米軍の最新ニュース
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普天間地下水から化学物質 米軍基地由来か、高濃度「PFOS」
2016/12/27 13:00オスプレイが駐機している普天間基地=12月19日、沖縄県宜野湾市(写真・琉球新報社)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の地下水3カ所から、法律で使用が原則禁じられている化学物質、有機フッ素化合物「PFOS」(ピーフォス)が高濃度で検出されたことが26日、分かった。上流側で検出された濃度と比較して下流側が突出して高い数値となっており、調査を実施した沖縄県環境部は「普天間飛行場から流入した可能性が極め -
オスプレイ飛行再開 墜落6日後、県民反発 米軍、県に直前通告
2016/12/20 12:00(写真・琉球新報社)【宜野湾】13日夜に名護市安部の海岸で墜落して以降、飛行を停止していた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが19日午後1時58分、普天間飛行場を離陸し、飛行訓練を再開した。事故前の運用と同様、午後10時近くまで飛行した。詳しい事故の経緯や原因が明かされない中、地元の反対を押し切って事故から6日後に飛行再開したことに翁長雄志県知事をはじめ、県民から怒りの声が上 -
沖縄の米軍機墜落 復帰後48件目
2016/12/14 12:00オスプレイの翼部分を取り囲み写真を撮影する米軍関係者ら=14日午前10時19分、名護市安部沿岸(写真・琉球新報社)県内での米軍機の墜落事故は、今年9月22日に本島東沖で発生したAV8ハリアー戦闘攻撃機墜落事故までで47件発生しており、今回の米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故を加えると48件になる。県内ではオスプレイの墜落事故はこれまで発生しておらず、初めての事故になる。県内で今 -
連日つり下げ訓練 オスプレイ 、宜野座民間地で 米軍、抗議を無視
2016/12/08 11:00物資をつり下げて、宜野座村城原区上空を旋回する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=7日、午後8時30分ごろ(友寄開撮影)【宜野座】宜野座村城原区の民間地上空で7日夜、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが物資のつり下げ訓練を約3時間にわたって実施した。6日も訓練したことから、中嶋浩一郎沖縄防衛局長が同日夜、在沖米海兵隊訓練作戦部(G3)のテイラー大佐を直接訪問し抗議したばかり。7日午後には -
宜野座民間地でオスプレイつり下げ訓練 防衛局長が米軍に抗議
2016/12/07 11:00箱のような物をつり下げて飛行するオスプレイと、それを見る沖縄防衛局職員=6日午後4時35分、宜野座村城原区(写真・琉球新報社)宜野座村城原区の集落周辺上空で6日午後、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイがつり下げ訓練をしていたのが確認された。集落付近でのつり下げ訓練は重大事故を招く危険性が高く、県はこれまで強く自粛を求めていた。中嶋浩一郎沖縄防衛局長は同日夜、在沖米海兵隊訓練作戦部(G3) -
知事、建設を事実上容認 沖縄・高江の米軍ヘリパッド「苦渋の最たるもの」 オスプレイ反対は堅持
2016/11/29 11:00(写真・琉球新報社)沖縄県の翁長雄志知事は28日、12月10日の知事就任2周年を前に報道各社のインタビューに応じた。米軍のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)新設が条件とされる米軍北部訓練場(同県東村・国頭村)の過半の返還計画について「苦渋の選択の最たるものだ。約4千ヘクタールが返ってくることに異議を唱えるのは難しい」と述べ、ヘリパッド建設を事実上容認する考えを示した。その上で翁長知事は「SACO(日 -
翁長知事「18%の米軍基地、想像を」 知事会研究会が初会合
2016/11/22 10:00(写真・琉球新報社)【東京】全国知事会は21日、沖縄の米軍基地負担の軽減を目指し知事会内に設けた研究会の初会合を千代田区の都道府県会館で開いた。出席した翁長雄志知事は米軍基地があることで経済的、財政的に潤沢だとみられることが「誤解」で、逆に「沖縄経済発展の最大の阻害要因」だと指摘し「本島内には18%の基地がある。地元で18%の米軍基地があると想像してほしい」と訴えた。研究会は埼玉県の上田清司知事を -
「基地の街」動揺 米軍撤退、可能性は 米大統領にトランプ氏
2016/11/10 14:00(米海軍横須賀基地=横須賀市/写真・神奈川新聞社)過激な主張、排外主義、女性蔑視発言-。さまざまな批判を浴びながらも、大方の予想を覆して米大統領選を制したトランプ氏。米軍基地を抱え、米国からの留学生が多い神奈川にも「トランプ・ショック」が広がった。超大国の歩む道が、暮らしや経済にどんな影響を及ぼすのか-。トランプ氏は、日本が在日米軍駐留経費の負担増に応じない場合、米軍を撤退させる可能性に言及してき -
「ヘリ飛ぶ前に工事止めて」、沖縄・高江の住民、海外へ反対訴え 米軍着陸帯建設地
2016/10/14 11:00(写真・琉球新報社)沖縄県東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、国を相手に工事の差し止めを求めて那覇地裁に提訴している東村高江の住民、安次嶺現達さん(57)、伊佐育子さん(56)、原告代理人の小口幸人弁護士が13日、東京都の日本外国特派員協会で記者会見し「裁判所は米軍機の飛行を止められない。それなら飛び始める前に止めてほしい」と訴えた。安次嶺さんは子どもた -
