琉球新報の最新ニュース
2381 ~3000件/3334件
-
何でも修理OK!68歳の「すご腕」中真三紹さん=沖縄県伊江村
2017/01/18 11:0040年以上前のミシンを修理する中真三紹さん=10日、伊江村川平の中真修理工場(写真・琉球新報社)「おーい、兄貴! これ直せるかなー」「なかまのおじちゃん、古い自転車ある?」と伊江村民の老若男女が頼りにする中真三紹(みつあき)さん(68)は、何でも修理ができる「すご腕」の持ち主だ。時計、鍵、自転車、ミシン、石油ストーブ、家電など中真さんの手にかかればほとんどの物が息を吹き返す。父親の背中を見て習得し -
空手「聖地」で国際大会=’18年夏、沖縄「型」継承 交流促進へ”40カ国700人規模”
2017/01/17 11:00(写真・琉球新報社)空手発祥地としての発信力や国内外の選手、愛好家らの交流拠点化などを目的に「第1回沖縄空手国際大会」が2018年8月、開催される。3月4日の沖縄空手会館の開館を記念した取り組みの一環で、同会館と沖縄県立武道館が会場となる。沖縄県が主催する空手・古武道の国際大会は過去に4度開催したが、単発に終わっており、継続発展を目指し新たに第1回とした。競技は「型」のみ。40カ国以上の参加を目指 -
高3佐久本宝さん新人賞、日本アカデミー賞 「怒り」に出演
2017/01/17 11:00(写真・琉球新報社)2016年に国内で公開された映画の優秀作品を表彰する第40回日本アカデミー賞(主催・日本アカデミー賞協会)の各部門の優秀作品と受賞者、新人俳優賞が発表され、県出身で映画「怒り」(李相日監督)に出演した佐久本宝(たから)さん(18)=うるま市=が新人俳優賞を受賞した。受賞を受けて佐久本さんは「びっくりしていまだに実感が湧かない。名誉ある賞を頂いたので、気を引き締めて、まずは目の前 -
政府自賛も犯罪抑止に遠くー「軍属」範囲の明確化、沖縄は地位協定の改定要求
2017/01/17 11:00(写真・琉球新報社)日米両政府が日米地位協定で身分が保障される軍属の範囲を明確化する「補足協定」を結んだ。沖縄県で昨年発生した米軍属女性暴行殺人事件を受けたもので、日本政府は犯罪抑止を強調する。ただ事件の被告と同様の人物が対象から外れるのか、軍属の人数が減るのかも分かっていない。なぜ犯罪抑止につながるのかも不明で、“有名無実”の「補足協定」となっている。地位協定には軍属の扱いについて詳細な規定が無 -
演劇「命どぅ宝」で非暴力の希望ー東京・劇団文化座 平和の原点描く
2017/01/16 10:00演劇「命どぅ宝」の稽古に励む劇団文化座の出演者ら=13日、東京都北区の劇団文化座(写真・琉球新報社)米軍による土地の強制接収に沖縄住民が激しく抵抗した1950年代の「島ぐるみ闘争」が舞台の演劇「命(ぬち)どぅ宝」が2月2~12日、東京都池袋の東京芸術劇場シアターウエストで上演される。劇団文化座(東京都)の創立75周年記念第1弾で、代表の女優・佐々木愛さん(73)は「沖縄の人に見てもらっても絶対大丈 -
寒さに負けず、海中で寒稽古
2017/01/16 10:00海中稽古で蹴りを繰り出す子どもら=15日、那覇市若狭の波の上ビーチ(写真・琉球新報社)県少林寺流空手道連盟(竹田忠男会長)は15日、那覇市若狭の波の上ビーチで恒例の寒稽古を行った。糸満市と豊見城市の教室に所属する子ども7人が参加し、海に入って元気よく突きや蹴りを繰り出した。同連盟の寒稽古は今回で43回目。子どもたちは寒さを吹き飛ばすかのように「オス」と力強く掛け声を発して形を披露。最後は海に入り、 -
「眠り草」を全国販売 クレイ沖縄の「クワンソウ」サプリ、通販生活PBに
2017/01/16 10:00「通販生活」を通じて販売されるクワンソウのサプリ(写真・琉球新報社)沖縄の素材を使った商品開発を手掛けるクレイ沖縄(沖縄県那覇市、渡嘉敷哲社長)は、自社で開発・販売する沖縄・伊江島産のクワンソウ(和名アキノワスレグサ)エキスのサプリメントを、通販カタログ誌「通販生活」のプライベートブランド(PB)として全国展開する。商品は14日発売の同誌春号で2ページ見開きで紹介された。通販生活はカタログハウス( -
番組は「沖縄ヘイト」ー都内の編集者ら東京MXに抗議
2017/01/13 12:00東京MXのテレビ番組「ニュース女子」の内容に抗議する市民有志ら=12日午前、東京都千代田区の東京MX社前(写真・琉球新報社)東京ローカルテレビ局の東京MXが2日に放送した番組「ニュース女子」で米軍北部訓練場のヘリパッド建設に反対する市民をテロリストに例えるなど攻撃する内容を放送した問題で、東京の編集者ら有志は12日午前、東京都千代田区の東京MX社の前で抗議行動をした。フリーの雑誌編集者川名真理さん -
米空軍、うるま津堅沖で通知なく降下訓練=「伊江島集約」を無視
2017/01/13 12:00MC130特殊作戦機から次々とパラシュートで降下する米兵ら。物資も含まれている=12日午前11時ごろ、うるま市の津堅島訓練場水域付近上空(又吉康秀撮影)米空軍は12日午前11時すぎ、うるま市の津堅島訓練場水域で、沖縄県や市へ通知なくパラシュート降下訓練を実施した。落下物には兵士以外に黒い物資のような物も見られた。訓練水域周辺では民間の漁船などが航行する姿も確認された。県やうるま市は従来、日米特別行 -
