軍事侵攻の最新ニュース
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「戦争で傷ついた日用品をアート作品に」ウクライナ避難民女性が創作に込める“願い”
2023/07/30 06:00「これは、私の故郷から送ってもらった物。戦争で傷つき、壊された物の数々を、私はアート作品にしました」祖国で暮らしていたころから、日本語を学んできたという女性。この日も、展覧会を訪れた人たちに向かって、彼女は流暢な日本語で作品解説を続けていた。彼女は、ウクライナ人美術家のユリヤ・ボンダレンコさん(31)。ユリヤさんは祖国がロシアの侵攻を受けた後の昨年6月、日本にやってきた。京都府内で避難生活を送りな -
日本での生活開始から1年、ウクライナ避難民家族の「たった一つの願い」
2023/07/30 06:00【前編】「戦争で傷ついた日用品をアート作品に」ウクライナ避難民女性が創作に込める“願い”より続く昨年2月のロシア軍の侵攻以来、ウクライナでは多くの民間人が犠牲になった。今年4月の国連人権高等弁務官事務所の発表によれば、その数は約8千500人にものぼる。同事務所は「氷山の一角で、実際の死者はさらに多い」とも。現在の日本には、戦禍を逃れてきた2千400人以上の避難者が暮らしている。「去年の2月24日、 -
ウクライナ市民が振舞った“毒入りパイ”でロシア兵30人が死傷
2022/04/04 19:15ウクライナの小さな街で、市民から受け取った食料を食べた2人のロシア兵が死亡し、28人が重症で病院に搬送されたとウクライナの情報当局が発表した。英INDEPENDENTなどが報じている。ウクライナで2番目に大きな都市であるハルキウ(ハリコフ)から南東に130kmほど離れた街・イジュームで、ロシア陸軍第三自動車化狙撃師団に所属する兵士たちに対して、市民が小さなパイやピロシキを振る舞った直後に、兵士2人 -
橋下徹「ロシア軍叩き潰すしかない」に“手のひら返し”と批判
2022/03/26 06:00《ウクライナ兵の決死の戦闘に敬意。終結するまでロシア軍を叩き潰すしかないが、報道がきちんとなされているか懸念。ウクライナ軍の健闘やロシア軍の失態の報道は多いが、ウクライナの一般市民の犠牲やウクライナ軍の被害について報道が少なくないか》3月24日、Twitterにこうつづったのは橋下徹氏(52)だ。いまなお、終結のめどが見えないロシアの軍事侵攻。そんななか、同日にウクライナのウォロディミル・ゼレンス -
ウクライナを支援したい人はここに募金を 寄付先の選び方
2022/03/25 11:00ロシアのウクライナへの軍事侵攻から約4週間、心を痛めている人も多いだろう。そんななか、ウクライナへの寄付が増えている。在日ウクライナ大使館は、約15万人から40億円近くの寄付が寄せられたと発表した('22年3月7日)。ただ、どこに寄付するかが悩ましいとの声がある。寄付先によっては、寄付金が武器の調達などに使われる可能性が否定できないからだ。そこで、寄付先の選び方などを経済ジャーナリストの荻原博子さ -
プルシェンコの“大統領を信じてる”発言の真意を専門家が分析「プーチンへの皮肉」
2022/03/17 06:00「世界選手権はシーズンを締めくくる大きな大会ですから、有力選手たちの不在はやはり残念ですよね……」(スポーツライター)3月23日に開幕するフィギュアスケートの世界選手権。羽生結弦(27)が右足のケガの治療に専念するため欠場することが発表されているが、いまそれよりも注目されているのは“ロシア選手の除外”だ。ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受けて、国際スケート連盟(ISU)は3月1日にロシアとベラルー -
ロシア国営テレビで抗議した女性にYouTuberが100万ルーブル寄付
2022/03/16 19:29ロシア国営テレビ「チャンネル1」でニュース番組の放送中に、「戦争反対」と抗議のプラカードを持って乱入したマリナ・オフシャニコワさんが全世界から注目を集めている。そんな中、金融インフルエンサーでYouTuberとして活躍するケヴィン・パフラスが彼女への支援を申し出たと、米Fox Businessが報じている。オフシャニコワさんは、ニュースの生放送中にキャスターの背後に乱入し、「戦争反対」「プロパガン -
「お前の父親は人殺し」ラブロフ露外相の継娘宅前で抗議デモ
2022/03/14 19:26ロシアによるウクライナへの侵攻を正当化し続けているロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(71)。ウクライナ東部のマリウポリにある産科病院が爆撃され、子どもが亡くなったり、臨月を迎えた妊婦が避難を余儀なくされたりしたにも関わらず、「病院は閉鎖されており過激派の根城になっていた」「報道された妊婦は役者」などとうそぶき、世界中から激しい非難を浴びた。そんなラブロフ外相の継娘が住む英ロンドンの住宅前に民衆が集ま -
プーチン大統領をネットで“面白い人”扱いする大きなリスク…専門家は警鐘「脅威を見落とす」
