琉球新報の最新ニュース
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OISTが波力発電実験 来月からモルディブで 島しょ国での活用期待
2018/04/13 13:00モルディブで行う波力発電の実験について説明する新竹積教授 12日、恩納村の沖縄科学技術大学院大学沖縄科学技術大学院大学(OIST、恩納村)が5月から、波力発電の導入に向けた実験をインド洋の島しょ国モルディブで開始する。波力発電の実用化を目指しており、化石燃料による発電に頼っている島しょ国での活用が期待される。将来的には沖縄での導入も視野に入れており、実験を行うOISTの新竹積教授は「(波力発電を) -
外国客の医療通訳支援のコールセンター開設 24時間6カ国語対応
2018/04/13 13:00医療現場で外国人観光客との意思疎通が課題となっていることを受け、沖縄県は1日から、電話で通訳を行う「Be.Okinawaインバウンド医療通訳コールセンター」を開設した。観光業者や医療機関がセンターに電話することで、365日24時間体制で通訳サービスを受けられる。外国人の受け入れ環境を整えるとともに医療関係者の負担軽減を狙う。センターは英語や中国語、韓国語など6カ国語の通訳に対応。費用は通話料のみ。 -
これは不思議!? 緑色のユリ 葉と区別つく?
2018/04/13 13:00一見、葉に見える珍しい緑色のユリ【八重瀬】緑色の珍しいユリの花が沖縄県八重瀬町の諸見里真行さん(71)の自宅と農園で咲き、周囲を驚かせている。一見、花とは気付かない不思議なユリは、諸見里さんが6年前に自宅の庭で発見。株分けして増やし、大切にしている。花を愛し、40年以上庭造りを楽しむ諸見里さんは「専門家と緑色のユリについて話をしてみたい。これからも大事に育てたい」と話す。幼い頃から花が好きで、46 -
普天間 事故絶えず きょう返還合意22年
2018/04/12 15:00返還が合意され12日で22年が経過する米軍普天間飛行場=2月10日、宜野湾市日米両政府が米軍普天間飛行場の全面返還を合意してから、12日で22年を迎える。昨年12月には、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市内の緑ヶ丘保育園と普天間第二小で部品落下事故が発生した。市内に限らず、県内各地で同飛行場の所属機による事故が相次いでおり、危険性は増すばかりだ。両政府は名護市辺野古への移設を危険性除去に向けた「唯一 -
県産シルク化粧品 クールジャパン選定 パリで1年間展示・販売
2018/04/12 14:00「沖縄の商品を海外に発信したい」と語る沖縄UKAMI養蚕の仲宗根豊一代表(右)と岡松滋美さん=11日、本部町沖縄産の天然シルクを使った商品開発を手がける沖縄UKAMI養蚕(今帰仁村、仲宗根豊一代表)が開発したスキンケア商品がこのほど、優れた日本ブランドを海外に発信する「チャレンジローカルクールジャパンinパリ」の製品に選ばれた。県内事業所の製品が選定されるのは初めて。4月から1年間、パリにあるショ -
希少伝馬船、悠々 今帰仁・島袋さん 夢かなえ