手料理でサクラ咲けー北山高校、入試前に昼食会で激励
2017/01/13 12:00上間義尚さんの母親が作ったケーキ=7日、今帰仁村の北山高校(写真・琉球新報社)沖縄県今帰仁村の県立北山高校(星野朗校長)の3年3組理数科は、14、15日の大学センター試験や大学一般入試に向け、保護者の手料理で受験生を元気づけ、応援しようと初めての「一品持ち寄り昼食会&激励会」を行った。同校で7、8日の日程でセンター試験最終プレテストが行われ、初日の7日に昼食会が行われた。全19人の家庭から手作りハ -
沖縄のホテル 転売ビジネス活況 改装で80億→200億とも
2017/01/12 11:00イシン・ホテルズ・グループから森トラストへ転売された「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」(写真・琉球新報社)昨年、世界的なホテルブランドに刷新したばかりの「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」(恩納村)の所有と運営権が、国内不動産開発大手の森トラスト(東京)に転売された。外資系のホテル運営会社イシン・ホテルズ・グループ(東京、マイケル・ニギッチ社長)は沖縄観光が復調した2013年以降、沖縄で所有 -
本島周辺のサンゴ良好 宜野湾・北谷沖 海人の会が調査
2017/01/12 11:00リーフチェックする「ちゅら海を守り、活かす海人の会」のメンバーら=11日、宜野湾市の大山長瀬(金良孝矢撮影)漁業者や海洋関連事業者らでつくる「ちゅら海を守り、活(い)かす海人の会」は11日、宜野湾市と北谷町沖の2地点で、サンゴの状態を調べるリーフチェックを実施した。調査に同行した日本自然保護協会の安部真理子主任は「昨年の白化現象の影響が少しあったが、元気なサンゴが多く健全な状態だった」と評価した。 -
突起付き浮具設置か 辺野古新基地 市民、危険と批判
2017/01/12 11:00「浮き玉」に棒と四角の板が付いた新たなフロート=11日午後3時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸の砂浜(写真・琉球新報社)【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の砂浜に、突起物の付いた新たなフロートが並べられているのが11日午後、確認された。新たなフロートは12日以降、海上に設置される可能性がある。新基地建設に反対する市 -
石西礁湖のサンゴ7割死滅 白化拡大、回復に時間
2017/01/11 11:00過酷な環境下で衰弱または死滅したサンゴ礁群落=12月21日、石西礁湖(環境省那覇自然環境事務所提供)石垣島と西表島の間にある国内最大級のサンゴ礁・石西礁湖で起きた大規模な白化現象について、環境省那覇自然環境事務所は10日、「全体が死滅した群体」の割合は70・1%に上り、昨年9~10月実施の前回調査の56・7%より大幅に増加したとの最終調査結果を発表した。同事務所の担当者は「全体が完全に白化している -
かかし15体 話題 花壇、美しくて楽しくて… 今帰仁平敷区
2017/01/11 11:00園児たちも興味深そうに眺めるハルサーの格好をしたかかし=5日、今帰仁村平敷区(写真・琉球新報社)【今帰仁】年中無休で花を守るハルサー(農家)かかし登場-。今帰仁村平敷区(大城稔区長)を通る国道505号の「乙羽岳入り口」付近の花壇で、愛らしく咲き誇る花々を守るように設置されたかかしが話題を集めている。かかしは15体。国道から見えるのは後ろ姿だが作業服のかかしはまるで、本物の人間が農作業をしているよう -
アギバーリー 勇壮に 住民の健康・安全祈願 浦添・小湾
2017/01/11 11:00勇ましい掛け声を上げながら地域を練り歩く「小湾アギバーリー」=3日、浦添市宮城(写真・琉球新報社)【浦添】浦添市小湾に伝わる「小湾アギバーリー」の道ジュネー(小湾自治会、小湾郷友会主催)が3日、浦添市宮城の小湾自治会館周辺で行われた。男性らが勇ましく掛け声を上げながら、ハーリー船をかたどった山車(だし)を漕(こ)いで住宅地を練り歩き、住民の健康や安全を願った。小湾アギバーリーは1915年、那覇市泊 -
「自立した女性は美しい」服飾ブランドHENZA設立・平安座レナさん(沖縄市出身)
2017/01/10 13:00(写真・琉球新報社)東京拠点に流行発信【沖縄】東京を拠点に独自のアパレルブランドを展開する沖縄市出身の女性がいる。昨年5月に「HENZA」(東京都渋谷区)を設立し、社長兼デザイナーを務める平安座レナさん(27)だ。20歳で上京後、ファッションの専門学校で3年間、みっちり知識を習得。起業前には海外バイヤーやブランドの設立も経験した。「自立した女性は美しい」をコンセプトに、自社ブランド「HENZA L -
