「当初は上野樹里さんだけでなく、オダギリジョーさんとのW主演だったそうです。でも、発表時にはオダギリさんが脇へ格下げになっていました」(テレビ局関係者)

 上野樹里(24)にとって2年4か月ぶりの連ドラ出演作となる4月クールドラマ『アリスの棘』(TBS系)。オダギリジョー(38)、栗山千明(29)、藤原紀香(42)など豪華な共演者が並ぶが、当初はオダギリも主演の予定だったという。いったい何があったのか? 前出のテレビ局関係者が続ける。

「昨年末、オダギリさんサイドから『2番手か3番手でお願いします』と連絡があったそうです。番手を下げてほしいという事務所はかなり異例ですよ。たいてい、『番手を上げてほしい!』という事務所と揉めるくらいですから(笑)。制作サイドとしても『出演してくれるのであれば』と意向を組むことにしたようですが……」

 オダギリは、4月から深夜ドラマ『リバースエッジ大川端探偵社』(テレビ東京系)の主演が決まっている。だが、番手を下げる理由はこれとは関係ないという。

「彼は、映画と深夜ドラマ以外の主演は受けないようにしているそうです。理由は、打ち切り恐怖症になっているからだと言われています。09年の主演作『ぼくの妹』(TBS系)では、日曜劇場歴代最低の平均視聴率を記録。12年の『家族のうた』(フジテレビ系)では平均視聴率3.3%で、予定より3話も早く打ち切られてしまいました。すっかり“数字の取れない俳優”のレッテルを張られた彼は『もう主演はやりたくない……』とショックが癒えないそうです」(前出・テレビ局関係者)

7日には『日本アカデミー賞』の会場へ向かうべく自ら運転する彼の姿を目撃している。そこで彼は映画『舟を編む』での熱演が認められ、優秀助演男優賞に輝いた。

「彼は役作りにのめり込みたいタイプ。ドラマ主演となれば番組宣伝のために時間を取られますから、彼としては煩わしさを避けて降格を志願したのかもしれませんね」(映画関係者)

妻の香椎由宇(27)は第二子出産間近。パパとしての責任が重くのしかかっている。

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