琉球新報の最新ニュース
1801 ~2275件/3334件
-
声詰まらせ 感謝 安室さん沖縄県民栄誉賞 故郷への思いあふれ 「初心にしてくれる場所」
2018/05/24 12:00アジア主要3都市公演や国内ドームツアーなど、9月の引退を控えラストイヤーを駆け抜ける歌手の安室奈美恵さん。多忙を極める中、沖縄県庁で開催された県民栄誉賞表彰式に姿を現した。式では感極まり涙をぬぐうなど、受賞に特別な思いを抱いている様子を見せた。14歳で沖縄から全国デビューし、ファッションや生き方など人々に大きな影響を与えてきた25年間。「いつも帰ってくるたびに初心に戻してくれる場所。一人でも多くの -
新年度始まって1カ月半 体育の授業に避難……もう146回 「異常」が続く普天間第二小学校 授業中断も頻発 子どもたちの学習権はどこに?
2018/05/23 13:00【宜野湾】昨年12月、沖縄県の米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリCH53Eから窓が落下した宜野湾市新城の普天間第二小学校。その後、同校方面に米軍機の離陸が確認されると避難指示が出されるようになり、運動場からの児童の避難が頻繁に繰り返されている。避難回数は、運動場の使用を再開した今年2月から3月23日までに216回、新学期の始業式があった4月9日以降も既に146回(5月15日時点)に上る。監視カメラ -
米軍が車両投下訓練 伊江飛行場 地元が中止要請するも強行
2018/05/23 13:00【伊江】在沖縄米海兵隊は22日、沖縄県伊江村の伊江島補助飛行場で車両と兵士を投下する訓練を実施した。村によると車両と兵士は同飛行場内に降下し、民間地に被害は出ていない。村は17日の沖縄防衛局からの事前通告を受けて、翌18日に訓練中止を要請していた。米軍が村の中止要請がありながらも訓練を強行した格好だ。村関係者によると、車両の投下訓練はこの10年は実施していないという。村や沖縄防衛局によると、降下訓 -
沖縄料理一番人気は? 調査してみた。→うまいものに貴賎なし。
2018/05/23 13:00沖縄料理で一番人気はどれか。全国的な知名度も上がった今こそがきっと決着をつける時。そう思い立った本島北部、中部、南部と宮古、八重山の「てみた。取材班」が総力を挙げ、一斉調査を試みた。沖縄料理の中から種類の多い天ぷら、汁物、チャンプルーに絞り、究極の選択を75人に迫ってみた。「あなたはどれが好き?」人気天ぷらBest31位は堂々の「魚」分厚い衣と、ほどよい塩気が人気のうちなー天ぷら。てみた取材班の調 -
世界遺産でけが人相次ぐ 那覇の識名園、安全確保求める声
2018/05/22 13:00男性観光客が頭部を負傷した階段=那覇市の識名園国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産で、国の特別名勝にも指定されている沖縄県那覇市の識名園で、頭上の岩に頭をぶつけたり、足を滑らせ転倒したりするなど負傷し、4月の1カ月間だけで観光客2人が救急車で搬送されていたことが21日、分かった。識名園では、2016年にも来園者が雨天時に石灰岩の石畳で足を滑らせ、骨折する事故が起きている。園内の作業員や来園者 -
那覇まちぐゎーのシンボルどうなる?平和通りアーケード、撤去含め代替案検討
2018/05/22 13:00老朽化により、撤去が検討されている平和通りのアーケード=9日、那覇市牧志沖縄県那覇市と平和通り商店街振興組合でつくる「アーケード検討委員会」が17日までに、平和通りのアーケードの撤去も含めた代替案を示す報告書をまとめた。29日の同組合総会に提案する。総会で合意されれば、老朽化するアーケードの代替案や、平和通りの新たなまちづくりのビジョンについて組合全体で協議を始める。検討委員会では、全撤去費用を約 -
