(写真・神奈川新聞社)
厚木商工会議所と神奈川工科大学は5日、贈答主体の地元名産「とん漬」の消費を一般にも広げようと、レシピ開発の審査会を厚木市下荻野の同大で開催した。
レシピ開発は、同商議所の「あつぎとん漬のれん会」が同大栄養生命科学科に呼び掛けて初めて企画。6月に募集、1~3年生が考えたとん漬を使ったレシピ11点を書類審査によって5点に絞り、実食による審査を行った。
最優秀には石川実花さん、吉田萌さん、磯貝美果さんの3年生チームの「とん漬ピリ辛DON&リゾット風」が選ばれた。同世代の若者向けに考案したといい、審査講評は「とん漬らしさという点で最優秀作品を選んだ。身近な材料ですぐ作れ、かなりおいしい」などとしている。
最優秀作品は同商議所内のレストラン「けやき」で新メニューとして採用、年内に期間限定で提供する予定。
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