(写真・神奈川新聞)
プリンスホテルが運営する「箱根園水族館」(箱根町元箱根)に、6歳の雌のコツメカワウソが仲間入りした。餌のキャットフードを食べる姿や、麻袋の中ですやすや寝る様子に、「かわいい」とカメラを向ける来館者らでにぎわっている。
同館によると、コツメカワウソは愛らしい姿や動きが特徴。全国の動物園・水族館の間でかわいらしさを競う「選挙」が開催されたり、ペットとして飼われたりと近年人気という。目玉展示を探していた同館がコツメカワウソを飼育する札幌市内の水族館と約1年がかりで交渉、今月13日にやってきた。
展示ガラスには小さな円形の穴が開けられ、今後は来館者がガラス越しに餌を与えることも可能にするという。搬入されたコツメカワウソは人間でいうと30歳前後。同館では「お婿さん」も探している。
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