2022/03/14 12:26ロシアが、ウクライナへの侵攻を開始してから2週間近く経った。しかし停戦交渉に進捗はなく、いまだ終わりの見えない状況が続いている。3月9日の『ロイター通信』によると、これまでウクライナでは516人の市民が死亡。そして、908人が負傷したという。また4日にはロシア軍がウクライナ南東部にある国内最大規模のザポリージャ原子力発電所を攻撃。火災が発生したとも報じられた。そんななか、日本人の間では思わぬ反応が -
在日ウクライナ大使館 大学、姉妹都市にロシアとの“関係断絶”呼びかけ投稿が物議…「内政干渉」の声も
2022/03/12 11:00《ウクライナに対するロシア侵攻を非難するとともに、世界各国の大学がロシア連邦の教育機関との協力を停止しています。当館が日本大学にも侵略国との協力関係の断絶を呼びかけました》在日ウクライナ大使館が3月10日にTwitterでつぶやいたこの投稿が物議を醸している。ロシア軍による軍事侵攻が激しさを増すウクライナ。南東部の小児病院までもが空爆を受けるなど、理不尽な戦争に反発する声が世界的に高まっている。そ -
ウクライナ大統領の演説が心に刺さる理由を専門家が分析「映画の主人公のよう」
2022/03/12 06:00「『生きるべきか、死ぬべきか』このシェイクスピアの問いはよくご存じだろう。答えは明らかに『生きるべき』であり、自由であるべきだ。我々は決して降伏せず、決して敗北しない」こう、ロシアに屈しない姿勢を宣言したのはウクライナのゼレンスキー大統領(44)。これは、3月8日にイギリスの議会下院にオンラインで参加した際の演説だ。演説後、会場はスタンディングオーベーションに包まれた。2月24日にプーチン大統領( -
エリザベス女王、オランダ国王夫妻も…欧州王室で広がる“タブー破り”の「反戦の輪」
2022/03/10 15:50「国と国との間では、様々な緊張関係が今も存在しますが、人と人との交流が、国や地域の境界を越えて、お互いを認め合う、平和な世界につながってほしいと願っております」天皇陛下は誕生日会見で、世界の平和を願うお言葉を述べられていた。しかし、天皇誕生日翌日の2月24日――。ロシアはウクライナに侵攻を開始した。世界中からの非難の声に聞く耳を持たないプーチン大統領は、攻撃の手を緩めようとすらしない。そんななか、 -
ウクライナ戦争で加速する「防衛費2倍」の流れ…財源は国債で将来世代の負担増す形に
2022/03/10 15:502月26日、ロシアのウクライナ侵攻に対抗するため、欧米各国と日本は、最も厳しい制裁措置のひとつである“SWIFT(国際銀行間通信協会)からロシアの主要銀行の排除”を行うことを決定した。「世界中の銀行間の決済ネットワークであるSWIFTから排除されると、ロシアの企業はほかの国とのお金のやりとりができず、貿易がしにくくなります」そう話すのは、世界経済と流通に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。石油や天然ガ -
ウクライナ戦争で家計負担年間10万円増に!食料品、光熱費が更に上昇
2022/03/10 15:50多数の犠牲者を出しているロシアによるウクライナ侵攻。経済で世界がつながっている今、日本の家計も影響を免れない。戦争によって、物価上昇傾向にさらに拍車がかかると専門家は指摘するーー。「世界的に非難を浴びているロシアのウクライナ侵攻。この戦争は“対岸の火事”ではありません。日本経済、ひいては私たちの家計に深刻なダメージを与えそうです」こう話すのは世界経済と流通に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。2月26 -
東京タワーがウクライナカラー・ライトアップを拒否…担当者語る切実な裏事情
2022/03/08 15:50ロシアによる軍事侵攻で、多くの人々が犠牲となっているウクライナ。世界中でウクライナを支援する声が相次ぐなか、日本でも危機にさらされる同国を思い、東京都庁に京都の二条城、神戸ポートタワーに熊本城など各地のシンボルが青と黄のウクライナ・カラーにライトアップされてきた。いっぽう3月4日、ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使の次のツイートが注目されることに。《ウクライナを支援する -
木村拓哉 新ドラマ控える多忙さのなか…声枯れても歌ったSMAP反戦歌
2022/03/08 14:13《初めて声が枯れてしまったり、色々ありましたが思い返しても本当に良い時間経ったなぁ……っと》このようにInstagramに綴ったのは木村拓哉(49)。3月7日、自身のソロコンサートについて、感慨深げに振り返った。2月からスタートしたコンサートツアーの最終日である6日、木村に異変があったと、コンサートを鑑賞した女性ファンが話す。「喉を痛めていたのか、声が出なかったり裏返ったりしてしまう場面があったん -
異例の反戦歌『Triangle』にSMAP5人が語っていた特別な思い「歌う時の顔つきが違う」
2022/03/08 06:00「SNS上では、《プーチン大統領に聞かせたい》《ほんとこの思いが世界に届いてほしいくらい、みんなに聞いてもらいたい曲》と今回この曲を知って、メッセージに胸を打たれた若者世代が続出。16年前の楽曲がこれだけの反響を呼ぶのは異例です。解散して5年たちましたが、改めて影響力のすごさを思い知りました」こう驚くのはある音楽関係者。ロシアがウクライナへの軍事侵攻に踏み切り、理不尽な戦争に抗議する声が世界的に高