image
(写真・神奈川新聞社)

横浜市神奈川区の市立六角橋中学校(生徒数845人、阿部雅子校長)で29日、リオデジャネイロ五輪柔道男子100キロ級銅メダリストの羽賀龍之介選手(25)が始業式にサプライズで登場し、生徒たちを喜ばせた。

 

羽賀選手は同校の卒業生。全校生徒を前に、「銅メダルを多くの人が祝ってくれて、最後まで諦めなくてよかった。東京五輪も目指すと決めた」とあいさつした。

 

中学時代、全国大会で優勝できずに3位に終わったことを振り返り、「中途半端な思いでは物事を達成できない。自分が信じきれる夢や目標を立て、それに向かって行動するようになった」と話した。

 

リオ五輪前に中学時代の仲間と一緒に食事をしたことなどを明かし、「部活でも学校生活でも友達をつくり、助け合ってほしい」と後輩にエールを送った。

 

羽賀選手の言葉に真剣な表情で聞き入った生徒たち。羽賀選手の出身道場に通い、今月行われた柔道の全国大会で優勝した3年の朝飛真実さん(15)は「自分で考えて行動することが大切という話に感銘を受けた。私もいつか五輪に出たい」と話していた。

関連カテゴリー:
関連タグ: