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「私がひどい虐待を受けているときに、あの方の……“豚野郎”って言っちゃいますね。ワハハハハ」

 

5月5日、都内で行われた泰葉(56)のライブには多くのマスコミが詰めかけていた。その発言に注目が集まる中、彼女は冒頭のようにぶちまけ始めた。いま何かと話題を呼んでいる泰葉。発端は、ブログでの発言ぶりだ。4月24日、彼女はこう切り出していた。

 

《私、泰葉事 海老名泰葉は 元夫、春風亭小朝事 花岡宏行を20年にわたる (中略)全てを網羅した虐待をここに告発します》

 

春風亭小朝(62)を“恐怖の金髪SM豚野郎”と呼び、元夫による暴行・いじめ・異常性行為などの虐待に苦しんできたと明かしたのだ。29日には小林麻央(34)と同じブログを汚したくないとして撤退を示唆。30日には恐喝容疑で逮捕された坂口杏里(26)を養子にする計画があったと明かすなど、仰天発言を連発。ネット上でも心配の声が上がっていた。

 

ライブの日、久しぶりに登場した彼女は金髪ショートカット姿。10分遅れで会場に登場すると、ハイテンションで話し続けた。曲の合間には騒動についてのトークを展開。小朝については「名前言うのも面倒くさいんで豚野郎にします」として、こう続けた。

 

「本当にひどい虐待を受けていて傷跡もあるんです。私は青あざになりやすいんですよ。ちょっとぶつけただけであざになるんですけど、ほとんど全身あざだらけ」

 

ライブでは元夫への暴言にとどまらず、次々と持論を展開していった。坂口杏里を養子にする件については、結婚していたときから彼女を「いい子だな」と思っていたこと、過去にもひどい目に逢っていた女性を更生させた経験があること、そして現在25歳のネパール人男性も養子縁組しようとしていることなども明かした。

 

「だからね。杏里ちゃんだけ突発的に思い立ってやったことではなく、私にはちゃんと立証があるんです。ここ、女性自身さんもちゃんと書いておいてください」

 

場当たり的な考えではなかったと強調していた泰葉。だがその後、こんな持論も……。

 

「安倍ちゃんもモリモト学園(※森友学園の間違い)で大変だったみたいですが、何とか持ち直したようです。あのユキエ夫人(昭恵夫人の間違い)というのは色んなところに声をかけているから自業自得なのかも。あの方は、お嬢さまですからね!」

 

かと思えばピアノの演奏中に突然、涙をぬぐう一幕もあった。

 

「(美空)ひばりさんに励まされました。『人生一路』、本当にこれを聴いて私は虐待に耐え抜きました。ひばりさんがいなかったら今日の私はございません!」

 

そう主張したが、歌いだしたのはなぜか『人生一路』ではなく『お祭りマンボ』。そして最後に、こう宣言した。

 

「いま一分一秒を争う虐待に遭っている人がいます。そういう人たちのために、もし私にそういう力ができたなら、シェルター、隠れ家のようなものを作って……」

 

一部報道によると、今月中に改めて記者会見を開く予定だという泰葉。小朝に対しても「訴えたかったらどうぞ。私にはすごい弁護団がついている!」と強気の姿勢を崩していない。お騒がせキャラを“再発”させた泰葉。いばらの道はまだまだ続きそうだ――。

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