琉球新報の最新ニュース
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沖縄戦跡を歩く『ピースウオーキング』友奪った戦争語る
2017/03/21 15:00『那覇市首里の沖縄戦を知るピースウオーキングで戦争への思いを語る岸本政一さん(右から2人目)=20日、那覇市の一中健児之塔』戦跡を歩く「沖縄戦を知るピースウオーキング」(同実行委員会主催)が20日、那覇市首里で開かれた。約40人が首里中学校を出発し、県立第一中の学徒らの慰霊碑「一中健児之塔」までの約5キロを歩いた。沖縄師範学校跡地や首里城地下に広がる第32軍司令部壕を巡り沖縄戦を学んだ。首里金城町 -
ハブ捕り名人「飼育はしていない」逮捕も不起訴、万全期し許可取得
2017/03/17 17:00『容器や小屋で3重にロックした空間でハブを一時保管する眞喜志康弘さん=15日、名護市内』沖縄県本島北部の山中で約30年間、ハブを捕獲しているハブ捕り名人で有名な眞喜志康弘さん(60)=名護市三原=が1日、取引先である東京の業者と一緒に警視庁に動物愛護法(無許可飼養)容疑で逮捕されたが、10日に東京区検で不起訴処分となった。昨年12月に捜査され、人に危害を与える恐れのある特定動物のヒメハブを無許可で -
「口腔ケアできる歯科衛生士になりたい」4児母の主婦で国家試験合格!
2017/03/16 14:004人の母親である沖縄県西原町の上間朝子さん(36)が12日、沖縄歯科衛生士学校を首席で卒業した。歯科衛生士になることを夢見て、歯科助手として勤務していた浦添市内の歯科医院を33歳で退職。2014年に同校に入学した。「部活をしている娘や3歳の息子もいて、家事と学業の両立ができるか不安だった」という上間さんだが、夫の安彦さん(37)が「やってみないと分からないよ」と背中を押してくれた。夫や子どもたちの -
「沖縄ウィッシュバケーション」難病の子供と家族の夢を叶えた旅行
2017/03/15 14:00『勇人ちゃん、宗汰君家族とホテル関係者ら=2月27日、恩納村のカフ-リゾートホテル』【恩納】難病を抱える子どもと、その家族が沖縄の文化や観光を楽しむ「沖縄ウィッシュバケーション」が2月25~27日の日程で開かれた。参加した2家族(8人)は恩納村のカフーリゾートフチャクコンド・ホテルに泊まり、沖縄美ら海水族館やバーベキューなど、沖縄ならではのメニューを堪能した。ダウン症の久保勇人ちゃん(6)=鹿児島 -
沖縄「全学徒隊の碑」が完成『学徒隊を忘れないで』10代で戦死した級友への思い
2017/03/14 15:00沖縄戦で「学徒隊」として戦場に駆り出された、旧中等学校全21校の名を刻んだ「全学徒隊の碑」の除幕式が14日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で開催される。建立の背景には「学徒隊を忘れないで」という元学徒の熱い思いがあった。戦時中、那覇市泊にあった昭和高等女学校の同窓生の吉川初枝さん(89)と上原はつ子さん(88)は「これだけ多くの学校の学生が動員されたことを伝えたかった。合同の碑できてよかった」と話す。 -
ご当地「宮古島サイダー」マンゴー味登場!那覇で販売開始
2017/03/13 15:00製塩会社のパラダイスプラン(宮古島市、西里長治社長)は7日、「宮古島サイダー マンゴー味」を発売した。同社が販売する塩のブランド「雪塩」を使用したご当地サイダーシリーズの第3弾だ。価格は250円(税込み)。同シリーズは市内限定販売だったが、那覇市でも販売を始める。同シリーズは2015年から販売が始まった。雪塩味を皮切りに、黒糖味も販売している。17年2月現在で10万本の販売を達成した。従来は宮古島 -
那覇市中学 卒業式「メリケン粉投げ」抑止で未成年者に販売自粛
2017/03/10 14:0011日は沖縄県内の公立中学校の卒業式。県内の中学校では、30年以上前から、卒業式に小麦粉などを投げて大騒ぎする「メリケン粉投げ」が見られる。那覇市内では、中学校区周辺の店舗が未成年への小麦粉販売を自粛するなどして、地域ぐるみで“悪しき伝統”の抑止に努める。メリケン粉投げは、卒業生が後輩などから強制的に集めた資金で大量の小麦粉を購入し、卒業式でばらまいて祝う行為。30年以上前から県内の各中学校単位で -
宮古島の恒例行事、入試会場に愛情弁当で親族揃ってエールを送る!
