タレントのビートたけし(64)が審査委員長を務める『第20回 東京スポーツ映画大賞』の授賞式が27日、都内ホテルで行われた。審査委員長を務めるたけしと共に受賞者が登場した。主演女優賞には映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』と『時をかける少女』の演技が素晴らしかった仲里依紗(21)が選ばれた。たけしは仲の『演技の振り幅』を絶賛し、奇抜な髪形とスパンコール付きのミニドレス姿に「痩せた小向美奈子かと思った」とシュールな突っ込みをしていた。主演男優賞は豊川悦司(48)が受賞し、たけし自らが北野武として監督した映画「アウトレイジ」が作品賞など5部門を受賞した。また、併催された『第11回 ビートたけしのエンターテインメント賞』では、ピース、ブラックマヨネーズ、スリムクラブのお笑いコンビ3組が日本芸能大賞を受賞した。たけしはピースを「昔からのお笑いに興味があって見てきた子たちがここまで来たかと。最先端にいる」と絶賛していた。その後、ピースの綾部祐二(33)は「たけしさんから賞をもらうというのは、芸人にとって一味もふた味も違うこと」と、とても喜んでいた。(撮影:横山孝行)

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