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(写真・神奈川新聞社)

 

別名「幻の芋」として知られ、主に平塚市内で栽培されているサツマイモの一種、クリマサリの出荷が28日に始まった。産地近くのJA湘南大野支所(同市東真土)では目合わせ会が開かれ、9農家から約2トンの「逸品」が並べられた。

 

クリマサリは、名前の由来となった「栗にも勝る」と言われるホクホクした食感などが特長だ。大野地区を一大産地として作られてきたが、1960年代から同地区に工業団地が進出した影響で農地が減少。ベニアズマなど甘みの強い他品種が主流となったこともあり、一般消費者には届きにくくなったという。

 

現在生産農家23人が所属する甘藷(かんしょ)部会で部会長を務める原田栄司さん(80)によると、8月に雨天が続いたことで生育が進み、収量も多いという。原田さんは「損得関係なく体力が続く限り守っていきたい。担い手がいれば積極的に技術指導もしていきたい」と話していた。

 

出荷は10月中旬まで続き、JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」や県内店舗などに出荷される。

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