファッションショーなど多彩な演目があり、大勢の市民が訪 -
最古の沖縄映画、復活 「執念の毒蛇」29年ぶり弁士付き 県立美術館10周年事業
2017/11/15 13:0029年ぶりに弁士、伴奏付きで上映された「執念の毒蛇」=4日、那覇市の県立博物館・美術館沖縄県立博物館・美術館の美術館10周年記念展「彷徨(ほうこう)の海」「邂逅(かいこう)の海」の関連催事「映像アーカイヴと沖縄(1)特別上映」が4日、那覇市の同館で開かれた。上映作品は「執念の毒蛇」(1932年、吉野二郎監督)と「吉屋チルー物語」(63年、金城哲夫監督)。フィルムを修復、デジタル化し本来の鮮明な映像 -
空き店舗改装 宿泊に 沖縄市パークアベニュー、ファンファーレ展開
2017/11/15 13:00宿泊用の部屋に改装したヘアサロンを紹介するファンファーレジャパンの島袋武志社長(左端)と沖縄市センター商店街振興組合の浜比嘉進理事長(左から2人目)ら=13日、沖縄市のパークアベニュー冊子の発行や映像制作を通した観光事業を展開するファンファーレジャパン(沖縄市、島袋武志社長)は、沖縄市のパークアベニューにある空き店舗をホテルの部屋に改装し、宿泊業を展開している。同社が運営する「トリップショットホテ -
もとぶ牛 台湾出荷へ 県内初、年2億超目標 もとぶ牧場JCCと連携
2017/11/15 13:00もとぶ牛の台湾輸出で連携する坂口泰司社長(左)とJCCの渕辺俊紀社長(右)、四季捷有限公司の劉志輝CEO=13日、那覇市の首里天楼もとぶ牧場(本部町、坂口泰司社長)とJCC(糸満市、渕辺俊紀社長)は13日、那覇市牧志の首里(すい)天(てん)楼(ろう)で、ブランド牛「もとぶ牛」の台湾出荷連携式を開いた。台湾ではJCC取引先の四季捷有限公司(台北市、劉志輝CEO)を通じてレストランなどに卸販売する。坂 -
静かな小集落、突然の緊張 新基地建設の資材搬入拠点に一変 国頭村奥の住民、涙の抗議
2017/11/14 13:00奥港に入ってくるダンプカーを見て不安そうな表情を浮かべる住民ら=13日、沖縄県国頭村奥人口189人、沖縄本島北部の国頭村奥(おく)。車の往来もほとんどない静かな場所が13日、一変した。米軍普天間飛行場移設先の大浦湾に運ばれる砕石を積んだダンプカーのほかパトカーや機動隊などの警察車両が何十台も通り、物々しい雰囲気に包まれた。奥の住民らは、名護市辺野古の新基地建設に海上資材を搬入するため、集落を行き交 -
ごみ収集車を広報に活用 石垣が全国初、来月から実験
2017/11/14 13:00家庭ごみ収集車を石垣市の広報媒体として活用する実証実験の協定書を結んだ中山義隆市長(中央)と合同会社MBCの前野尚史代表社員(右)、市清掃事業協同組合の前盛均理事長=13日、市役所【石垣】沖縄県石垣市は12月から、家庭ごみ収集車のスピーカーで市の広報を流す実証実験を開始する。市内全域を回る収集車を市の広報媒体として活用するのは、全国でも初めての取り組み。実証実験は2018年3月までで、市は広報効果 -
歴史生かしたリゾ婚新商品 アルル、来年2月発売
2017/11/14 13:00【石垣】ウエディング業などを手掛けるアルル(沖縄県石垣市、仲筋正和社長=写真後列右)は10日、石垣島の自然や文化、歴史を生かしたウエディング観光商品を新たに開発した。島の祭祀(さいし)を取り入れ、2016年に開発したウエディング商品「石垣島自然式 美ら結」の関連商品で、ウエディング後の参列者らを対象にしたパーティープランのほか、島の時間を豊かに堪能できるカップル向けディナープランなどをそろえた。1