琉球新報の最新ニュース
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「これ以上見過ごせない」 大阪で沖縄基地の引き取りシンポ
2016/12/05 11:00(写真・琉球新報社)沖縄に集中している米軍基地を日本本土に引き取る運動を広げるためのシンポジウム(引き取る行動・大阪主催)が3日、大阪市立住まい情報センターのホールで開かれ、約100人が参加した。講演した早稲田大の中原道子名誉教授は「基地を引き取れば私らも苦しいが、沖縄の人たちは70年以上も苦しんできた。これ以上、構造的差別を見過ごせない。本土への基地引き取りに賛成し、運動に参加する。基地引き取り -
北部訓練場警備 沖縄県警、機動隊投入で来月にも燃料費枯渇
2016/12/02 11:00(写真・琉球新報社)本年度約1億8千万円の予算を計上している県警の車両の燃料費が、年明け1月にも底を突く見通しとなっていることが分かった。米軍北部訓練場のヘリパッド建設問題で県外から機動隊が投入された今年7月以降、執行額が急増したことが主な要因で、県警は年度内に約3700万円が不足すると試算。県外機動隊の活動にも県費が使われることで予算が逼迫(ひっぱく)しており、他の警察活動にもしわ寄せが及ぶ恐れ -
揚陸艦模したLHDデッキ 伊江で工事着々
2016/12/02 11:00(写真・琉球新報社)【伊江】米軍伊江島補助飛行場内で強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯「LHDデッキ」の拡張工事が着々と進められている。拡張工事は、2017年に岩国基地に配備予定の最新鋭ステルス戦闘機F35と垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの離着陸訓練を行うためとみられている。工事は8月22日に始まっており、工期は来年8月末まで。琉球新報社が11月28日、小型無線ヘリで工事の現状を撮影した。工事は海 -
比国残留県人3人、涙の帰国 〝故郷〟で父の墓参りへ
2016/12/02 11:00(写真・琉球新報社)フィリピン残留日本人2世で、糸満市出身の冨里樽二さん=1990年に死去=の3女の冨里サロメ・フミコさん(78)、3男の冨里ハイメさん(76)、5女の冨里カリダッド・カズコさん(71)が1日、初めて日本に帰国した。戦中戦後の混乱で無国籍だった3人は10月、日本国籍を回復した。那覇空港に到着し、親類の歓迎を受け「父祖の地を踏むことができるとは思わなかった」と涙を流した。樽二さんは1 -
政府圧力に屈しない 辺野古・高江 市民、運動拡大へ
2016/12/01 12:00「政府の圧力に屈せず頑張ろう」とシュプレヒコールを上げる米軍北部訓練場のヘリパッド建設に反対する市民ら=30日午後、東村高江の米軍北部訓練場N1地区ゲート前 (写真・琉球新報社)【名護・東】県警が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設の抗議行動をしていた4人を威力業務妨害容疑で逮捕してから一夜明けた30日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前や東村高江の米軍北部訓練場N1ゲート -
山川出版「集団自決」を追記 詳説日本史B、文科省に訂正申請
2016/12/01 12:00山川出版「詳説日本史B」 沖縄戦の説明記述の訂正箇所2017年度から使用される高校の教科書を巡り、3月の教科書検定時に沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)を取り上げなかった山川出版社の「詳説日本史B改訂版」について、同社が「集団自決」があったことの記述を追加する訂正をしていたことが30日までに分かった。文部科学省によると、9月5日に山川出版社から訂正申請が出され、同省は10月3日に承認した。訂正した -
泡盛飲んで羽ばたいて 「酉」干支ボトル作業ピーク きょうから師走
2016/12/01 12:00泡盛が注入され、出荷を待つ酉の干支ボトル=29日、糸満市西崎のまさひろ酒造 (又吉康秀撮影)今日から12月。糸満市西崎のまさひろ酒造では、来年の干支(えと)「酉(とり)」の陶器に泡盛を詰める作業がピークを迎えている。干支ボトルは年末年始の縁起物で人気を博している。淡い水色でおんどりをかたどった陶器は岐阜県多治見産。泡盛の香りが漂う工場内で作業員が一つ一つ丁寧に注ぎ入れ、漏れが無いか確認し、コルク栓 -
あぐー丸焼きに行列 「いい肉の日」イベント
2016/11/30 11:00あぐーの丸焼きの試食に行列をつくる来場者=29日、糸満市西崎のファーマーズマーケットいとまん (写真・琉球新報社)【糸満】「いい肉の日」の29日、県産食肉等消費拡大推進協議会(会長・大城勉JAおきなわ理事長)は、糸満市西崎のファーマーズマーケットいとまんで県産肉、卵、牛乳の消費拡大イベントを開催した。あぐーの丸焼きや豚汁、やんばる若鶏のから揚げ、親鶏そぼろ温玉のせ丼などが振る舞われ、多くの人でにぎ -
