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「ずっと引きずってきたマイナスイメージを、今回、うまく仕事につなげたな、と思います。体が痩せてるっていうのも、肩甲骨とか出ていて、けなげな感じですよね。髪も切って、今回の広告で過去に訣別した印象を与えたんじゃないでしょうか」

 

そう話すのは、コラムニストの辛酸なめ子さん(42)。

 

ベッキー(32)が、9月29日の日本経済新聞朝刊に掲載された、宝島社の全面見開き広告で、“捨て身セミヌード”を披露すると、世間に驚きが広がった。これまで、復帰の動きを見せるたびに批判にさらされてきたベッキー。だが、今回待っていたのは、意外にも“応援”の声だった。本誌でも、ベッキーと同じ“働く30代女子”10名を緊急取材したが、返ってくるのは意外なほどの“応援”の声!

 

《良かったなって思う。いろいろうまくいくといいね。新しい服、見つかるといいね》(34歳・翻訳家)

《あんな男に人生振り回されたベッキーにちょっと同情。でも、元カレと真逆の、いい方向にいってるんだなってわかる広告。あの男は一生変われなさそうだけど、ベッキーは変われそうな予感がする》(30歳・博物館勤務)

《きれい! 素直に女性として素敵だなと思いました》(35歳・弁護士)

 

意外な“大物女優”も賞賛の声をあげている。10月末に主演映画『塀の中の神様』の公開をひかえる島田陽子(63)だ。島田自身、かつて衝撃的なヘアヌード写真集に挑戦し、55万部を売っている。

 

「私たちショービジネスの世界で生きる人間は、常に世間の目にさらされています。精神的にもビジュアル的にも、ある意味裸になる仕事と言えます。ベッキーさんのヌードへの決断は、気持ちの切り替え、次へ行くためのきっかけとして必要だったのではないでしょうか。その先にどんな道があろうと、負けないことです。美しく裸になりましょう! 悲しみも苦しみも、笑顔で引き受ける強さを身につけて。素敵なヌード、おめでとうございます。Be strong(強くあれ)」

 

もちろん、今回のセミヌード広告を批判する人もいる。漫画家の倉田真由美さんは、「ベッキーさんはいつもやることが中途半端」とぶった斬った。

 

「どうせやるなら全部見せなきゃ。見る側にも物足りなさが残る。バックショットでもお尻がわかるくらいの、“ここまでよく頑張ったね”って思えるほどだったら拍手も送りたくなるんですけれど、あれじゃあなあ」

 

10月からラジオ番組のレギュラーも始まったベッキー。これで心機一転となるか。

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