2017/03/09 15:00県立高校入試が始まった8日昼、沖縄県の宮古島市内では午前中の試験を終えた受験生が家族や親族と共に弁当を食べる毎年恒例の光景が見られた。190人が受験した宮古高校では、昼前になると保護者らが校門前で待ち構えた。試験終了のチャイムと同時に校門が開き、保護者が一斉に校内へ入った。中庭などでビニールシートを敷き、重箱に入ったオードブルを振る舞い、受験生をねぎらった。下地佳代子さん(50)は娘の晴佳さん(1 -
「まさい族」「やーたーやが」若者ウチナーグチ(沖縄弁)その意味とは!?
2017/03/08 14:00若い世代が普段使っている「ウチナーグチ」を楽しく紹介する「今どきウチナーグチ&ウチナーギャル語」(沖縄時事出版・千円)が、9日から沖縄県内主要書店やファミリーマートで発売される。芸能事務所オリジン・コーポレーションの真栄平仁(ひーぷー)さん、じゅん選手、「スズカーサーキット」のすーずーとさーきーが座談会形式で世代間ギャップを交えてウチナーグチを紹介。イラストはぴろんぴろん下里さんが担当した。スズカ -
沖縄の高校生3割が困窮、バイト代を「家計の足し」に…進路選択にも影響
2017/03/07 12:00社会や経済の状況が高校生の進路や日常生活にどのように影響しているかについて沖縄県が実施した高校生調査の中間報告が6日、発表された。生徒の保護者が回答した世帯所得から「困窮世帯」「非困窮世帯」に分けると困窮世帯の割合が29・3%に上った。困窮世帯では生徒の32・6%が現在アルバイトをしており、非困窮世帯(16・7%)の約2倍となった。困窮世帯ではアルバイト代を「昼食代」(34・8%)、「家計の足し」 -
沖縄県久米島沖、まさかの遭遇!悠々と泳ぐシャチの群れ
2017/03/06 12:00(写真:琉球新報社)久米島沖で確認されたシャチ。群れで約1時間にわたり泳いでいた=5日午前10時ごろ、久米島の北東1.5キロの海域(川本剛志さん提供)久米島の北東約1・5キロの海域で5日午前、シャチ約7頭が泳ぐ姿が確認された。午前9時15分から10時半ごろまで姿を見せ、ホエールウオッチングで訪れていた人々を喜ばせた。シャチはクジラ目マイルカ科に属し、ハクジラの一種。黒と白に分かれた体色や、最長で2 -
宮里藍 6年ぶりの出場に3200人の熱視線!女子ツアー開幕戦
2017/03/03 11:00(写真:琉球新報社)女子プロゴルフのLPGAツアー開幕戦・第30回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが2日、南城市の琉球GC(6617ヤード、パー72)で開幕した。県勢の大城さつきが3アンダーの69で回り単独首位に立った。大城に5打差の2オーバー74で6年ぶり出場の宮里藍、上原彩子、アマの新垣比菜が13位に並んでいる。 この日は徐々に強まった風の中、注目の顔合わせとなった宮里と新垣、諸見 -
全国初!沖縄県内1300ヵ所の郵便ポストから観光情報を発信
2017/03/02 13:00(イラスト提供:琉球新報社)日本郵便沖縄支社などは、沖縄県内約1300カ所の郵便ポストに「QRコード付ステッカー」を貼り付け、沖縄観光などの地域情報を発信する。ステッカーにスマートフォンをかざしてQRコードを読み取ると、県が運営するウェブサイト「Be.Okinawa」へリンクし、沖縄観光情報や防災情報などが見られる。これまで京都府舞鶴市や北海道函館市も同様のサービスを実施したが、都道府県単位での取 -
よしもと芸人に会える!『沖縄国際映画祭』50日前で残暦板の除幕式