米軍が宣伝「オスプレイ音静か」 市民感覚と隔たり 基地内催しでビラ配布
2016/09/26 12:00(写真・琉球新報社)在沖米海兵隊が24、25の両日、沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場で開いた基地を一般に開放するイベント「フライトライン・フェア」で、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「CH46ヘリコプターと比べ全体的に音が静か」「より高く、より速く飛行するため人口密集地での飛行を減少」などと環境への負担軽減を強調する内容のチラシを配布した。市に寄せられる騒音の苦情は年々増えており、米 -
沖縄の新基地建設阻止、米で呼び掛けへ 退役米軍人ら
2016/09/09 11:00(写真・琉球新報社)沖縄を訪れている退役米軍人らの平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」の6人が8日、沖縄県庁で会見し、「米軍の存在は地球、平和、環境の破壊にしかならないことを改めて実感した」などと語った。メンバーらは米国に帰国後は沖縄での体験や現状を積極的に伝え、沖縄での新基地建設阻止へ広く呼び掛けていく決意を語った。一行は沖縄の米軍基地問題などへ理解を深めようと8月30日から来沖し、 -
米軍犯罪対策、気象台職員もパトロール 国出先から“総動員”
2016/09/01 18:00沖縄本島内の巡回に出発する沖縄・地域安全パトロール隊=2016年6月15日夕、那覇市の沖縄総合事務局(写真・琉球新報社)米軍属女性暴行殺人事件の再発防止策として政府が創設した「沖縄・地域安全パトロール隊」の要員が7月下旬以降、沖縄総合事務局と沖縄防衛局以外に気象台や税関、労働局など国の出先15機関の職員に拡大していることが31日、分かった。労組から「平常業務に影響を与える」として中止を求める声が相 -
原爆投下機 飛来か 読谷補助飛行場 45年6月の写真、米軍機多数
2016/08/16 11:00(写真・琉球新報社)【読谷】沖縄戦での組織的戦闘が終わった1945年6月23日に米軍が撮影したとみられる読谷補助飛行場の航空写真が見つかり、読谷村史編集室へ贈られた。写真の飛行場は規模が拡張され、米軍機の駐機エリアを随所に配置、米軍機が多数駐機しているのが分かる。米軍上陸後、約3カ月で一変した飛行場を捉えている。読谷補助飛行場は、米軍が読谷上陸後間もなく、整備に着手。米軍が鹿児島などへの出撃基地し -
米軍属女性暴行殺人、那覇で公判 移転請求認めず
2016/08/04 11:00(写真・琉球新報社)米軍属女性暴行殺人事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪で起訴されたケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告(32)が、裁判員裁判の管轄を那覇地裁から東京地裁に移転するよう求めていた件で、最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)は3日までに、請求の棄却を決定した。1日付。公判は那覇地裁で開かれる。ケネス被告側は報道や抗議活動の影響で県民に予断があり、厳罰を望んでいるなど -
見上げれば満天の星空 米軍北部訓練場
2016/08/03 13:00(写真・琉球新報社)沖縄県東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の上空は毎夜、満天の星空が広がる。眺めていると吸い込まれてしまいそうになるほどだ。昼間はヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題に揺れ、夜間も24時間体制で警備が行われている。8月5日午後6時からは、N1地区裏ゲートでヘリパッド反対集会が開かれる。 -
天然記念物ノグチゲラの巣穴29ヵ所 沖縄・東村高江の米軍ヘリパッド建設地周辺 07年にアセス記載も米軍の運用優先
2016/07/26 12:00(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場(沖縄県国頭村・東村)の部分返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設計画で、ヘリパッド新設候補地の「G地区」周辺の13カ所、南西にある「H地区」周辺の16カ所で、国の特別天然記念物ノグチゲラの巣穴が確認されていたことが、那覇防衛施設局(当時)が2007年にまとめた環境影響評価(アセス)図書で分かった。専門家は「その場所が非常に自然豊かな森であることを示す数字 -
基地の街 静かな夜 米軍行動制限で
2016/06/08 13:00(写真・神奈川新聞社)沖縄で相次いだ米軍関係者による事件・事故を受けて在日米海軍が全将兵を対象に導入した規制が、基地を抱える横須賀の街に波紋を広げている。今回の規制は飲酒の全面禁止と基地外の行動制限という厳しい措置で、周辺住民と米軍家族の交流も中断を余儀なくされた例もある。基地との交流を地域活性化に結び付けようとしてきた横須賀市の政策にも影響が及びそうだ。横須賀基地内外での飲酒全面禁止が出された6 -
「お父さんのところに帰るよ…」 被害者の父、声振り絞り 米軍属女性死体遺棄事件から1週間
2016/05/27 18:00(写真・琉球新報社)米軍属女性死体遺棄事件で、被害者の女性の遺体が発見されてから26日で1週間になる。被害者の女性の父親(56)が25日までに琉球新報の取材に応じ、「基地はいらない。基地があることで県民がいろいろな目に遭っている」と率直な思いを語った。父親は23日、事件後初めて遺体が見つかった現場を訪れて手を合わせ、「お父さんのところに帰るよ。みんなと一緒に付いてきて」などと語り、嗚咽(おえつ)し