2018/04/12 14:00羽地内海を手漕ぎで漕ぎだす島袋貞弘さん=3月、今帰仁村湧川区【今帰仁】沖縄県内で珍しい伝馬船(手漕(こ)ぎ和船)を、地元今帰仁村の海に浮かべ大海原を楽しんでいるのは、村上運天出身の島袋貞弘さん(66)だ。静かな羽地内海に、手漕ぎ独特の「ギーコ、ギーコ」という落ち着くリズムでゆっくりと漕ぎ出す。絶壁から垂れ下がる大きな松の枝の木陰で休息したり、海岸の景色を海から眺めたりと「ぜいたくで最高のひととき」 -
客船料理に沖縄食材 JAおきなわ、香港クルーズ社と提携 輸出拡大狙う
2018/04/11 15:00沖縄の農畜産物を提供する覚書を交わす(右から)JAおきなわの大城勉理事長とドリームクルーズ社のT・ブラウン社長、レオスポの林玲取締役=10日、那覇新港に寄港したワールドドリーム船内JAおきなわ(大城勉理事長)は10日、クルーズ船会社・ゲンティン香港と提携し、クルーズ船内で提供する料理食材として沖縄の農畜産物を供給する覚書を交わした。県産和牛やあぐー豚といったブランド畜産物など沖縄食材の海外での認知 -
辺野古鉄塔の高さ 米軍基準抵触 政府、沖電に移設要請
2018/04/11 15:00名護市辺野古で政府が進める新基地建設が完成した場合に、飛行場周辺に設定される建造物の高さ制限を巡り、沖縄防衛局が沖縄電力(沖電)に対し、制限の高さを超える送電鉄塔など送電施設の移設を求めていたことが10日までに分かった。沖電の送電鉄塔は本紙が確認したところ少なくとも13カ所ある。防衛局は沖電と既に実施設計などの業務を契約し、移設に向けて作業を進めている。辺野古区内やその周辺の同じ範囲では、通信会社 -
翁長沖縄県知事 膵臓に腫瘍 手術へ 2期目態度明かさず
2018/04/11 15:00入院先の病院で会見し、膵臓に見つかった腫瘍の手術的治療が必要と説明する翁長雄志知事=10日午後5時10分ごろ、浦添総合病院(花城太撮影)翁長雄志知事は10日、沖縄県浦添市の浦添総合病院で会見し、精密検査の結果、膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかったことを公表した。現時点で良性か悪性かは不明で、確定診断のための手術を今月中に行うことで日程を調整している。2期目に向けた知事選出馬については態度を明かさなか -
輝く青緑の花「ヒスイカズラ」 本部・伊豆味ベゴニア園
2018/04/10 13:00青緑色の花が幾重にも垂れ下がるヒスイカズラ=4月8日午後、本部町伊豆味の伊豆味ベゴニア園(又吉康秀撮影)沖縄県本部町の伊豆味ベゴニア園(具志堅一郎代表)で、フィリピン原産のヒスイカズラが青緑色に輝き、訪れた人の目を楽しませている。2本の木から約2千本の花房が棚から垂れ下がり、5〜7センチのかぎ爪状の花やつぼみが幾重にも重なる。8日現在、三分咲きで4月いっぱいまで見頃。同園では約2万株のベゴニアも咲 -
お母さんは同級生 北部農林定時制に親子で入学 「2人そろって卒業したい」
2018/04/10 13:00入学祝いのキャベツとレタスを手に「卒業目指し頑張る」と意気込む母の花城正代さん(左)と娘の優美さん親子=9日、沖縄県名護市宇茂佐の北部農林高校クラスメートはお母さん-。沖縄県名護市の県立北部農林高校(喜屋武勝校長)で9日、定時制課程の入学式があり、花城正代さん(35)・優美さん(15)親子がそろって入学した。2人は3年間、同じクラスで学ぶ。中学卒業以来20年ぶりの学生生活に正代さんは「慣れるまで大 -
吉本のラフ&ピース校に36人入学 好きなことに集中を!