2017/03/02 13:00(写真:琉球新報社)4月20日~23日に那覇市のうみそら公園などを中心に開かれる「第9回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)まで50日となった1日、那覇市のてんぶす那覇ポケットパーク広場で残暦板の除幕式が開かれた。吉本興業の大崎洋社長などの関係者が登壇し、映画祭開催に向けて意気込みを見せた。今回は開催場所を離島などにも拡大。国際通りで予定されるレッドカーペットも従来よりも距離を長くする予定だ。残暦 -
台湾客、沖縄で“日帰りネイル”ー増える体験型観光
2017/02/28 11:00(写真・ビック沖縄提供)沖縄を訪れる外国人旅行客の観光需要が、買い物などを中心とする「モノ消費」から体験を中心とする「コト消費」に変化している。2012年以降、格安航空会社(LCC)の国際定期便への参入などをきっかけに、外国に比べサービスの質が高い県内美容室やネイルサロンなどの利用を目的に来沖する外国人客が増えている。ピーチ・アビエーション(大阪)によると、台湾からの日帰りの外国人観光客もいる。1 -
歓喜の赤、15000人祝福「今年は日本一に」広島東洋カープ、沖縄市でパレード
2017/02/27 11:00(写真・琉球新報社)プロ野球セ・リーグで昨季25年ぶりの優勝を遂げた広島東洋カープの優勝パレードが25日、キャンプ地の沖縄市で行われた。選手らを祝おうと、市中心部の「コザゲート通り」は球団の赤いユニフォームや真っ赤な服などを着たファンであふれかえった。通り沿いの建物の窓から顔を出す人や、父親に肩車されて懸命に赤い旗を振る子ども、手作りの横断幕で選手をねぎらう人らの歓声が渦巻いた。球団史に残る“神っ -
ベジタリアンのレトルト「アミーゴカレー」発売!精米工房しゃりや
2017/02/24 13:00(写真・琉球新報社)精米工房「しゃりや」(宮古島市、下里敏彦代表)は4月から、琉球大学農学部が研究開発した秋ウコン「琉大ゴールド」を使用したベジタリアン・レトルトカレー「アミーゴカレー」を製造・販売する。4月に沖縄テレビで放映する食育ヒーローシリーズ「ハルサーエイカー」に新登場するキャラクター「アミーゴ」とデザインをコラボレーション(共同製作)した県産品として、土産品店やインターネットで販売する。 -
“国内ビーチトップ10”沖縄県・波照間島のニシ浜が1位
2017/02/24 13:00日本のベストビーチ1位に選ばれた波照間島のニシ浜ビーチ(トリップアドバイザー提供)世界最大の口コミサイト「トリップアドバイザー」は23日までに、日本のベストビーチトップ10を発表した。昨年2位だった波照間島のニシ浜ビーチが1位に輝いた。2位に宮古島の与那覇前浜ビーチ、3位に座間味村の古座間味ビーチが入るなど沖縄県内8ビーチが選ばれた。ニシ浜ビーチは2014年以降毎回ランクインしており、海の高い透明 -
第3次嘉手納爆音判決、飛行差し止め棄却…国に302億円賠償命令
2017/02/24 12:00(写真・琉球新報社)沖縄県にある米軍嘉手納飛行場の周辺住民2万2048人が、国を相手に夜間・早朝の米軍機飛行差し止めや騒音被害に対する過去、将来分の損害賠償を求めた第3次嘉手納爆音訴訟で、那覇地裁沖縄支部(藤倉徹也裁判長)は23日、爆音は受忍限度を超えていると認定し、総額約302億円の損害賠償の支払いを国に命じた。全国の基地爆音訴訟で過去最高額となる。一方で、飛行差し止めの請求について藤倉裁判長は -
覚醒剤230キロを押収 県警で過去3番目の量