横断園児列に車 4人けが 信号見落としか
2016/11/30 11:00保育園児らがはねられた交差点=29日、南風原町津嘉山(写真・琉球新報社)29日午前10時40分ごろ、南風原町津嘉山の国道507号交差点で、タクシーが、ごみ収集車と衝突し、反動で散歩中だった保育園児4人をはねた。園児らは頭の打撲や足のねんざなどの軽傷を負って搬送されたが、生命に別条はない。沖縄県警はタクシーを運転していた男性が信号を見落とした可能性があるとみて事故原因を調べている。県警によると、タク -
空手 沖縄開催「厳しい」 東京組織委が県に伝える
2016/11/30 11:00東京五輪空手「形」誘致断念を発表する翁長雄志知事=29日、県議会棟(写真・琉球新報社)2020年の東京オリンピック空手(形)沖縄開催誘致実行委員長を務める翁長雄志知事は29日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が空手「形」の沖縄開催について、「非常に厳しい」と県側に伝えたことを明らかにした。同日に県庁であった会見で発表した。12月上旬に予定される国際オリンピック委員会(IOC)理事 -
おきなわマラソン公式ソング HYが楽曲制作
2016/11/29 11:00(写真・琉球新報社)【中部】おきなわマラソン実行委員会(会長・桑江朝千夫沖縄市長)は28日午前、沖縄市役所で公式テーマソングを発表した。第25回記念大会を迎えることから、実行委がうるま市出身のロックバンドHYに楽曲制作を依頼していた。曲名は「バタフライ」で、疾走感のある爽やかな歌に仕上がっている。29日からテレビCMで流れるほか、大会公式ホームページで聞くことができる。大会当日はHYのライブもある -
知事、建設を事実上容認 沖縄・高江の米軍ヘリパッド「苦渋の最たるもの」 オスプレイ反対は堅持
2016/11/29 11:00(写真・琉球新報社)沖縄県の翁長雄志知事は28日、12月10日の知事就任2周年を前に報道各社のインタビューに応じた。米軍のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)新設が条件とされる米軍北部訓練場(同県東村・国頭村)の過半の返還計画について「苦渋の選択の最たるものだ。約4千ヘクタールが返ってくることに異議を唱えるのは難しい」と述べ、ヘリパッド建設を事実上容認する考えを示した。その上で翁長知事は「SACO(日 -
庭に「ルビー」200個 伊江島の内間さん、味楽しみに16年
2016/11/29 11:00(写真・琉球新報社)【伊江】16年間待ったかいがあった―。「あの時の味があまりにおいしくて」という伊江村の内間和男さん(59)の庭先には、ピンクグレープフルーツ「ルビー」が鈴なりだ。16年前に食べたルビーの種を植えてから初めてのこと。当時味わったルビーと再会する瞬間を待ち焦がれている。内間さん宅の庭先には、約200個の黄色い実を付けた高さ約3メートル、幅約5メートルの大きな木が広がっている。16年 -
アセロラ果汁「島恵み」 オリオン×イオン新発泡酒
2016/11/28 14:00(写真・琉球新報社)イオン琉球とイオン、オリオンビールが共同開発したアセロラの果汁を使った発泡酒「オリオン島恵み」が29日から、イオン琉球全41店舗と全国のイオングループ3900店舗で販売される。イオンは国内の伝統的な食文化を生産者と共に保存、継承に取り組む活動を展開しており、その一環で本部町や同町のアセロラ生産者らと「本部町アセローラ果実販売研究会」を立ち上げ、新商品開発につなげた。イオン琉球の -
「言葉の壁ニャイから」ネコ店長みーちゃん国際的人気
2016/11/28 13:00(写真・琉球新報社)那覇市の平和通りでタオルや衣料品を販売する嘉数商会にはお客さんを癒やす“ネコ店長”たちがいる。人気は世界レベル。韓国の旅行雑誌に取り上げられ、世界各国の言語で店長たちの説明書きが寄せられるほどだ。本物の店長である嘉数信太郎さん(51)は「猫がいると海外の人も寄ってくる。猫に言葉の壁はないよ」と感心する。 ネコ店長の名はみーちゃん。地域猫だったが5年前から嘉数商会に居着くようにな -
東京で育む“沖縄愛” 具志堅さんら県人会シンポで夢語る
2016/11/28 13:00(写真・琉球新報社)東京沖縄県人会創立60周年を記念した琉球新報移動編集局フォーラム「飛躍-在京沖縄県人の将来と課題」(琉球新報社、東京沖縄県人会主催)が26日、東京都の板橋区立文化会館で開かれ、約1100人が参加した。登壇者のボクシング元世界王者の具志堅用高氏は、関東のウチナーンチュを一堂に集めた沖縄大会を東京ドームで催すことが私の夢だと語り、その実現を提起した。仲松健雄東京沖縄県人会会長は東京 -
優勝の陰に2人の師匠 天国から指導のバトン
