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「記事が出て1週間がたった8月17日の夜、彼女が名古屋・中日劇場で出演していた舞台『音楽喜劇 のど自慢 上を向いて歩こう』のスタッフや出演者が集まって食事会があったんです。上原さんは落ち込んでいるようすはなく、最後まで参加しました。それどころか、ふだんよりも積極的に話しかけにいったり、出席者たちと盛り上がっていましたよ」(参加者の1人)

 

8月10日発売の『女性セブン』で、14年に自殺した夫・TENNさん(享年35)の“自死の真相”を報じられた上原多香子(34)。TENNさんの葬儀は、同年9月に大阪市内でしめやかに執りおこなわれた。あれから3年、彼女は“悲劇の妻”であり続けてきたが――。

 

「今回、TENNさんの弟が“もう黙っていられない”と、残されていた遺書を公開したのです。そこには、彼女が不倫していたことが書かれ、不倫相手の俳優の実名を挙げて、“彼と幸せになってほしい”という衝撃的な言葉が記されていたんです」(スポーツ紙記者)

 

遺族はこれまで、自殺の真相について堅く口を閉ざしてきたが、その陰ではさまざまなことが起きていた。

 

「じつは、彼が亡くなった数カ月後に、精神的なダメージを受けたということを含めて、ご遺族から彼女に対して損害賠償請求がされたんです。金額は3~4千万円と聞いています。ご遺族としては、せめて法的なことだけでもきっちりしておかないと、気持ちの整理がつかなかったのでしょう。でも、上原さんも応じる気持ちはあったのですが、お金の問題もあって、話し合いが延び延びになって……」(前出・TENNさんの知人)

 

さらに遺族の態度が硬化したのは今年5月。『フライデー』で上原の“新恋人”が報じられたときだ。“新恋人”として報じられたのは、演出家のコウカズヤ(40)。みずから劇団を主宰する、新進気鋭の演劇人だ。冒頭のとおり、名古屋での舞台関係者との食事会では、明るい表情を見せていたという上原。その背後には、この新しい彼と目指す“新生活”があったのだ。

 

「コウさんは、彼女の不倫が原因でTENNさんが自殺したことも知ったうえで、彼女と付き合い始めたんです。だから今回の報道が出ても気持ちに変わりはなく、しっかりと彼女を支えていくつもりですよ」(コウの知人)

 

上原が食事会で見せたようすは“カラ元気”ではないと、彼女の知人も話す。

 

「彼女は、報道に動じていませんよ。いつか出るものと思っていましたから。もちろん、TENNさんには申し訳ないという気持ちはあるでしょう。でも、前に進むしかないという気持ちのほうが大きいんです。いまの彼女には、コウさんの存在が支え。彼と再婚するつもりで、周囲にもそう話していて、それが励みになっているんです。じつは7月上旬に、“妊娠”の兆候が出て、産婦人科にも通ったそうです。どうしても子供がほしいという気持ちなんでしょうね。ただ、TENNさんのご遺族からしたら、“何を浮かれて……”と思われるのは、しかたないかもしれませんね」

 

待ち受けるのは茨の道か――。

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