3月19日、都内で、故梶原一騎氏の漫画が原作の映画『愛と誠』の完成報告会見が行われ、主演の妻夫木聡(31)と武井咲(18)らが出席した。
本作では、現在31歳の妻夫木と18歳の武井は共に高校生役。妻夫木は、開口一番「31歳なのに高校生役やってすいません」と謝罪。会場は笑いに包まれた。
今作品では妻夫木と武井含め、出演者が歌って踊るミュージカルの要素が含まれており、2人は音楽を担当するプロデューサー小林武史氏とともに、スタジオで歌を収録した。妻夫木は「ミスチルとかやってるスタジオに入っていいのかなと緊張しました。歌って、メチャクチャ難しい。カラオケで歌がうまい人と歌手は全然違うと実感しました」と語った。
また、本作について「台本読んだときは、なかなかふざけた映画だなと思った。バカみたいに当たる映画じゃないと思うけど、みんな楽しんでもらえるかな」と話すと、武井は「台本をしっかり読まなくてもいいなと思える現場でした」と爆弾発言。三池監督は即座に立ち上がる“抗議”で笑わせた。妻夫木は、すかさず「現場でセリフが変わることが多かったよね」とフォローしたが、三池監督は「手遅れ」と苦笑いしていた。(撮影:江口明裕)