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(写真 神奈川新聞)

 

横浜高速鉄道(横浜市中区)は、みなとみらい線(MM線)みなとみらい駅で乗客の線路転落を防ぐ可動式ホーム柵を3月31日に稼働した。残り4駅は2020年度中に順次設置する。

 

交通インフラ設備を手がける京三製作所(同市鶴見区)のホーム柵を採用した。32型のデジタルサイネージ(電子看板)を搭載し、駅や電車の利用マナー、沿線のイベント情報などを配信、客の安全や利便性の向上を図る。

 

また、ホーム柵は各駅のデザインに合わせ、それぞれ違う色に塗装する。みなとみらい駅のコンセプトは「巨大な地下チューブ空間の船が躍動するデザイン」で、グレーを基調とした。横浜高速鉄道の鈴木伸哉社長は「駅ごとに特徴があり、一つの売りになっている。機能を確保しつつ、ホームドアの色を変える。駅の魅力、付加価値を高められるようにしたい」と話した。

 

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