2017/02/23 15:00(写真・神奈川新聞社)メキシコから横浜港に陸揚げされたコンテナから昨年、覚醒剤約230キロが見つかり、県警が麻薬特例法違反の疑いで、ともにメキシコ国籍で職業不詳の男(32)と女(34)の2人と、日系ブラジル人の男4人の計6容疑者を逮捕していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。末端価格は約161億円に上り、県警が一度に押収した量としては過去3番目、全国の警察が昨年押収した量としては2番目の -
嘉手納基地返還で、経済効果1.5兆円ー友知沖国大教授が試算
2017/02/23 12:00沖縄国際大学経済学部の友知政樹教授(写真・琉球新報社)沖縄国際大学経済学部の友知政樹教授は22日までに、米軍嘉手納基地が返還された場合の県経済への効果について、跡地利用が進んで生み出される「直接経済効果」が年間約1兆4600億円になるとの試算をまとめた。県が「嘉手納より南」の基地返還に伴う経済効果の算定で用いた計算式を当てはめて試算した。経費などを差し引いた「粗付加価値額」は約8220億円になると -
「ヤンパク」で民泊延泊!沖縄県北部で“体験型の旅”
2017/02/23 11:00やんばるに民泊しながら自然と触れ合うトレッキングツアー=東村(NPO法人東村観光推進協議会提供)世界自然遺産登録を目指す沖縄県国頭村と大宜味村、東村が連携し、本島北部3村での民泊を呼び掛ける「ヤンパク(ヤンバルで民泊)」を展開している。森林散策やカヌーといった「自然体験」、赤土防止のグリーンベルト植栽など「環境保全活動」、琉舞やエイサーの「伝統文化体験」といった3村それぞれが用意した体験型プログラ -
小6男児、飲酒運転だった…沖縄県恩納村の3人乗り死亡事故
2017/02/23 11:00小中学生3人が乗ったバイクが転倒し、中学生の少年が死亡した事故の現場=恩納村山田(写真・琉球新報社)恩納村山田の国道58号で12日に小中学生の男女が3人乗りした125ccのバイクが転倒し、那覇市内の中学校に通う男子生徒(15)が死亡した事故で、運転していたのが小学6年の男子児童(12)だったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。児童が酒気を帯びた状態で運転していたことも分かった。同乗していた -
多目的トイレをギャラリーに「性的少数者も安心」=沖縄・今帰仁村
2017/02/22 12:00アート作品いっぱいの楽しいトイレで笑顔を見せる今帰仁村歴史文化センターの石野裕子館長(中央)ら=14日、今帰仁村の同センター(写真・琉球新報社)今帰仁城跡に併設する今帰仁村歴史文化センターはこのほど、施設内の多目的トイレを「誰でも入りたくなる」ようにミニギャラリーとして改装した。LGBT(同性愛や両性愛、性同一障害などの性的少数者)、とりわけ体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーの人は男性用 -
きょう「猫の日」那覇、“地域猫”の避妊去勢実施を市全域に
2017/02/22 11:00公園に住み着く“地域猫”=21日午後、那覇市(写真・琉球新報社)2月22日は「にゃんにゃんにゃん」の猫の鳴き声にちなんで猫の日。マチグヮーや通りで育てられている“地域猫”が暮らす那覇市では、観光地に限定していた飼い主のいない猫への避妊去勢手術(TNR)を2017年度から市内全域で実施することを計画している。一方、TNRを行う場所や地域猫を大切に育てている地域を選んで飼い猫を捨てる人も後を絶たない。