「ママ、ママ、これ買って。これ欲しいよ!」
12月中旬の午後2時過ぎ、東京・六本木にある東京ミッドタウン内にある高級スーパーの店内に、幼い男の子が甘える声が響き渡った。
男の子がママとよんでいたのは紗栄子(25)。彼女には1年以上、離婚協議を続けている夫・ダルビッシュ有投手(25)との間に授かった長男(3)と次男(1)の2人の男の子がいる。その日は長男と2人での買い物だったようだ。
そのころアメリカでは、大リーグ入りを目指す夫・ダルビッシュのポスティングシステム(入札制度)が締め切られようとしていた。複数球団からオファーがきたダルビッシュ。契約の最低ラインは、5年で7,500万ドル(約56億2,500万円)ともいわれている。
離婚協議が泥沼化している原因は、夫婦間の金銭問題だという。紗栄子にとって、この史上最高の入札額は朗報だと、スポーツ記者は話す。
「2人の子どもが20歳になるまで、紗栄子さんがダルビッシュ側に要求した養育費は1カ月1,000万円。しかし、ダルビッシュ側が示したのは月額100万円でした。しかし、いまだ離婚にいたっていない現在、メジャーで契約が決まれば紗栄子にとっても離婚調停が有利に働くとも考えられますからね」
セレブ生活維持のためにも、紗栄子はダルビッシュのメジャー入りと高額契約を切望していることだろう。