2018/04/10 13:00「沖縄ラフ&ピース専門学校」の入学式で、新入生代表としてあいさつする小嶺宙さん=9日、那覇市エンターテインメント総合専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」が9日、那覇市松尾に開校し、入学式が行われた。沖縄県内からの23人を含む県外、海外から集まった計36人が1期生として入学した。吉本興業が設立した学校法人が運営する同校で2年間、各コースに分かれCGやアニメ、演技などを学ぶ。竹田和夫校長は「好きなこと -
フランス演劇界の大舞台へ 病気越えて才能開花 沖縄出身の外間結香さん
2018/04/09 17:00アビニョン演劇祭の公式公演に出演する那覇市出身の外間結香さん(c)Martyna Pawlak毎年夏に開催されるフランスのアビニョン演劇祭公式公演への出演は、同国演劇界の第一線を目指す誰もが目標とする大舞台だ。その舞台で女優として本格デビューを果たすウチナーンチュがいる。沖縄県那覇市出身の外間結香さん(30)だ。先天性の病気を乗り越え、プロのダンサーとして努力し続ける彼女に、フランスの著名な演出家 -
「はしか」流行の兆し 沖縄
2018/04/09 17:00沖縄県内で麻疹(はしか)が流行の兆しにあります。沖縄県地域保健課が3月23日、沖縄県内では2014年以来となるはしか患者が1人確認されたと発表した以降、4月6日現在までに26人の感染が確認されました。沖縄県は12人の感染が確認された4月3日までに県内のはしかの警戒レベルを最高の「3」に引き上げました。乳幼児がかかって重症化すると死亡するケースもあるため、県は子どもへの対応を強調し、1歳と小学校就学 -
あの世の先祖とピクニック 清明入り初の週末
2018/04/09 17:00墓前にごちそうを広げ、先祖供養する平敷和之さんの家族ら=8日午後、南風原町新川清明(シーミー)入りして初めての週末となった7、8の両日、沖縄県内各地で先祖供養をする姿がみられた。本島地方は8日、高気圧に覆われ、全域で青空が広がった。清明に訪れた人たちは、墓前でオードブルなどごちそうを広げて親睦を深めていた。南風原町新川にある平敷和之さん(60)=那覇市=の一家の墓では、3世代約15人が集まりクヮッ -
瀬長島来島288万人 17年度、観光拠点整備が要因 渋滞対策、課題に
2018/04/06 13:00【豊見城】沖縄県豊見城市の調査によると、瀬長島の2017年度の来島者が約288万人となり、那覇市の首里城公園地区に匹敵するほどになっている。市は、道路や駐車場などの整備と、商業施設やホテルの開業が観光客らを呼び込む要因となったと分析する。一方、瀬長島に向かう国道331号瀬長交差点では、約10年前と比べて交通量が1・5倍に増加しており、渋滞対策の必要性も浮き彫りとなっている。市は瀬長島を主要観光拠点 -
川に住むウミヘビ、国内で初確認 新谷さん親子が名護市源河川で 飼育法問い合わせで判明 「カワウミヘビ」
2018/04/06 13:00名護市の源河川で発見された「カワウミヘビ」の標本(沖縄美ら島財団提供)【名護・本部】沖縄ちゅら島財団総合研究センターの研究グループは5日、昨年6月に名護市の源河川で見つかった魚類が、国内初確認のウミヘビ科の魚類「ラムノストマ・ミンドラム」だったことを発表した。同科で淡水に生息する種が確認されたのは国内初で、和名は「カワウミヘビ」と命名された。世界でも6カ所目の発見で、源河川が北限の発見となる。発見 -
普天間第二小 避難242回 米軍ヘリ上空飛行 恒常的に授業侵害
2018/04/06 13:00普天間第二小に接近して飛行する米軍大型ヘリCH53E=1月19日、宜野湾市昨年12月の米軍大型ヘリによる窓落下事故があった沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校(桃原修校長)で、米軍機接近による児童の避難は、運動場の使用が再開された2月13日から3学期が修了した3月23日までの39日間に合計242回に上ったことが同校のまとめで分かった。最も多い日は一日に29回で、20回以上の日が3日間あった。米軍機接近 -
「スネークモチ!」観光客に大人気 インスタ映えスイーツ「ハブ大福」って?
