NHK大河ドラマ『天地人』に小早川秀秋役で出演する俳優・上地雄輔(30)が15日、東京・渋谷の同局で自身最後の収録を行った。小早川秀秋は関ケ原の戦いで勝敗のカギを握る重要な役柄。2ヶ月間の初の大河ドラマ撮影を終えた上地は「現場はスタッフとの距離も近くて、みんなの仲が本当に良いんです。お世辞ではなく本当に楽しかった。大河ドラマ独特の時間の流れがあって、役者として貴重な経験をさせてもらいました。感謝しています」と振り返った。「大河に主演するなら誰を演じたい?」という質問に、「足利尊氏!小さい頃に『太平記』を見ていて、かっこいいと思ったから。僕にとってはスーパーヒーロー」と意欲を見せた。(撮影:小山伸正)