女優の常盤貴子(38)が7日、東京・千代田区の東京国立近代美術館で8日に開幕する『生誕100年 岡本太郎展』の開会式に登場した。常盤は、岡本太郎生誕100年を記念したNHKドラマ『TAROの塔』で岡本太郎の妻である岡本敏子を演じている。艶やかな着物で登場した常盤は「今となっては日本で一番、岡本太郎のことが好きなんじゃないかっていうぐらい、自信があります」と、笑顔で答えた。作品の印象を聞かれると、「もう、爆笑ですね。私にとって太郎さんの作品は心を温かくしてくれるもので、いつ見ても『わっ!おもしろい』と思えて元気になれる。アートを見るのではなく体験して欲しい!」と、しっかりと展覧会のPRもしていた。好きな作品については、「立体的な作品が面白いと思っていましたが、展覧会では『森の掟』のようにドラマにも使っている有名なものから、知らなかったものまでたくさんあって、どれも力強いんですね。」と選べないようであった。また、「太郎さんの最大の作品は敏子さんと出会ったことなんじゃないでしょうか。彼女に会ったことで作品が100倍も1000倍も広がっていったと思います」と感慨深く語った。(撮影:鈴木高宇)

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