「ファーストシングル『FlyAway』はバラードでしたが、今回はそれとはぜんぜん違った、明るくリズム感があるダンス曲。楽しんで聴けます。でも、こういう曲を自分が歌うとは夢にも思っていませんでした(笑)。僕にもこんな面があるんだと、みなさんにわかってもらいたくて、欲を出してがんばりました」
韓国最大のオーディション番組『スーパースターK』で72万人の中から優勝し、’09年に歌手デビューを果たしたソ・イングク。’12年には、チャン・グンソク主演のドラマ『ラブレイン』で俳優としてもデビューした。主演ドラマ『応答せよ
1997』が大ヒットし「韓国でいちばん美しいキスをする男」の異名をもつ人気者だ。
4月に満を持して日本でデビューした彼の、セカンドシングル『We Can Dance
Tonight』が発売される。ビジュアルイメージは、ファースト写真集も担当した蜷川実花が務めた。
「最初に録音をした曲は、『Best
Friend』。メロディが美しく、Friendという単語のイメージと合っていて、とてもいい気持ちで録音ができました。『My
Voice』はミディアムテンポで、この曲もメロディがきれいです。僕の声をたくさんの方々に聴かせたいと思いながら歌いました。『We Can
Dance Tonight』はとにかく、うきうきする曲。楽しんで歌うことに集中しました。聴く方にも、そんな楽しさを与えたいと思ったからです。この3曲を聴いたらビックリすると思いますよ。楽しんでいただければ」
ところで、「Best Friend」とはどんな友達?
「僕を信じてくれる友人たちです。友人たちにはいろいろとたいへんなことを頼んだり、相談したりしますが、僕は友人たちには、心配するより信頼してもらいたいんです。久しぶりに会っても、照れることなく、お酒を飲むことができるような、気楽で、なくてはならない存在でいてほしいですね」
芸能界では『マイ・ラブリー・ブラザーズ』で共演したイ・ソンジェ(43)がその代表だという。
「友人は、自分と同じ年齢だけではないと思います。いろいろなことをたくさん見て、たくさん学ばせていただいています。お互いに寂しさを慰めあったりもします(笑)。とても面白い仲だと思います」
今回の、レコーディングの達成感を感じたエピソードを聞いた。
「本当に忙しいスケジュールの中でのレコーディングでした。韓国では、ドラマの収録に入ると、週に1日も休みがないんです。その中でレコーディングをしないといけなかったので、じつはとても心配でした。でもすべてが終わったあとで、新曲を聴いたとき、すごいやりがいを感じました。僕の日本語がまだ上達していないので、日本語で歌うことに対するたいへんさはありました。でも、それを乗り越えようと努力したんです」
日本でのツアーやライブへの目標は?
「計画はまだわかりませんが、希望はあります。僕は多くの方々といっしょに歌うことが大好き。そのためにはまず、僕の歌を知ってもらうことが必要だし、そのためにがんばっています。だからこそ、たくさんの舞台やコンサートをやらないといけないと思っています」
韓国では知らぬ人がいないスーパースター。彼が日本の歌謡界を席巻する日も近い!
ソ・イングク
’87年10月23日生まれ、大韓民国蔚山広域市出身。韓国のオーディション番組で優勝し、’09年に正式デビュー。’12年に、主演ドラマ『応答せよ
1997』が大ヒット。ドラマ挿入歌『ALL For
You』は米・ビルボードK-POPチャートで2週間連続1位を獲得した。日本版オフィシャルウェブサイトのURLはhttp://www.seoinguk.jp/
シングル『We Can Dance Tonight』
【Type-A】CD+DVD1,800円、【Type-B】CD 1,200円(ともに税込み)で、CROWN
RECORDSより10月16日発売(写真は【Type-B】)