ヒジャブ着用もOK! カフーリゾート、ムスリムの従業員を採用
2018/05/22 13:00沖縄で働き始めたデデン・ドイ・ペルマディさん(左から2人目)、ギタリカ・フィトラーリャンさん(中央)、ムハンマド・イルファンさん(左から4人目)と、歓迎するKPGホテル&リゾートの田中正男社長(左)、大屋美季さん(右)=21日、恩納村のカフーリゾートフチャクコンド・ホテル沖縄県恩納村のカフーリゾートフチャクコンド・ホテルなどを運営するKPGホテル&リゾート(田中正男社長兼COO)は本年度、インドネ -
絵本の料理が給食に 読谷・古堅調理場 月1度提供 食を通じて読書に興味
2018/05/21 14:00松田政美校長の朗読に耳を傾けながら「はなちゃんのみそ汁」を食べる児童=4月25日、読谷村の古堅小学校【読谷】沖縄県読谷村の古堅給食調理場は昨年7月から月に1度、絵本に出てくる料理を給食で提供している。4月25日は「はなちゃんのみそ汁」の絵本に出てくる、主人公のはなちゃんが作るみそ汁が給食に登場した。古堅小ではこの日、松田政美校長が校内放送で「はなちゃんのみそ汁」を朗読し、児童を楽しませた。松田校長 -
1ミリも動かぬ基地 差別 東京で「やまとぅ問題」討議
2018/05/21 14:00沖縄の基地問題を巡る県外での受け止めなどについて論議が交わされたトークイベント「やまとぅ問題を斬る!沖縄への視点/沖縄からの視点」=16日、東京都新宿区のネイキッドロフト【東京】沖縄の基地問題を巡る沖縄県外の受け止めなどを論議する「やまとぅ問題を斬る!沖縄への視点/沖縄からの視点」が16日、東京都新宿区のネイキッドロフトで開かれた。精神科医の香山リカさんとジャーナリストの安田浩一さん、愛国団体花瑛 -
やっと雨が降った 「空梅雨」の沖縄に久しぶりの雨
2018/05/21 14:00どしゃぶりの雨の中、横断歩道を急ぎ足で渡る通勤者=21日午前8時25分、那覇市泉崎(花城太撮影)待ちに待った雨ー。8日の梅雨入り以降、ほとんど雨が降っていなかった沖縄県内は21日午前、久々に雨が降った。沖縄本島地方は13日以降、降水量ゼロミリの「空梅雨」が続いていた。沖縄気象台によると、沖縄本島地方は午前7〜8時ごろから降り始めた。午前9時現在、1時間の最大雨量は名護で15ミリ、那覇で12ミリ、読 -
2度の養子、27年ぶり「沖縄の母さん」のルーツ訪問 米在住シンガーソングライター・クリスタルさん
2018/05/18 13:00「再会を果たすことはできなかったが、いつも沖縄の母が私を見守ってくれている気がする」と語る金城クリスタル・ジョイさん=11日、那覇市泉崎の琉球新報「天国にいる沖縄の母さん、私を娘にしてくれてありがとう」。米ロサンゼルスを拠点にバンド「KOLAJ」のボーカル、シンガーソングライターとして活動する金城クリスタル・ジョイ(米国名=ティーサ・ヒューストン)さん(30)は、沖縄で2度養子となったが、その事実 -
ハンセン病理由 無人島に遺棄 「ごみ扱い」餓死寸前
2018/05/18 13:00現在も園内に残る患者が掘った壕(愛楽園自治会提供)1944年、西太平洋の赤道付近に位置する無人島。日本軍の憲兵が銃を向け、男性(当時24歳)に下船を命じた。「らいがうつるから、人がいる島に近付くな。お前はここで死ぬ。そのことが国のためだ」。従う以外に選択肢はない。男性は国に「破棄」されたのだった。国はハンセン病を「国辱病」と宣伝し、「浄化」に取り組んできた。1907年に「ライ予防ニ関スル件」を制定 -
色鮮やか紫1万株 本部「あじさいばあちゃん」の遺志継ぎ運営
