(写真・神奈川新聞社)
「愛のまち」をさらにアピール。愛川町はこのほど、観光振興や移住定住促進を目的にしたシティーセールスパンフレットを更新、配布を始めた。
3回目になったパンフのタイトルは「I love 愛ブラ~愛川町をブラッと楽しむ数時間」。人口減少に直面する同町はパンフ作りに力を入れる。なかでもタイトルは2015年4月の初回が「愛川町ってドコ?」、16年4月の2回目が「ここが!愛川町なんだ!」とその意外性が話題を集めた。
今回は町内の魅力的なスポットをブラッと歩いて楽しむ行動をネーミング。町名の「愛」から連想される「I」「love」と組み合わせ「アイラブ アイブラ」という語感の良さを演出したという。
A4判で15ページ。内容は前回を引き継ぎ、宮ケ瀬ダムや県立あいかわ公園などの観光地の他、仏果山の登山コースや史跡などを紹介している。圏央道厚木パーキングエリアや都内の移住定住関連施設にも配架。配布数は初回1万5千部、2回目1万8千部、今回2万部と増やした。
地方創生事業の一環で自治体による同種のパンフ作成が相次ぐ。同町の担当者は「表紙を飾るタイトルは特に重要視している。毎回、職員が知恵を出し合って考えている」と話している。
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