(写真・神奈川新聞社)
横須賀市の観音崎が舞台の一つになったという説がある小説「ガリバー旅行記」をテーマにしたはがき絵コンクールの応募作品が、観音崎公園パークセンター(同市鴨居)で展示されている。
ガリバーは、徳川家康の外交顧問を務め、逸見地区に領地を与えられた英国人の三浦按針(ウィリアム・アダムズ)がモデルともいわれており、小説を通して地域を活性化しようと市民グループ「ガリバープロジェクト」が毎年開催。入賞作品24点を含む個性豊かな約100点が並ぶ。
一般の部で大賞に輝いた清水孝子さん(65)=同市芦名=は、両手を広げてほほ笑むガリバーの背景に、立石海岸、よこすか海軍カレー、地場野菜など地元の名物を描いた。昨年12月に横須賀に引っ越してきたばかりといい、「とてもいい場所なので、観音崎に上陸したガリバーもいい気分だっただろうな、と想像して描きました」と話している。
7月31日まで。問い合わせは、同グループの桐ケ谷良之代表・電話090(5516)6487。
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