2018/05/18 13:00斜面に咲くあじさいを楽しむ人たち=17日、本部町伊豆味のよへなあじさい園1万株のあじさいが咲き誇る沖縄県本部町伊豆味の「よへなあじさい園」が今年も開園した。空梅雨気味の天候もあり、現在は5分咲きで、花も小ぶりだが、鮮やかな紫色の花が訪れる人々を楽しませている。17日、同園では国内外から観光客が訪れ、日傘を差して、ゆっくりと園内を巡ったり、スマートフォンやカメラを使って記念撮影したりする姿が見られた -
1・75メートル大物ヘビ捕獲 うるま・野原さん宅 タイワンスジオ出現 名人當真さん協力
2018/05/17 12:00野原勝さん(右端)の自宅でタイワンスジオを捕まえた當真嗣満さん(右から2人目)と愛犬・ハッチー=うるま市勝連平安名沖縄県うるま市勝連平安名の住宅で15日、体長1メートル75センチの外来種のヘビ、タイワンスジオが発見、捕獲された。タイワンスジオが侵入したのは野原勝さん(76)の自宅で、野原さんは「近くには保育園や小学校などの施設がある。子どもたちの所にヘビが行かないでよかった」とほっとした表情を見せ -
安里繁信氏が出馬意向 県知事選 自民支援得たい考え 「新しい沖縄築く」
2018/05/17 12:00安里繁信氏元沖縄観光コンベンションビューロー会長でシンバホールディングス会長の安里繁信氏(48)は16日、自民党などからの支援を得て、秋の沖縄県知事選に出馬したいと意欲を示した。同日夕、安里氏の擁立を目指し活動している「新しい沖縄を創る会」の全県大会が那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇であり、安里氏に出馬を要請した。要請に対して安里氏は「(自民党県連の選考委員会に)明確に立候補する意思を伝え -
軽トラック市、英語のポップなどで幅広い客層にリーチ JA中部直売所
2018/05/17 12:00新鮮で安全、安心な県産野菜などを求め地元利用者でにぎわうちゃんぷるー市場=4月、沖縄市登川の同市場【沖縄】沖縄市登川の直売所「JAおきなわ中部ファーマーズマーケット・ちゃんぷるー市場」が盛況だ。農家主体となった「軽トラ市」の開催や、英語で品目を紹介したポップ設置など独自の取り組みで、地元客だけでなく、外国人利用者など幅広い客を集めており、商品の回転率も高い。多種多様な客層が奏功し、少量多品目でも「 -
安室ちゃんと空の旅へ 「AMURO JET」9月下旬まで運航 JTAアムラーが企画
2018/05/16 14:00AMURO JETをPRする日本トランスオーシャン航空の丸川潔社長やアムラー社員ら=14日、豊見城市のJTAメンテナンスセンター9月で引退する沖縄県出身歌手・安室奈美恵さんの活躍に謝意を示そうと、日本トランスオーシャン航空(那覇市、丸川潔社長)は14日、航空機に安室さんの写真を塗装した特別デザイン機「AMURO JET」をお披露目した。昨年9月の引退表明を受け、社内のアムラー17人がプロジェクトチ -
翁長知事が膵臓がんステージ2を公表 治療続けながら公務復帰目指す 2期目出馬は明言せず
2018/05/16 14:00笑顔で退院する翁長雄志知事=15日午前10時33分ごろ、浦添市の浦添総合病院15日午前に浦添市内の病院を退院した翁長雄志知事は同日午後1時半から県庁で記者会見を開き、手術の内容や現在の体調について発表した。病理検査の結果、膵臓(すいぞう)に見つかった腫瘍は悪性で、進行度が「ステージ2」の膵臓がんだったことを公表した。その上で、膵臓以外の臓器には腫瘍はなく、主要部を切除したと説明した。今後、再発や転 -
マチグヮー発ビール 沖縄・那覇、夏にも直送店
2018/05/16 14:00浮島ブルーイングのクラフトビール。(左から)ヴァインツェン、ゴールデンエール、ブラウンエールマチグヮー発のクラフトビール誕生―。沖縄県那覇市牧志の公設市場近くにできたクラフトビールの醸造所「浮島ブルーイング」が近く出荷を始める。フルーティーな香りのヴァインツェンなど3種類に6月初旬からはゴールデンエールも加わる。現在は卸しのみだが、夏にも水上店舗内に工場直送のビールが飲める店舗を開業する予定だ。手 -