「あがーでーじ痛い」 股間の痛み耐え子宝願い「ドウドイ」 沖縄名護市
2017/01/10 13:00(写真・琉球新報社)【名護】ひもで十字に縛られた直径約10センチの丸太で作った「ウマ」に男性がまたがり、子宝を願って痛みに耐えながら集落を練り歩く名護市久志区(宮里武継区長)の新年恒例行事「ドウドイ」が3日、同区内で行われた。ウマにまたがった同区出身で宜野座村在住の島袋智彦さん(39)は顔をゆがめながらも約10分間、ウマに乗り切った。区民らはウマの後についていき、太鼓やホラ貝のリズムに合わせて「ド -
オスプレイ、空中給油再開を強行 墜落わずか3週間
2017/01/10 13:00(写真・琉球新報社)【宜野湾】在沖海兵隊は6日、空中給油訓練中のトラブルで名護市安部の海岸に墜落し、同訓練を停止していた米軍普天間飛行場の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの空中給油訓練を再開した。政府関係者が明らかにした。オスプレイと山口県岩国基地所属の空中給油機KC130が6日午前、普天間飛行場と嘉手納基地から相次いで離陸した。米軍は6日に同訓練を再開すると日本政府に伝達しており、事故原因が完 -
今井氏、女性1位9899万円 参院議員資産報告
2017/01/06 13:00(写真・琉球新報社)昨年7月10日投開票の参院選で当選した参院議員の資産報告書が4日、公開された。沖縄県出身で、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーとして活躍し、政界入りした今井絵理子氏(自民比例)が女性1位だった。土地、建物、預貯金の合計額は9899万円。内訳は預貯金など7251万円、東京都国分寺市に自宅用の土地建物や、沖縄県内にも2カ所の土地があり、合計で2648万円に上った。このほか -
政府、原因特定せず「安心」 オスプレイ空中給油再開
2017/01/06 12:00(写真・琉球新報社)墜落事故を受けて空中給油訓練が停止されている米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、防衛省は5日午前、米軍が6日以降に同訓練を再開すると発表した。稲田朋美防衛相は「(事故)原因を完全に特定するには至っていない」としたものの、米軍の「安全対策は有効」との説明を受け訓練再開を容認した。「オスプレイが空中給油する能力を維持することは防衛や緊急時の対応の点から -
私しか歌えない歌を 女子高生シンガー・安次嶺希和子
2017/01/06 12:00(写真・琉球新報社)どこにでもいそうな明るくて元気な女の子。ステージに立つとイメージは一変する。繊細な歌声でバラードやポップスを堂々と歌いこなす。興南高校に通う歌手・安次嶺希和子(18)の圧倒的な存在感は周囲を驚かせる。明るい歌はより明るく、恋愛をテーマにした歌では、恋人と寄り添っているかのような情景を描くように歌う。ライブというよりミュージカルを演じているかのようだ。「私はうそを見抜かれるタイプ -
黒柳さん「辺野古、住民意見尊重を」 9条「変えてはいけない」
2017/01/05 10:00新報女性サロンの講師を務めた黒柳徹子さん。ユニセフ親善大使として訪れたアフリカやイラク、アフガニスタンでの経験を語った =2004年、那覇市泉崎の琉球新報ホール(写真・琉球新報社)女優でユニセフ(国連児童基金)親善大使を務める黒柳徹子さん(83)がこのほど、琉球新報のインタビューに応じ、沖縄への思いや平和の大切さについて語った。米軍普天間飛行場の返還に伴い政府が建設を強行する名護市辺野古の新基地建 -
森トラストが沖縄のリゾートH買収 恩納村「サンマリーナ」 新開発も検討
2017/01/05 10:00沖縄県恩納村のリゾートホテル「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」(写真・琉球新報社)不動産大手開発でホテル経営の森トラスト(東京、伊達美和子社長)は4日、沖縄県恩納村冨着にある「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」と運営会社の「サンマリーナ・オペレーション」を、外資系ホテル会社イシン・ホテルズ・グループ(東京)から取得したと発表した。取得は昨年12月28日付。取得費用は非公表。名称や雇用など運営 -
辺野古の海、市民排除再び 海保が8人一時拘束
2017/01/05 10:00海上保安官に拘束される女性=4日午後、名護市の大浦湾(大城直也撮影)美しい海がまた囲い込まれた-。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に伴う名護市辺野古の新基地建設に向けた作業で、沖縄防衛局は4日午後、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に汚濁防止膜(オイルフェンス)を約7カ月ぶりに設置した。市民らはカヌーや船で抗議行動を展開したが、ゴムボートに乗った海上保安官約80人に次々と拘束、排除さ