(写真・神奈川新聞社)
横浜港で働く人たちにボリューム満点の食事を低価格で提供している「波止場食堂」に25日から、横浜の一流シェフが監修した西洋料理が登場する。運営する横浜港湾福利厚生協会(横浜市中区)が創業60周年を迎えたことを記念するもので、31日まで提供する。
特別メニューは、海の幸をふんだんに使い、波をイメージしたメレンゲを添えたブイヤベースと、やわらかい牛肉がたくさん入り、バターライスや温泉卵が付いたハッシュドビーフ。日替わりでいずれも540円。
監修したのはフランス料理「横濱元町 霧笛楼」の今平茂総料理長(60)。波止場食堂の司厨(しちゅう)長・田中和美さん(64)とは、元町発の西洋料理の生みの親である矢島政次シェフの兄弟弟子という関係から、コラボが実現した。
24日に山下ふ頭の港湾人倶楽部で開かれた試食会では「さっぱりとした味でボリューム満点」と好評。今平さんは「記念の時に横浜らしい料理を監修できてうれしい」と話した。
山下と大黒、本牧(B7店は除く)の3店舗で提供する。問い合わせは、同協会給食センター・電話045(623)5013。
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