2016/11/25 11:00佐久本嗣男さんと清水由佳さん(右)に日本一を報告し、笑顔を見せる新垣愛花さん=沖縄県那覇市(写真・琉球新報社)3世代にわたる師弟関係の不思議な縁が、空手全国一を引き寄せた。沖縄県那覇市の菓子製造工場で働きながら空手に取り組んできた耳の不自由な新垣愛花さん(23)が10月、第12回全日本障がい者空手道競技大会の身体障がい部門(聴覚障がい)の形・女子個人戦で初優勝した。優勝の陰には2人の師匠の存在があ -
「知恵袋」 地域の宝 上原アキさん数え104歳祝う
2016/11/25 11:00関係者から花束をもらい笑顔を見せる上原アキさん=19日、糸満市国吉の国吉構造改善センター(写真・琉球新報社)【糸満】糸満市国吉の上原アキさんの数え104歳を祝う祝賀会が19日、同国吉の国吉構造改善センターで開かれた。親族や区民約100人が参加して上原さんの長寿を祝福し、今後の健勝を祈念した。上原さんは20日が誕生日で、満103歳を迎えた。上原さんは1913年、男3人、女2人の5人きょうだいの4番目 -
ジャズピアノ 沖縄・高江で奏でる 京都の河野さん
2016/11/25 11:00ジャズコンサートで演奏する河野康弘さん=17日、東村高江(写真・琉球新報社)【東】自然派ジャズピアニストの河野康弘さん(63)=京都府=が17日、名護市辺野古と東村高江区でジャズコンサートを開いた。高江区では約60人が集まり、夕日や星を見ながら森に広がる音楽に耳を傾けた。河野さんは「沖縄の現状を少しでも知ってもらいたい。関心のない人にも興味を持ってもらうきっかけになればいい」と強調した。その上で「 -
那覇市・パートナーシップ制度 登録13組に 行政サービス拡充も
2016/11/24 14:00(写真・琉球新報社)同性カップルを公的に結婚相当関係と認める沖縄県那覇市の「パートナーシップ登録」制度が全国からも注目される中、今月、市職員で初めての登録者が誕生した。全体では開始から4カ月余りで既に13組が登録している。多様な生き方を認め合う社会へさらなる広がりが期待される。那覇市のパートナーシップ登録制度は7月8日にスタートし、これまでに13組が登録した。市では、登録したカップルに対し、法律婚 -
「百名伽藍」国際賞3冠 ホテルのサービス高評価
2016/11/24 14:00(写真・琉球新報社)南城市のホテル「百名伽藍(がらん)」(渕辺美紀オーナー兼総支配人)はこのほど、世界中のホテルを対象に専門家らが審査する三つの国際的な賞を受賞した。初受賞となる「ワールドブティックホテルアワード」は、小規模ながら上質なサービスを提供するホテルを対象としており、飲食部門ではアジアで唯一、同ホテルが選ばれた。受賞したのはこのほか、世界レベルの施設とサービスを提供する「ワールドラグジュ -
「きっと、いいことあるよ」四つ葉・五つ葉のヒメノアズキ
2016/11/24 14:00(写真・琉球新報社)「ラッキー!」。通常は3枚一組で1枚の葉を構成するヒメノアズキの葉がなんと、四つ葉が34枚、五つ葉が6枚、全部で40枚。探し当てたのは沖縄県の伊江村立伊江小学校3年の仲村日葉(ひよ)さん。「こんなにたくさん見つかったのは初めて」と喜び、周囲の人を笑顔にした。日葉さんは小さい頃からシロツメクサ、別名クローバーを摘み、冠を作るのが上手だ。母の千秋さんは伊江中学校の英語教諭で、夕方に -
沖縄の新お土産 15品目合格認定 県おみやげ品公正取引協
2016/11/22 10:00(写真・琉球新報社)県観光おみやげ品公正取引協議会(松本元一会長)は19日までに、第12回観光土産品認定審査会を那覇商工会議所ホールで開き、15品目=写真=を合格品として認定した。審査会は景品表示法や食品表示法などに基づき、県内6社22品目の土産品の表示を審査した。松本会長らが18日、琉球新報社を訪れ、結果を報告した。認定した商品は「おきなわみやげ認定証」の使用を許可する。認定された商品と企業は次 -
翁長知事「18%の米軍基地、想像を」 知事会研究会が初会合
2016/11/22 10:00(写真・琉球新報社)【東京】全国知事会は21日、沖縄の米軍基地負担の軽減を目指し知事会内に設けた研究会の初会合を千代田区の都道府県会館で開いた。出席した翁長雄志知事は米軍基地があることで経済的、財政的に潤沢だとみられることが「誤解」で、逆に「沖縄経済発展の最大の阻害要因」だと指摘し「本島内には18%の基地がある。地元で18%の米軍基地があると想像してほしい」と訴えた。研究会は埼玉県の上田清司知事を -
本部兄弟社 本部高生が設立 特産アセロラ、200杯完売
2016/11/22 10:00(写真・琉球新報社)【本部】本部高校(仲宗根勝校長)プロジェクト「株式会社をつくろう」の取り組みが9月から始まり、13日、本部高校創立50周年祝賀会場の同校体育館内で「本部兄弟(もとぶちょーでー)」社(天久海斗取締役社長=3年)による出店販売が行われた。同プロジェクトは、本部町グッジョブ連携協議会(平良武康会長=本部町副町長)の企画。本部町グッジョブ連携協議会の活動の一環として、県商工労働部が実施