今年も残すところ、あと1カ月半。来年の準備もカウントダウンが始まった!そこで悩むのが「家計簿」。毎年、家計簿をつけるのが続かない、という人が多いのだ。
「そもそも市販の家計簿にアプリも、たくさんありすぎて、『どの家計簿を使ったらいいのかわからない』という相談があるくらいです。自分に合った家計簿を見つけることが、続けるための第一歩です」
こうアドバイスするのは、多くの家計簿の監修を手がけるファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん。お金がなかなか貯まらないとき、家計を見直すためにも大事になってくるのが家計簿だ。しかし、家計簿をつけ続けることは難しいところ。畠中さんは「自分に合った家計簿を見つけることが、続けるための第一歩」という。
そんな家計簿には大きく分けて、『市販の家計簿』、レポート用紙などの『オリジナル家計簿』、パソコンで管理する『エクセルタイプ』、スマホなどで管理する『家計簿アプリ』の4つがあるそう。自分に合った家計簿はどのタイプか?
「時間に余裕があって、日記の代わりに使いたい人は、市販の家計簿や紙やレポート用紙で作る“オリジナル家計簿”がおすすめです。電卓で計算する時間がない人などは、スマホでレシートをスキャンするだけで自動的に仕訳をしてくれる家計簿アプリが便利です。仕事でパソコンを使って資料作りに慣れている人はエクセルを使うなど、自分のできることから家計簿を選ぶと続きますよ」
それぞれの家計簿の特徴は次の通り。
【市販の家計簿】献立を書き込むことができるので、日記の代わりにも。1週間見開きタイプは初心者向け。
【オリジナル家計簿】ノートやレポート用紙に線を引き、費目を自由に設定。レシートを直接貼り付けてもいい。
【エクセルタイプ】オリジナルの費目が設定できるので、仕事で使い慣れている人や経理経験者の人は便利。
【家計簿アプリ】銀行口座やクレカを登録して全財産を管理するタイプや、支出を仕訳するタイプがある。
自分に合ったタイプの家計簿なら、楽しく続けられる。家計を管理して無駄遣いをなくし、お金を貯めよう!