元米兵の父、墓前で再会へ 大城さん、沖縄の復帰前に生き別れ
2018/05/15 13:00亡き父の写真と形見を手にする大城美智子さん。手前は19年前、米国の祖父母から初めて届いた手紙沖縄の日本復帰前の1969年、元米兵の父と生後すぐに生き別れ、30年後に捜し出した女性がいる。南風原町の大城美智子さん(48)。父は米国で既に亡くなっていた。大城さんは米国の祖母や叔母らと連絡を取り続け、来月下旬、初めて父の古里を訪ねることになった。父の写真を肌身離さず持っている大城さんは「苦しい時、さみし -
宮古島初のサッカークラブチーム発足 レアンドロ監督、熱血指導
2018/05/15 13:00スペイン語を交えた掛け声で子どもたちを指導するレアンドロ監督=4月27日、宮古島市平良西仲宗根の市多目的前福運動場【宮古島】「ビエン! ビエン!(いいぞ)」。威勢のいいスペイン語の掛け声が、ボールを追う子どもたちが駆け回るフィールドに響く。今年4月に発足した宮古島初のサッカークラブチーム「インデペンディエンテ宮古島」の練習風景だ。監督に就任したアルゼンチン出身のレアンドロ・エルナン・ブロニスさん( -
被災地の種 花開く 新垣さん、ニゲラ育てる 気仙沼との絆、大切に
2018/05/15 13:00薄紫のかれんな花を咲かせるニゲラ【渡嘉敷】渡嘉敷村の新垣光枝さん(70)が、渡嘉敷区内にある根元船頭屋敷跡の庭園に咲いたニゲラ(キンポウゲ科、別名・黒種草)=南ヨーロッパ原種=を精魂込めて守り続けている。ニゲラは、東日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市からの種が育ったもので、今では数十本に繁殖し毎年4〜5月に花を咲かせている。新垣さんは、気仙沼市との絆として大切にしている。元渡嘉敷幼稚園教頭の新垣さ -
「芸術家でなく職人ですから」 現役医師でミステリー作家・知念実希人さんに聞く
2018/05/14 14:00作家の知念実希人さん=東京・六本木「シャーロック・ホームズ」シリーズなど小学校低学年の頃に読んだ海外ミステリーが原点―。南城市生まれ、東京在住の作家、知念実希人さん(39)はデビューから6年、現役の医師を続けながら人気のミステリー作品を創作し続けている。今では3カ月に1冊の高速ペースで作品を世に送り出す知念さん。アイデア創出に行き詰まるスランプもあるというが、プロ意識で乗り越えてきた。「芸術家では -
沖縄・糸満産ニンジン葉で化粧水 消臭に効果も エバグリーンが開発
2018/05/14 14:00自然素材を使った商品開発を手がけるエバグリーンの大山盛嗣企画部長=那覇市のエバグリーン自然素材を使った商品の研究・開発を行うエバグリーン(那覇市、大山盛久社長)は、糸満市産ニンジン葉エキスを使った化粧水「アイランドフレッシュ」を開発した。ニンジン葉エキスについて同社は消臭と肌の引きしめ効果があるとしており、昨年、「ニンジン葉/茎エキス」の化粧品成分表示のための名称登録を米国と日本での済ませた。現在 -
平和へ歩み止めぬ 復帰46年県民大会 3500人 基地強化反対
2018/05/14 14:00日米両政府によって強行される米軍基地の拡大反対や不平等な日米地位協定の抜本的改正を要求するとした大会宣言の後、参加者全員によって行われたガンバロー三唱=13日、宜野湾海浜公園屋外劇場沖縄が戦後の米統治下から日本へ復帰し46年を迎える中、基地なき平和な沖縄の実現を訴える「平和とくらしを守る県民大会」(5・15平和行進実行委員会、沖縄平和運動センター主催)が13日午後、宜野湾市の宜野湾海浜公園屋外劇場