琉球新報の環境問題に関する話題
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甲羅をしょってウミガメの気持ち 「海をきれいに」中城小児童ら学ぶ
2020/07/10 14:30【中城】沖縄県中城村立中城小学校で6月24日、4年生約65人を対象にウミガメの生態などを学ぶ授業があった。沖縄美ら島財団総合研究センターの前田好美さんが産卵やふ化、海での回遊などについて解説。児童は質問したり、約1メートルあるアオウミガメの甲羅を背負って重さを体感したり、ウミガメの子どもを触って命の尊さを学んだりした。前田さんは、8種類中6種類のウミガメが日本で見られ、沖縄ではアオウミガメとアカウ -
赤いビーチ、サンゴが染めた 南風で卵が大量漂着 伊江港西側
2020/06/15 15:00【伊江】沖縄県伊江村の伊江港西側にある魚類養殖場海岸から西に約2キロにわたり、大量のサンゴの卵が打ち寄せ、砂浜が帯状に赤く染まっているのが11日、確認された。毎朝、日課で砂浜を散歩する伊江村東江上の内間末宏さん(68)が発見した。「昨日は青く透明な海だったが、今朝は一面赤く染まっていた」と驚いた様子。散歩途中にウミガメの産卵場所や足跡も3カ所見つけ、偶然が重なった。この現象は近年、サンゴが産卵する -
電気や水道がなくても使える水洗トイレ 災害時やインフラが整っていない場所での活用期待
2020/01/20 13:15建設業の光建設(糸満市、徳元猛社長)、沖創工(那覇市、伊佐一社長)、アルコ(三重県、中山和己社長)が2014年から開発に取り組んできた、電気や水道がない場所でも使える移動可能な水洗トイレ「ミニソフィ」が完成した。微生物が含まれた浄化槽で汚水を浄化し、200リットルの水タンクの水を循環させて使う。インフラが整っていない離島や観光地での活用や災害時の避難所への設置などを見込む。3月末まで糸満市西崎運動 -
環境負荷少 植物性プラ 工事用資材「ドレーン」従来素材から置き換え 泡瀬埋め立て県内初利用
2019/10/18 12:00埋め立て工事や軟弱地盤改良の際に地中に埋め込む工事用資材「ドレーン」の材料を、プラスチックから環境負荷の少ない植物性に置き換える取り組みを、丸昇建設(三重県)とキャドテック(福岡県)が進めている。県内では泡瀬の沖合埋め立て工事で初めて使われた。世界的にプラスチックごみの削減が課題となっており、植物性プラスチック導入は県内の工事現場でも広がる可能性がある。ドレーンは地盤を強固にするために用いられ、排