2018/04/05 13:00ハブ大福をマチグヮーの名物にとPRする新里俊一さん=3月29日、那覇市の新天地市場本通り三角形の頭に真っ赤な舌がにょきっと飛び出た、その名も「ハブ大福」―。那覇市の新天地市場本通りにある団子屋「琉球だんござえもん」で販売するハブ大福が観光客や通りの人たちに人気だ。団子屋店主の新里俊一さん(51)は「通り活性化の呼び水になってほしい」と笑顔を見せる。ハブ大福は、県外で人気を集めた妖怪いちご大福などを -
ざっくばらんに「ねこのはなし」 病気、情報共有 獣医師さんに学ぶ
2018/04/05 13:00獣医師の伊良波千景さん(右から3人目)を囲んで猫エイズについて学ぶ参加者=3月27日、那覇市松尾のカフェLamp猫についてざっくばらんに語り合うトークイベント「ねこのはなし」が3月27日、沖縄県那覇市松尾のカフェLampで開かれた。ヒマワリ動物病院の獣医師、伊良波千景さんを招き、猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)や猫白血病ウイルスについて学んだ。伊良波さんは猫エイズについて「ケンカのかみ傷や交尾で感染 -
沖縄ラーメンが台湾進出 「もとなり」、北西部の都市新竹に出店、地元要請受け
2018/04/05 13:00台湾に新店舗を開設し、さらなる事業展開を目指している島袋博昭代表=3月、沖縄県浦添市沖縄県内でラーメン店「もとなり」を運営する「Guu Factory」(浦添市、島袋博昭代表)が4日、台湾北西部の都市・新竹に新店舗を開設した。日本の文化に親しみがある台湾で沖縄発のラーメンを広げることを目指している。台湾を足掛かりに海外で事業展開することも視野に入れており、島袋代表は「僕たちがおいしいと思うものを丁 -
ヤギ、品種改良はじめます 目指せ、17キロの重量アップ
2018/04/04 16:00家畜市場で取引されるヤギ。肉が多く取れる大型個体への品種改良に期待が高まっている=2015年、今帰仁家畜市場沖縄県農林水産部が本年度から、1匹当たりの肉量を増やすためヤギの品種改良事業を始めることが3日、分かった。ヤギ肉は沖縄ならではの食材としてニーズが高く飼養頭数が増加する一方、近親交配が進んだ影響などから体が小さく1匹から取れる肉量が少ない。計画的な交配によって1頭の肉量を増やし、ヤギ肉の供給 -
社員の“夢”かなえてます 琉球補聴器 「喜瀬別邸で宿泊」「介護車両がほしい」
2018/04/04 16:00社の制度を活用しスカイダイビングを体験する仲眞朋さん(琉球補聴器提供)補聴器を販売する琉球補聴器(沖縄県那覇市、森山賢社長)が、社員が思い描く夢の実現を支援する制度を整えて注目を集めている。年間の経常利益1千万円ごとに社員が実現したい夢を一つ選び、費用や休暇取得を社側が後押しする仕組み。3月には「人を大切にする経営学会」などが主催する「第8回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で、審査対象108社 -
新人研修で三線体験 唄者・上間さん指導 那覇市「サイダス」
2018/04/04 16:00上間綾乃さん(右)から歌三線を習う新入社員=2日、那覇市内の会議室人事情報などを基に企業の組織づくりを支援するシステム開発などを手掛ける「サイダス」(沖縄県那覇市、松田晋社長)は、新入社員の社員研修に三線を取り入れるなどユニークな取り組みを行っている。松田社長は「新入社員には琉球の伝統文化や芸能に触れながら、コミュニケーション能力や発想力を身に付けてほしい」と話す。三線の指導に当たるのは県出身の唄 -
「ネット右翼でした」 沖縄に暮らし、記者になって思うこと
2018/04/03 13:00編集局内にある文化部教育班のブースで原稿を書く塚崎昇平記者=3月27日午後、那覇市天久の琉球新報社2018年3月25日、琉球新報に掲載された1本の記事がインターネット上で話題を集めました。公式サイトに掲載された訳ではありませんが、新聞記事の写真がツイッターやフェイスブックで拡散され、個人ブログなどで紹介する人も続出し、賛否両論を巻き起こしたのです。話題となった記事は、入社2年目の塚崎昇平記者(26